津軽中里駅構内には、「津軽鉄道サポーターズクラブ」が、クラウドファンディングを活用して修理費用を捻出した転車台。その姿を見ることが出来ました。


帰りの乗車券は津軽中里駅の窓口で購入しました。ここでは硬券が健在です。


機関車の後ろは津軽21形気動車。沿線の旧金木町出身の作家、太宰治の作品にちなみ「走れメロス」の愛称がつけられています。
今年は太宰治生誕110年。1月10日から3月末まで「太宰治生誕110年列車」のヘッドマークを取り付けて運行しています。

津軽鉄道線上り 152列車 ストーブ列車 津軽五所川原行
津軽中里 10:48発
駅スタンプの絵柄は、津軽国定公園にある周辺の名所から「海岸浸食景観の権現崎」、「大和しじみの産地気水湖の十三湖」、「盆踊り唄の十三の砂山」、「全国的にも珍しい頭頂部に笠木のある山王造り京風二重鳥居のある山王坊日吉神社」が配置されています。

車内販売のお兄さんも、一生懸命するめ焼です。

深郷田 レ
帰りもするめを焼いてもらいました。
プラスして「ストーブ列車どら焼き(赤~いりんご)」。

「ストーブ列車」の焼き印があるだけで、見た目は特段変わらないどら焼きです。

しかし、よく見ると「御所川原」のりんごマークシール。
「御所川原」は、果肉が赤く、花や葉、枝までも赤い、世界的にも大変珍しい品種のりんごで、通称は「赤~いりんご」です。登録者が五所川原市のため、市外に苗を持ち出して育てることが出来ず、五所川原市の特産品として成長し続けています。
その「赤~いりんご」が餡に使われています。ストーブ列車内限定販売とのこと。2個300円です。

深郷田駅の駅スタンプの絵柄は、縄文時代前期(約五千五百年前)に拓かれた原始深郷田があった「深郷田遺跡」と「浄水場」をイメージしたスタンプです。無人駅のため、スタンプは津軽中里駅に置いてあります。

大沢内 10:53着 10:53発
大沢内駅の駅スタンプの絵柄も駅周辺から採用しているようで「津軽大橋」、「鳥谷川」とローカルなものです。気になるのは「猿賀神社」。「猿賀神社」と言えば平川市の神社を想像するのですが、ここは「富野猿賀神社」正式には「猿賀深砂大権現」と言うそうで、神社本庁に属していない神社のようで、地図にもなく場所は天台宗般若寺の境内にあるそうです。ここも無人駅のため、スタンプは津軽中里駅に置いてあります。

川倉 レ
川倉駅の駅スタンプの絵柄は「藤枝の藤」と「絵文字」をイメージしたスタンプです。
現在の金木町藤枝地区はかつての桜井村で1726年(享保11年)藤枝村に改称しています。それと時期を同じくする1730年(享保15年)創建と言われる旧藤枝村にあった浄土宗浄円庵は、現在の保食神社境内の藤の花にちなんで紫雲庵と改名されたといいますから、「藤枝の藤」はここの藤を指すのではないかと思われます。
次の芦野公園駅までの間にある、太宰治が少年の頃よく遊んだ「芦野公園」にある芦野湖畔には約1,500本の桜があり、日本さくら名所百選に選ばれる桜の名所ですが、藤の花が綺麗に咲くところとしても知られています。なお、芦野湖の正式名称は「藤枝溜池」です。
「絵文字」に関しては残念ながら分かりません。
ここも無人駅のため、スタンプは津軽中里駅に置いてあります。

芦野公園 10:59着 10:59発
金木駅から混むことを想定して石炭を投入。

金木 11:02着 11:06発
するめは、かつては地元小泊産を350円で販売していたそうですが、近年のイカの不良で現在は日本海産を500円で販売しています。
それでも売れています。

金木駅から乗ってきました!

新聞・雑誌・テレビ等で紹介されている桑田ミサオさんです。
60歳で作り始めた笹餅が評判になり、75歳で「笹餅屋」を起業。ストーブ列車で販売する姿が何度もメディアに登場すると全国から注文が殺到し、笹餅だけで1年間に5万個以上も作っているとのこと。それでも最近では、地元金木町のスーパーでも手に入りづらくなったとか。

2個で150円。安い!美味しい!

