旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅のコレクション~駅弁61 「牛肉山菜おこわ」

2019-02-26 16:31:01 | 旅のコレクション
【牛肉山菜おこわ】(米沢駅)
[製造元](株)松川弁当店 2019年(平成31年)1月19日 第54回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会で購入 価格1,080円


 松川弁当店と言えば「米沢牛」や「黒毛和牛」を使った肉系駅弁の元祖的な存在です。 現在、限定・季節販売を含め40種類以上の駅弁を販売していますが、その約8割が肉系又は「肉」の文字が入った駅弁になっています。
 この駅弁は通常、秋限定の販売で2日前までの予約が必要な駅弁です。


 「おこわ」は、駅弁ならではの冷めても固くならずに美味しくいただけるように、餅米とうるち米の「炊き込み御飯」になっていて、蕨などの山菜が入り醤油味で炊かれています。
 その上に、松川弁当店秘伝のタレで味付けした国産黒毛和牛の煮物がひろがり、飾り人参と奈良漬、そしてふき味噌が添えられています。
 付け合わせは、ゴボウ・竹の子・人参・椎茸の煮物に鰊の昆布巻きです。


 もっちりしていて美味しいのですが、駅弁の「おこわ」は、おこわ風炊き込み御飯の場合が多いので、それを分かって食べて欲しいと思います。
 本来の「おこわ」を食べたい方は駅弁で選んではいけませんね。

晴耕雨読日記 2019年(平成31年)2月25日 月曜日 時刻表発売

2019-02-25 18:59:23 | 晴耕雨読日記
 3月16日にJR各社はダイヤ改正を行います。
 それに対応した時刻表3月号が発売になりました。
 ダイヤ改正の話題もさることながら、ダイヤ改正後の3月24日には、東日本大震災の影響で不通になっていたJR山田線の釜石駅・宮古駅間が、三陸鉄道に移管して運転を開始します。
 そして悲しいことに、JR北海道では新夕張駅・夕張駅間が3月31日限りで営業を終了します。

旅のコレクション~駅弁60 「有田 焼カレー」

2019-02-25 16:05:41 | 旅のコレクション
【有田 焼カレー】(有田駅)
[製造元](株)プレアデス 創ギャラリーおおた 2019年(平成31年)1月18日 第54回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会で購入 価格1,800円


 2007年(平成19年)年から販売されている「カレーライス」の駅弁です。
 製造元の(株)プレアデスは、陶里の町有田でギャラリー&カフェレストラン「創ギャラリーおおた」を経営する会社です。
 これは、「創ギャラリーおおた」で提供されていた「有田焼カレー」を駅弁にしたものです。


 有田焼のイメージ器のイメージ写真が印刷されている掛紙をはずすし、黒い紙箱の蓋を開けます。「心からありがとう。」カードの裏にはネット通販の案内…。




 中ぶたを開けると…。
 有田焼に入った焼きカレーが顔を出しました。
 「お召し上がり方」の紙片がラップの上にのっています。
 温めて食べることを想定しているようです。
 なんでも、有田駅では電子レンジが用意されていて、温めてから列車に乗ることができるようになっているそうです。


 今回は自宅に持ち帰ってから食べたので、電子レンジで温めて食べました。
 28種類のスパイスを使ったという牛挽肉入りカレー、上にチーズがのっています。
 食べ始めは中辛、辛くないけどスパイシーな香りと味が広がります。
 チーズがのってある部分を食べるとコクが増しさらに美味しくなります。
 半分位食べた頃から、個人差はあるでしょうが、少し口の中に辛さが残るようになってきました。


 食べ終わると、器に描かれた今年の干支、猪が現れました。


 2011年(平成23年)1月の第7回「九州の駅弁ランキング」で第1位になった「有田 焼カレー」、本格的なスパイシーな香りがあたりに漂い食欲そそる分だけ、列車の中で食べたらカレーの香りが充満しそうです。
 カレーの駅弁がなかなか定着しないのは香りの問題でしょうか?
 山陽本線柳井駅の「ドライカレー弁当」惜しまれつつ販売終了した以降、焼カレーの駅弁はおそらく初めてだと思います。
 因みに、JR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2016」へのエントリーに合わせて、「峠の釜めし」の荻野屋が高崎駅駅弁として「上州牛の和風ビーフカレー」を発売しましたが、会期終了とともに終売しています。

旅のコレクション~駅弁59 「松山名物 醤油めし」

2019-02-24 18:10:25 | 旅のコレクション
【松山名物 醤油めし】(松山駅)
[製造元](株)三好野本店 2019年(平成31年)1月18日 第54回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会で購入 価格780円
 この駅弁は、2018年(平成30年)4月で事業を停止した、JR松山駅で駅弁を販売していた鈴木弁当店の看板商品と言ってよいものでした。
 その駅弁が、以前から交流のあった岡山駅で駅弁を販売する「三好野本店」がレシピを受け継ぎ、2018年(平成30年)8月8日から販売が再開されました。


 再開に当たって、パッケージのデザインは10年程前のものにできるだけ再現したほか、使う醤油の銘柄やご御飯に炊きこまれる松山揚げなども、鈴木社長から指導を受け、実際に試食もしていただいて、「鈴木弁当店監修」というの文字も入れたそうです。
 また、女性にも食べやすく小ぶりにすることで、当時の価格帯での販売をしているそうです。


 醤油の銘柄にまでこだわっただけあって、炊き込み御飯ではなく醤油の風味が広がる「醤油めし」になっています。
 その上に鶏肉・ゴボウ・人参・竹の子・蕨の煮物、錦糸卵の上には椎茸煮、付け合わせ的にかぶ漬・蓮根酢漬、そしてサクランボのシロップ漬も。


 「鈴木弁当店」のものを食べたことがないのですが、一度は食べてみたいと思っていた「醤油めし」、期待通りのものでした。

晴耕雨読日記 2019年(平成31年)2月24日 日曜日 今日は何の日

2019-02-24 18:08:18 | 晴耕雨読日記
 今日も晴れ!
 雪がどんどん解けていきます。
 でも油断大敵ですね。安心するのはまだ早いです。
 去年の今日は、こんな天気でした。


 さて、今日は何の日。
 1928年(昭和3年)の今日、2月24日は津軽鉄道が設立された日です。