旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

『赤酢』 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)8月31日(水)

2022-08-31 19:33:38 | 閑雲野鶴日記

 今日は朝から断続的に雨脚が強まる、雨の一日でした。


 こんな天気ではありますが、お昼前まで所用で出掛けたため、昼食は青い森鉄道野辺地駅の駅そばパクパク』の「のり弁」でした。
 いつものように自作の掛紙を巻いて、『駅弁』気分!


 日替わりなので、おかずはその日にならないと分かりません。
 今日は人気の豚カツが入っていました。
 初めての遭遇です。
 

 おまけ。
 全国的に『源たれ』で有名になった上北農産加工が2022年(令和4年)3月1日から、青森県産米で造られた酒粕のみを使用した、着色料・甘味料無添加の『赤酢』を発売しています。


 御存知の通り赤酢の特徴は、酢特有のツンとした感じがこないやさしい味わいとなっていて、色々な料理に使えます。
 県産品と言うこともあり、最近我が家では万能調味料のように多用しています。
 今夜の肴。
 もらい物の食材(太字)と自宅で採れた野菜(斜体)の割合が多いかなぁ~。
 「長芋の赤酢漬け、胡瓜の辛子漬け、ビーマンと鶏挽肉の塩昆布和え」「南瓜の胡麻和え、焼売、たん下焼き、サニーレタス



駅弁コレクション245 「福を呼ぶ 海鮮萬両玉手箱」(八戸駅)

2022-08-31 11:57:51 | 駅弁コレクション
【福を呼ぶ 海鮮萬両玉手箱】(八戸駅)
                            2022.8.31投稿

2017年(平成29年)8月26日 新青森駅で購入 価格1,200円
                        [製造元](株)吉田屋

 水平線の向こうに朝日が昇る写真をバックに宝船の絵と中身のイメージ写真を載せた掛紙(スリーブ)です。


 ふたを開けるとカニ入りが厚焼き玉子が敷き詰められています。


 カニ入り厚焼き玉子を取り除くと、醤油風味御飯の上に載った、炙り漬けサーモン、帆立の照り焼き、きゅうりの酢漬、味付け刻み椎茸、味付けつぶ貝、紅ズワイガニフレーク、蒸しうに、穴子の蒲焼き、イクラ醤油漬が姿を現します。
 付け合わせは、小松菜・人参・椎茸の和え物とがりです。




 「千両」が「万両」に、玉子焼きを敷き詰めているところから、新発田三新軒の新潟駅駅弁『えび千両ちらし』を真似をしていると言われている駅弁です。
 一般的に海鮮系の駅弁は、製造時刻から実食するまでの時間や環境によって、美味しい・不味いが左右されるようです。
 『えび千両ちらし』パクリ説は別として、『宝船』をイメージ出来る盛り付けです。
 ただ、こちらのカニ入り厚焼き玉子は出汁がきいているというか少し水っぽく、人によっては出汁の臭みが気になることもあると思います。
 『2017夏 札沼線の旅』の途中、新青森駅で購入しました。
 この駅弁は終売となりました。

 製造・販売の吉田屋と言えば、1961年(昭和36年)の販売開始以来のロングセラー駅弁『八戸 小唄寿司』が有名です。
 創業は、東北本線戦線開通の翌年1892年(明治25年)。駅弁販売は東北本線では宇都宮駅・一ノ関駅に次いで3番目で、全国でも8番目と言われています。
 板前を志す函館の若者が包丁一本を携えて上京の途中、開業したばかりの尻内駅(現 八戸駅)で下車したところ。偶然、駅長の目に留まり、駅員のまかないの仕事を任されることになり、翌年にはおにぎりと漬物だけの弁当をホームで売り始めたのが「吉田屋」の始まりだそうです。
 2013年(平成25年)4月には、東京工場操業を開始しています。
また、2016年(平成28年)3月19日、新函館北斗駅併設の「北斗市観光交流センター」で、「BENTO CAFE 41°GARDEN」(弁当カフェ よんいち ガーデン)を開業し、駅弁を販売しています。
 なお、「よんいちガーデン」は、北斗市が北緯41度にあることにちなんでいるそうです。
 そして、尻内駅(現 八戸駅)で下車した吉田屋初代は、北海道北斗市(旧・大野町)出身だそうです。
 「駅弁味の陣」に数多く出品していて、受賞歴は次の通りです。
 「駅弁味の陣2014」で、『津軽海峡 海の宝船』が「彩賞」を受賞。
  現在も1,380円で販売しています。


 「駅弁味の陣2016」で、『こぼれイクラととろサーモンハラス焼き弁当』が「そそられ賞」を受賞。
  現在も1,480円で販売しています。


 「駅弁味の陣2017」で、『うにとウニと雲丹味くらべ弁当』が「そそられ賞」を受賞。
  現在も1,450円で販売しています。