１２月前半のＳクラス教室

１２月７日のＳクラス教室です。
本日は石田直裕が担当しました。

まずは１１時からＳクラス教室です。非常に寒い日でしたが１１名の参加でした。

講座は前回師匠の引継ぎで相矢倉の▲４六銀・３七桂戦法で後手△９五歩型に対し宮田新手の▲６五歩からの攻防。▲１五歩の突き捨てに△３七銀と打つ変化で▲３九飛～▲６四歩に△同角からスタートです。
激しい変化になりやすく一手一手が非常に難しいです。
先手の攻め方に応じて後手から見た指し手、考え方も勉強しました。
次回は後手が△１二歩と受けたところからです。



指導対局は５局。
飛香落ち４局、飛落ち１局です。
飛香落ちの１局を負けましたが、最後は難しい変化を逃してトン死してしまったので残念でした。
全体的に駒組みは定跡通りのきれいな駒組みで完璧です。
上手の少しの変化を意識しながら指せればもっとレベルアップすると思います。




１６時からはＳ+教室です。
平手で振り駒もありましたが５局全部後手。
四間飛車２局、中飛車１局、角換わり１局、矢倉１局でした。
やはり序盤の研究が行き届いています。
苦戦の将棋も何局かあって、レベルの高さを感じました。
チェスクロックを使っての二面指しは正直へとへとになります(^_^;



また担当する機会があると思いますので、そのときまでさらにレベルアップしているのを楽しみにしています。

石田　直裕