令和四年コロナ禍の中での名古屋場所、7月24日の千秋楽は、中入り後の取り組みの中に十両の力士を5人も入れての編成。それでも二番の「不戦勝」が出るなど、コロナの影響を強く受けた開催だった。
優勝したのは、前頭2枚目の逸ノ城関。
逸ノ城関は、47場所目でつかんだ初優勝。
今場所は、6日目まで全勝だった。5日目には横綱照ノ富士を破った。ただ、7日目正代、8日目琴の若にたて続けに破れ照ノ富士と2敗で並んだ。14日め、明生に敗れ万事休すかと思われたが、照ノ富士も正代に敗れ3敗で並んだ。そして今日千秋楽で、逸ノ城は宇良に勝ち、照ノ富士は貴景勝に敗れ4敗となった。
8年前日本で力士になろうと、照ノ富士と一緒にモンゴルを離れた少年逸ノ城は、優勝し志を果たした。
おめでとうございます!
朴訥な感じであまり喜怒哀楽を表に
出さない関取、おめでとうさんでした。
無口であまり表情を顔に出しませんが、どこか愛嬌があり逸ちゃんと呼ばれています。
モンゴルの遊牧民の出身だそうですが、ここまでよく頑張ったと思います。