先日、会社に着いてから忘れ物をしていることに気づきました。
会社から、自宅までJRを乗り継いで30~40分程度。
ランチを早めに済ませて自宅に戻り、そのまま外出することにしました。
この日の東京の天気は曇り。だけど、日中は、むしむしっと暑い日でした。
時間に追われ、小走りに自宅に向かうと、ちょっと汗ばんでいました。
いったん自宅に戻るということは、当然、西子とご対面することになります。
西子にとっては、思わぬ時間に僕が帰ることになるので、きっとびっくりするに違いないと考えました。
「どうしたの? なんで帰ってきたの? なんかあった?」
という感じで「あおーん」を連発されると、何となく後ろ髪を引かれるような思いになってしまいそう。
というわけで、そーっと帰って、そーっと出て行こう、と考えました。
そーっと鍵を回し、そーっとドアを開けると、猫ベッドで背を向けて寝ている西子が見えました。
「よし、よし起きないな。大丈夫」
と思い、抜き足・差し足で用事を済ませました。
この間、西子は爆睡。ピクリとも動きません。しかも、よくみると電気アンカをしっかりと抱くようにして寝ています。
「こいつ、暑くないのか?」
と思い覗き込みましたが、爆睡中の西子は依然として起きる気配なし。
結局、当初の思惑通り西子の睡眠を妨害することなく、退出することができましたが、西子のあまりの無反応にやや寂しい思いをする飼い主・たっちー。
いずれにしろ、西子には番猫は無理ってことのようです。