相模原麻溝公園にもフジバカマが咲いているのに気付き、雨上がりで快晴になった、暖かな今日(11月1日)観察しに行くと、多種類の蝶たちがたくさん集っていました。見かけたのはキタテハ、ベニシジミ、イチモンジセセリ、ヤマトシジで、ベニシジミは3頭が訪れていました。アサギマダラにも淡い期待をしていたのですが叶いませんでした。
キタテハ
ベニシジミ
イチモンジセセリ
ヤマトシジミ
くずはの家のフジバカマにはアサギマダラ以外の蝶は来ていませんでしたが、相模原の公園では、蝶たちが好んで集っていて、他の草花への集り方とは明らかに差が見られました。
フジバカマの蜜にはアルカロイド化合物が含まれ、それが有毒であるとされていますが、これだけ多種類の蝶が吸蜜していることからすると、蜜にはさほど有毒な化合物が高濃度には含まれておらず、蝶は代謝して無毒化しているのかも知れません(あくまで仮設です)。アサギマダラはそれを無毒化せず体内に蓄えることができ、しかも性フェロモンに変える能力がある、と考えた方がよいのかもしれません。
インターネットを調べると、フジバカマを訪れる蝶としてアサギマダラが群を抜いて多く登場していますが、えむりさんのわくわく日記(2009.10.20)にはアオスジアゲハ、キタテハ、ウラナミシジミ、ツマグロヒョウモン、イチモンジセセリの観察記録があり、その他の人のブログ等にもアカタテハ、ツマグロヒョウモン、ウラナミシジミなどが出て来ます。
フジバカマに蝶がどうして沢山訪れるのだろうか?フジバカマの茎や葉にはクマリン配糖体が含まれていて、茎や葉が折れて乾燥すると加水分解してクマリン・クマリン酸が生じるため、桜餅のような芳香を発するそうです。この香りに誘われて多くの蝶たちが集ってくるのではないでしょうか。
キタテハ
ベニシジミ
イチモンジセセリ
ヤマトシジミ
くずはの家のフジバカマにはアサギマダラ以外の蝶は来ていませんでしたが、相模原の公園では、蝶たちが好んで集っていて、他の草花への集り方とは明らかに差が見られました。
フジバカマの蜜にはアルカロイド化合物が含まれ、それが有毒であるとされていますが、これだけ多種類の蝶が吸蜜していることからすると、蜜にはさほど有毒な化合物が高濃度には含まれておらず、蝶は代謝して無毒化しているのかも知れません(あくまで仮設です)。アサギマダラはそれを無毒化せず体内に蓄えることができ、しかも性フェロモンに変える能力がある、と考えた方がよいのかもしれません。
インターネットを調べると、フジバカマを訪れる蝶としてアサギマダラが群を抜いて多く登場していますが、えむりさんのわくわく日記(2009.10.20)にはアオスジアゲハ、キタテハ、ウラナミシジミ、ツマグロヒョウモン、イチモンジセセリの観察記録があり、その他の人のブログ等にもアカタテハ、ツマグロヒョウモン、ウラナミシジミなどが出て来ます。
フジバカマに蝶がどうして沢山訪れるのだろうか?フジバカマの茎や葉にはクマリン配糖体が含まれていて、茎や葉が折れて乾燥すると加水分解してクマリン・クマリン酸が生じるため、桜餅のような芳香を発するそうです。この香りに誘われて多くの蝶たちが集ってくるのではないでしょうか。