御年92歳。「津鉄応援直売会」のメンバーとしてストーブ列車内でご本人が直接販売するのも最近は一シーズン2回位いとのこと。
興に乗っておしゃべりと歌のサービス。

胸にはストーブ列車のピンバッチ。

2018年(平成30年)1月に小学館より、『おかげさまで、注文の多い笹餅屋です』が出版されています。

嘉瀬 11:11着 11:11発
毘沙門 レ
津軽飯詰 11:20着 11:20発
津軽飯詰駅の駅スタンプの絵柄は「あすなろの家と銀杏・あやめ、梵鐘」をイメージしたスタンプです。
飯詰城(高楯城・高館城ともいう)址にある高楯城址資料館を「あすなろの家」と呼ぶそうです。確かに資料館はお城風の建物ですが、スタンプの絵はかなり誇張しているように思います。「梵鐘」は同じく飯詰城址にある日蓮宗高楯山妙龍寺のもと思います。
無人駅のため、スタンプは津軽五所川原駅に置いてあります。

五農校前 11:23着 11:23発
駅名にある「五農校」、青森県立五所川原農林高等学校の校門と校舎をイメージしたスタンプです。
駅から校門まではすぐですが、校門から校舎までは800メートルほど離れています。
ここも無人駅のため、スタンプは津軽五所川原駅に置いてあります。

十川 11:28着 11:28発
十川駅のスタンプの絵柄は 「工業団地と漆川の獅子」をイメージしたスタンプです。
工業団地は駅から500mの所に立地している「青森テクノポリスハイテク工業団地漆川」。漆川獅子舞は、雄獅子・中獅子・雌獅子の三匹によって演じられ、それにオカシコという猿が案内役として付きます。獅子が一匹で寂しいですね。
ここも無人駅のため、スタンプは津軽五所川原駅に置いてあります。

津軽五所川原 11:32着
あっという間に終着津軽五所川原駅に到着。
2両目のストーブ列車の団体は、金木駅から乗車した高級ツアーの一行でした。


行きの151列車に乗っていたアテンダントの小枝さんが金木駅で下車したのは、このツアーの車両に乗務するためだったそうです。
階段を降りてすぐが津軽鉄道。先に進んだところがJRの改札口です。

一行は、専用バスに乗って「立佞武多の館」に向かったようです。

つづく。


帰りの乗車券は津軽中里駅の窓口で購入しました。ここでは硬券が健在です。


機関車の後ろは津軽21形気動車。沿線の旧金木町出身の作家、太宰治の作品にちなみ「走れメロス」の愛称がつけられています。
今年は太宰治生誕110年。1月10日から3月末まで「太宰治生誕110年列車」のヘッドマークを取り付けて運行しています。

津軽鉄道線上り 152列車 ストーブ列車 津軽五所川原行
津軽中里 10:48発
駅スタンプの絵柄は、津軽国定公園にある周辺の名所から「海岸浸食景観の権現崎」、「大和しじみの産地気水湖の十三湖」、「盆踊り唄の十三の砂山」、「全国的にも珍しい頭頂部に笠木のある山王造り京風二重鳥居のある山王坊日吉神社」が配置されています。

車内販売のお兄さんも、一生懸命するめ焼です。

深郷田 レ
帰りもするめを焼いてもらいました。
プラスして「ストーブ列車どら焼き(赤~いりんご)」。

「ストーブ列車」の焼き印があるだけで、見た目は特段変わらないどら焼きです。

しかし、よく見ると「御所川原」のりんごマークシール。
「御所川原」は、果肉が赤く、花や葉、枝までも赤い、世界的にも大変珍しい品種のりんごで、通称は「赤~いりんご」です。登録者が五所川原市のため、市外に苗を持ち出して育てることが出来ず、五所川原市の特産品として成長し続けています。
その「赤~いりんご」が餡に使われています。ストーブ列車内限定販売とのこと。2個300円です。

深郷田駅の駅スタンプの絵柄は、縄文時代前期(約五千五百年前)に拓かれた原始深郷田があった「深郷田遺跡」と「浄水場」をイメージしたスタンプです。無人駅のため、スタンプは津軽中里駅に置いてあります。

