四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

入笠山の花たち(2)

2013-08-26 20:12:00 | 甲州・信州への旅
入笠湿原に咲く花たちです(8月7,8日撮影)。


チダケサシ(乳茸刺) ユキノシタ科

クサレダマとともに、この湿原を代表する花です。止まっているのはシマハナアブでしょうか。蜜が美味しいのか、あちこちの花に小さな昆虫が止まっていました。


イワアカバナ

アカバナ科アカバナ属の多年草。山地の林縁や沢沿いなどの湿ったところに生えます。


ワレモコウ(吾亦紅、バラ科)とアキアカネ♀

トンボたちの止まる恰好の場所になっていました。


コオニユリ

湿原の吾亦紅群落の中でひときわ高く背を伸ばし多くの花を咲かせていました。


サワギキョウ

湿原のやや日陰のところに大きな群落をなしています。


ヤナギランとイブキスズメ

ヤナギランには、イブキスズメ(蛾の1種)のよく目立つ幼虫が複数箇所で見られました。このイブキスズメは、ヤマギラン、カワラマツバ、マツムシソウを食草とします。


コバノギボウシ


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入笠山の花たち(1)

2013-08-26 16:51:00 | 甲州・信州への旅
入笠山のすずらん公園で撮影した花たちを紹介します(8月7,8日)。


マツムシソウ

マツムシソウ科の2年草。8月上旬から咲き始めます。


クルマバナ

シソ科の多年草。日当たりの良い草地に生えます。


エンビセンノウ(燕尾仙翁) ナデシコ科 センノウ属

山地の湿地などに稀に生える多年草。絶滅危惧lB類(EN)


フシグロセンノウ(節黒仙翁) ナデシコ科 センノウ属

日の当たりにところに生えます。エンビセンノウと同じセンノウ属ですが、花の形状が著しく異なりますね。


コウリンタンポポ(紅輪蒲公英) キク科タンポポ亜科ヤナギタンポポ属

ヨーロッパ原産の帰化植物の多年草で、北海道に広く分布しています。



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