雨曇子日記

エイティライフの数々です

騎馬武者のパレード

2016-10-08 21:40:40 | 関東の小都市歩き

ここ数年千葉県鎌ヶ谷市の市民祭りは「相馬野馬追」の騎馬行列がメインとなっています。

 

             

             

             

 

一度見ておきたいと思い、10 月 8 日(土)新鎌ヶ谷駅に降りると雨でした。

 

             

             

             

             

 

小降りになってきたので、騎馬行列が出発する貝柄山公園近くに行ってみました。

まもなく、国道 464 に騎馬隊が現れました。

 

             

             

             

             

             

             

 

福島県相馬市の野馬追は、相馬家の遠い祖先、平将門が、下総の国小金原で野馬を捕え、神前に奉納したことに由来する伝統行事です。

本場の相馬市では 500 頭もの馬が登場するそうですが、鎌ヶ谷市のパレードでは 12 頭(だったかな)です。

でも、雨で滑りやすい舗装の道を行くのですから警備の方々は気苦労が多かったろうと思います。

 

        

             

             

    

             

             

             

                             ( 大量の糞の後始末ご苦労さまです)

 

人によく馴れた馬ではあっても、何かの拍子に暴れださないとは限りません。

そんなことが実際に起きたとしたら、警護の人は押さえ切れないでしょう。見学者はそのことをわきまえておく必要があるように私は思いました。

 

             

             

             

             

             

             

             

             

 

でも、盛会裏に無事終了し、何よりでした。


柏市郷土資料室

2016-10-07 21:31:32 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

柏駅東口からの東武バスを“沼南庁舎バス乗継場”で降りると目の前が“沼南庁舎”、その一角にあるのが、“柏市郷土資料室”です。

 

        

             

             

 

エレベーターで 2 階へ上がります。

 

             

             

                      (踊り場からの外観)

             

                      (踊り場に展示されている作品)

             

             

 

静かで快適な空間です。

まず、柏市の遺跡で発掘された土器や石造物に魅せられました。

 

        

            (弁天山古墳発掘の石枕)

                          

              

                   (船戸古墳より出土の鉄剣)

 

土器のかけらに紙を載せて色鉛筆で擦ると文様が浮かび上がります。

こんなちょっとした作業を通して土器に一歩ちかづきます。

 

             

        

 

手賀沼の絵図です。

 

        

       (明治 4 年・1871 布瀬村区長作成のもの)

             

               (宝永元年・1704 の図絵)

 

柏はごく最近まで千葉の一寒村にすぎなかったように思いました。

 

             

               (柏は 40 の村の集まり)

             

             

              (昭和 4 年の柏駅前を描いた松井天山の絵図)

             

              (市になったのは昭和 29 年)

             

                (昭和 20 年代の柏駅)

             

                (昭和 31年 12 月、やっと西口ができた)

             

               (昭和 42 年の柏駅東口)

 

資料室を出て、沼南庁舎(旧沼南町役場)を眺めました。

 

       

 

裏手の小路を行くと、数分で“ひまわりプラザ”(旧沼南町中央公民館)に出ます。

 

        

             

        

                 

 

 


法華経寺の 2 つの塔

2016-10-06 22:04:08 | 神社仏閣

9 月 27 日(火)中山法華経寺を散策しました。

特に行事のない午前の境内は人気がなく広々としていました。

 

             

             

 

祖師堂など歴史的な建物に囲まれ、新しい石塔が目につきました。

 

                

             

 

平成 21 年(2008)造立のこの石塔は日蓮の“立正安国論”が作られて 750 年を記念したものです。

“立正安国論”が作られた文応 1 年( 1260 )は、 14 年後の文永の役、さらに 7 年後の弘安の役と、二度に亘り蒙古軍の来襲を受ける受難の時代でした。

 

             

             

 

こちらは、国指定重要文化財の五重塔。

元和 8 年( 1622 )本阿弥光室(光悦の甥)が加賀藩前田利光公の援助を受けて建立とのこと。

本阿弥家は代々の法華信仰で知られ、“光”の字は先祖が日親上人からもらった法名“本光”に由来するそうです。

(本阿弥一族で一番有名なのは“本阿弥光悦”仁王門の扁額の文字「正中山」は光悦筆)

 

                         

 

 


法華経寺の日蓮像

2016-10-05 21:28:46 | 神社仏閣

        

 

千葉県市川市中山の法華経寺は、鎌倉時代、日蓮が最初に教えを説いた寺で、日蓮宗の大本山の一つです。

 

             

             

 