大沢内 10:53着 10:53発
大沢内駅の駅スタンプの絵柄も駅周辺から採用しているようで「津軽大橋」、「鳥谷川」とローカルなものです。気になるのは「猿賀神社」。「猿賀神社」と言えば平川市の神社を想像するのですが、ここは「富野猿賀神社」正式には「猿賀深砂大権現」と言うそうで、神社本庁に属していない神社のようで、地図にもなく場所は天台宗般若寺の境内にあるそうです。ここも無人駅のため、スタンプは津軽中里駅に置いてあります。

川倉 レ
川倉駅の駅スタンプの絵柄は「藤枝の藤」と「絵文字」をイメージしたスタンプです。
現在の金木町藤枝地区はかつての桜井村で1726年(享保11年)藤枝村に改称しています。それと時期を同じくする1730年(享保15年)創建と言われる旧藤枝村にあった浄土宗浄円庵は、現在の保食神社境内の藤の花にちなんで紫雲庵と改名されたといいますから、「藤枝の藤」はここの藤を指すのではないかと思われます。
次の芦野公園駅までの間にある、太宰治が少年の頃よく遊んだ「芦野公園」にある芦野湖畔には約1,500本の桜があり、日本さくら名所百選に選ばれる桜の名所ですが、藤の花が綺麗に咲くところとしても知られています。なお、芦野湖の正式名称は「藤枝溜池」です。
「絵文字」に関しては残念ながら分かりません。
ここも無人駅のため、スタンプは津軽中里駅に置いてあります。

芦野公園 10:59着 10:59発
金木駅から混むことを想定して石炭を投入。

金木 11:02着 11:06発
するめは、かつては地元小泊産を350円で販売していたそうですが、近年のイカの不良で現在は日本海産を500円で販売しています。
それでも売れています。

金木駅から乗ってきました!

新聞・雑誌・テレビ等で紹介されている桑田ミサオさんです。
60歳で作り始めた笹餅が評判になり、75歳で「笹餅屋」を起業。ストーブ列車で販売する姿が何度もメディアに登場すると全国から注文が殺到し、笹餅だけで1年間に5万個以上も作っているとのこと。それでも最近では、地元金木町のスーパーでも手に入りづらくなったとか。

2個で150円。安い!美味しい!

御年92歳。「津鉄応援直売会」のメンバーとしてストーブ列車内でご本人が直接販売するのも最近は一シーズン2回位いとのこと。
興に乗っておしゃべりと歌のサービス。

胸にはストーブ列車のピンバッチ。

2018年(平成30年)1月に小学館より、『おかげさまで、注文の多い笹餅屋です』が出版されています。

嘉瀬 11:11着 11:11発
毘沙門 レ
津軽飯詰 11:20着 11:20発
津軽飯詰駅の駅スタンプの絵柄は「あすなろの家と銀杏・あやめ、梵鐘」をイメージしたスタンプです。
飯詰城(高楯城・高館城ともいう)址にある高楯城址資料館を「あすなろの家」と呼ぶそうです。確かに資料館はお城風の建物ですが、スタンプの絵はかなり誇張しているように思います。「梵鐘」は同じく飯詰城址にある日蓮宗高楯山妙龍寺のもと思います。
無人駅のため、スタンプは津軽五所川原駅に置いてあります。

五農校前 11:23着 11:23発
駅名にある「五農校」、青森県立五所川原農林高等学校の校門と校舎をイメージしたスタンプです。
駅から校門まではすぐですが、校門から校舎までは800メートルほど離れています。
ここも無人駅のため、スタンプは津軽五所川原駅に置いてあります。

十川 11:28着 11:28発
十川駅のスタンプの絵柄は 「工業団地と漆川の獅子」をイメージしたスタンプです。
工業団地は駅から500mの所に立地している「青森テクノポリスハイテク工業団地漆川」。漆川獅子舞は、雄獅子・中獅子・雌獅子の三匹によって演じられ、それにオカシコという猿が案内役として付きます。獅子が一匹で寂しいですね。
ここも無人駅のため、スタンプは津軽五所川原駅に置いてあります。

津軽五所川原 11:32着
あっという間に終着津軽五所川原駅に到着。
2両目のストーブ列車の団体は、金木駅から乗車した高級ツアーの一行でした。


行きの151列車に乗っていたアテンダントの小枝さんが金木駅で下車したのは、このツアーの車両に乗務するためだったそうです。
階段を降りてすぐが津軽鉄道。先に進んだところがJRの改札口です。

一行は、専用バスに乗って「立佞武多の館」に向かったようです。

つづく。