余目駅で、羽越本線上り列車に乗り換える。
車窓から見る水田の白い鳥は、シベリアから飛んできた白鳥だろう。
まもなく到着した鶴岡駅。
雪の降る街。
タクシーで15分の湯田川温泉で宿泊した”珠玉や(たまや)”の5階にある展望風呂からの眺め。
鳥海山も見えるという。
スタッフの方は、どなたも優しく親切。
食事もおいしい。
裏手にある本店”九兵衛”の格調高い浴場も利用できる。
どれも、透明な、源泉掛け流しの湯。肌にやさしく、ゆっくり、ゆったり、のんびり、入浴できる。
翌日、村上市に向かう羽越線の窓越しに、日本海が白い波頭をたてて、迫ってきた。
途中下車の村上市は、やはり鮭の街だ。
(改札口を出て、まず目についた手作りの鮭)
(鮭が上ってくる三面川”みおもてがわ”)
(三面川にかかる下渡大橋”げどおおはし”のレリーフ)
(イヨボヤ”鮭の方言”会館の前で)
(「塩引き鮭」を仕込む)
新幹線で手に取ったJR東日本の旅雑誌「トランヴェール」11月号掲載の「味匠喜っ川」の吉川哲鮭さんが、同じスタイルで店に立っておられた。(撮らせてくださってありがとうございます)
新潟駅に到着し、「とき」に乗り込めば帰ったも同然。旅の終わりだ。