私は最初、境内にあるこの像が日蓮上人と思っていましたが、この方は、鎌倉で迫害されていた日蓮上人の庇護者でこの地の有力者であった富木常忍、後の日常上人でした。

日蓮上人は、絵馬堂の額にあるような方であったかもしれません。

 

             

 

ところで、近年、赤門(仁王門)の前に、立派な日蓮像が建ちました。

 

        

    

 

平成 25 年 4 月、多くの日蓮宗寺院の協力でできたようです。


トラピーズ ヒーローズ

2016-10-04 20:04:39 | 柏(アーバンパークライン沿線)を歩く

             

 

東武アーバンパークライン高柳駅である。

複線化が進む中の単線部分の駅。まだ、西口は開設されていない。

 

        

        

             

                (昨年西口に建ったスーパー ヤオコー)

 

そんな高柳駅東口を出て、駅前の桜並木を進み、県道船取線を渡り、右折してすぐ、“トラピーズ ヒーローズ”という施設ができた。

 

        

        

             

             

             

             

             

 

予約制で、しかも金・土・日・月の 4 日間しか開業していない。

それでもトライする人は絶えないようだ。

             

 

     


気がつけば秋たけなわ

2016-10-03 10:18:14 | 柏(大津川流域)を歩く

今年は 9 月になっても涼しくならず、また、台風がひっきりなしにやって来て、雨天が多く家に引きこもりがちでしたが、10 月 2 日は久しぶりに青空の天気になりました。

外に出ると、金木犀が匂ってきます。隣家のムラサキシキブ、萩もすっかり秋の色です。

 

        

             

        

        

       ( 9 月下旬のヒガンバナ )

 

大津川べりに出ると、コスモスが咲き乱れ、柿が色づいていました。

 

        

        

 

田の道を、コンバインを乗せた車が来ました。

あっけないぐらい簡単に稲刈りが始まりました。この間、 10 分はたっていないと思います。

 

             

             

             

             

             

             

             

         

             

             

             

 

2 時間後同じ道を通ったら、稲刈りはすっかり終わっていました。


そごう 8 階“おしゃれギャラリー”にて

2016-10-01 22:00:12 | 展覧会

柏駅東口にダブルデッキができ、“柏そごう”がオープンしたのは、昭和 48 年(1973 ) 10 月、そして 43 年たった 平成 28 年( 2016 ) 9 月 30 日午後 8 時、“柏そごう”は閉店した。

TV のニュースで見たが、その時、ダブルデッキは開設以来というほどの人で溢れ、別れを惜しんだ。

その、そごう 8 階、プラザ館への空中回廊に“おしゃれギャラリー”があり、さまざまな展覧会が行われてきた。

私が 9 月 28 日に訪れたときは、流山市の「あけぼの書道会」の作品展だった。 

 

私は偶然通りかかったのだが、書の力強さにひかれた。

 

             

             

             

 

五歳から大人まで、主宰の桐田和光(郁子)さんの作品を始めすべてが輝いているように思われた。

中に、主宰のご両親の書があった。

 

             

        

 

娘の桐田和光さんのてほどきで作品をしあげられたご両親、今は故人となられたがさぞ晴れがましく思われたことだろう。

おしゃれギャラリー最後の展示会でよいものを見せていただいた。

 

             

              ( あけぼの書道会主宰 桐田和光(郁子)さん)

             

 

      


暮らしの手帳のレシピ

2016-10-01 15:06:54 | エッセー

   

NHK “とと姉ちゃん”が元気に仕事に社を飛び出していくところで終わり、ほっとしたような、続きが見たいような気分でふと目にした、忘れられていた“暮らしの手帳版のレシピ本”。

“おそうざいふう外国料理”(昭和 58 年 11 月 25 日 第 7 刷 ・ 発行者 大橋鎭子)

麻婆どうふを作ることにして近くのスーパーで豚挽きを買ってきた。(あとの具材は、ありあわせを使う)

作り方は、写真付きで 5 つの手順が説明されていた。最初の「豆腐をゆでるところ」は次のように書かれていた。

1 . おとうふが平らに入るくらいのナベを用意して、たっぷりの水で火にかけます。湯がわいてきたら、あまりおどらないように、火をしぼって、10 分ぐらいゆでます。こうすると、おとうふがかたくなります。

ずいぶん丁寧な説明だ。ベターホームの「お料理二年生」などでは「おとうふ」とは書かない。「とうふ」である。(まあそんなことはどうでもいいが)

兎も角、麻婆とうふは無事できあがり、れんこんの副菜を添えて夕食とした。