秋葉原駅から、神田川にかかる万世橋を渡って須田町1丁目に出る。
鉄道博物館の跡地の立派なビルの前に昔の写真が展示してあった。須田町にあった広瀬中佐の像だ。
須田町1丁目には、戦災を免れた昭和初期の建物が残る一画がある。
数あるクラシックな名店のうち、“鮟鱇鍋”の“いせ源”に入った。
“先客万来”の看板は、わざわざ海中に沈め、船虫に食わせたもので、“お客さんたくさん召し上がって下さい”というシャレだ。
いつものことで、おいしく食べたが、一つ一つの素材や味は、と聞かれると答えられない。ただ、洗練された味ということは、漠然と感じられる。