1月19日、日曜日の初級クラス教室です。
昨日は雪が少し降りましたが、今日はいい天気になりました。
今日は生徒さんは5人です。
講座はテキスト42ページからで、レッスン11「手番、持ち駒、駒得の効果」の続きです。
42ページの最後の第12図からで、こちらは相居飛車の中盤戦で全体図です。
先手の手番で持ち駒がある有利さを具体化するため、銀を捨てて王手飛車で先手優勢になるという次の一手です。
先に角打ちの王手も有力ですが、こちらは次善手で、手順前後で少し劣る変化ということも解説しました。
第14図は第1図の応用問題といえますので、復習も兼ねて第1図も改めて解説しました。
第14図の場合、手番とともに駒得も大切ですよの解説をしました。
第15図と第16図は似た局面での比較問題で、主に基本図の第15図をじっくり解説しました。
次回はレッスン12のポイントで44ページからになります。
レッスン12のポイントでテキストは終わりになりますので、もうそろそろ新しいテキストとなります。
指導対局は六枚落ち3局、八枚落ち2局でした。
六枚落ちは端を攻めて飛車を成り込んで、成香と金をうまく活用して素早く上手玉を寄せました。
八枚落ちは2局とも棒銀定跡で、飛車角を成り込んで龍と馬を連携してうまく寄せました。
みんな力を付けています。
今日は指導対局が終わってから取材をうけました。
その後は将棋ペンクラブの新年会に行きます。
棋士 所司和晴