最近の西子は、僕の布団の中と枕の横を出入りして、体温を調節しながら寝ていることを以前書きました(最近、以前、書いた話の続きが多くなっています。すいません…)。
ある夜、さあ寝ようと思って、電気アンカのコンセントを抜いて視線を西子に向けると、猫ベッドでスヤスヤと気持ちよさそーに寝ています。いつもなら、ここで抱き上げて布団の中に引きづり込むところ。でも、最近は布団の中よりも、枕の横にいる時間が増えてきました。
「やっぱり、布団の中は暑くなってきたのかなぁ」と僕なりに気を使い、その夜はそのまま別々に寝ることにしました。
しかし、その気遣いが、僕の悲劇を生んでしまいました。
翌日は土曜日。会社も休みで特に用事もなかったので、ゆーっくりと10時ごろまで寝ていようと思っていたのですが、西子による耳元の「あおーん」に起こされる僕。時計を見るとまだ6時前。
「なんだよぉ、西子ぉ~。休みなんだからゆっくり寝かせてくれよぉ~」
と布団の中に引きづり込んだのですが、「あおーん」を連発しながら這い出る西子。
「それでは…」と思い、猫ベッドに入っている電気アンカのコンセントを入れたのですが、依然として止む気配のない耳元の「あおーん」。
「ちょっとー、寝るときは一緒って言ってたじゃない! しかも電気アンカは冷たくなってるし。一体、どーいうことなのよー!」
と、まあ西子の言い分は、どーやらこういうことだったようです。
「俺が悪かったよぉ~。許してくれよぉ~」
猫相手に、意味不明に謝りながら、再度、眠りにつこうとする僕。
「そうはさせないわよー」とばかりに、寝ている僕の体の上を歩き始める西子。
押さえつけて、なでなでして何とか気持ちを落ち着かせたのですが、1時間ほどすると怒りを新たにして、耳元の「あおーん」を再開する西子。再度、押さえつけてなでなでして気持ちを落ち着かせる僕。こんな攻防を繰り返していたのですから、寝た気がしません。結局、昼近くになって、ごそごそと布団から這い出る僕。
一方、西子はというと、布団の中で何事もなかったかのようにグデーッと寝ています。
「勘弁してくれよぉ~」
などとグチりながら、週末が始まったのでした。
ある夜、さあ寝ようと思って、電気アンカのコンセントを抜いて視線を西子に向けると、猫ベッドでスヤスヤと気持ちよさそーに寝ています。いつもなら、ここで抱き上げて布団の中に引きづり込むところ。でも、最近は布団の中よりも、枕の横にいる時間が増えてきました。
「やっぱり、布団の中は暑くなってきたのかなぁ」と僕なりに気を使い、その夜はそのまま別々に寝ることにしました。
しかし、その気遣いが、僕の悲劇を生んでしまいました。
翌日は土曜日。会社も休みで特に用事もなかったので、ゆーっくりと10時ごろまで寝ていようと思っていたのですが、西子による耳元の「あおーん」に起こされる僕。時計を見るとまだ6時前。
「なんだよぉ、西子ぉ~。休みなんだからゆっくり寝かせてくれよぉ~」
と布団の中に引きづり込んだのですが、「あおーん」を連発しながら這い出る西子。
「それでは…」と思い、猫ベッドに入っている電気アンカのコンセントを入れたのですが、依然として止む気配のない耳元の「あおーん」。
「ちょっとー、寝るときは一緒って言ってたじゃない! しかも電気アンカは冷たくなってるし。一体、どーいうことなのよー!」
と、まあ西子の言い分は、どーやらこういうことだったようです。
「俺が悪かったよぉ~。許してくれよぉ~」
猫相手に、意味不明に謝りながら、再度、眠りにつこうとする僕。
「そうはさせないわよー」とばかりに、寝ている僕の体の上を歩き始める西子。
押さえつけて、なでなでして何とか気持ちを落ち着かせたのですが、1時間ほどすると怒りを新たにして、耳元の「あおーん」を再開する西子。再度、押さえつけてなでなでして気持ちを落ち着かせる僕。こんな攻防を繰り返していたのですから、寝た気がしません。結局、昼近くになって、ごそごそと布団から這い出る僕。
一方、西子はというと、布団の中で何事もなかったかのようにグデーッと寝ています。
「勘弁してくれよぉ~」
などとグチりながら、週末が始まったのでした。