5月1日
雨翌日の5月1日、近くの相模原公園に行く。
アオスジアゲハ
9時過ぎ、他には蝶の姿がまったく見られませんでしたが、花壇ではアオスジアゲハのパンジーでの吸蜜姿がいち早く見られました。今までパンジーで蝶が吸蜜しているのは見たことがないような気がします。今季初見です。
アオスジアゲハ(初見 9:14)
花には雨の滴が残っています。
同一個体
吸蜜しているのはパンジー・モルフォという品種。モルフォチョウのような鮮やかな花色の品種として命名されました。花壇には、黄色いパンジーが隣合わせで咲いていましたが、一度飛び立っても淡紫色のパンジー・モルフォを好んで訪花し、黄色の品種には一度も訪れませんでした。花色の選好性が明確だと感じました。
口吻を丸めて飛び立つところです。
コミスジ
林縁に行くと、コミスジが縄張りを争って絡んでいました。コミスジも今季初見です。
コミスジ♂(初見 11:18)
オオムラサキツツジの葉先に止まってテリ張り中です。
こちらでもテリ張りしていました。同一個体か別個体かはよくわかりません。
コミスジ♀?
近くで求愛飛翔も見られました。その後、地面に止まり、緩やかな行動を取っていたので、♀だろうと思います。前翅に深い緑色の構造色がきれいに出ていました。胴体背面は玉虫のような色合いです。
初見の蝶(括弧内は2013年)
ギンイチモンジセセリ 4月23日
ミヤマチャバネセセリ 4月23日 (5月4日)
ヒメウラナミジャノメ 4月23日 (4月16日)
ジャコウアゲハ 4月24日 (5月3日)
アオスジアゲハ 5月1日 (4月25日)
コミスジ 5月1日 (4月16日)
クロアゲハ 5月2日 (4月17日)
カラスアゲハ 5月2日 (4月26日)
モンキアゲハ 5月2日 (5月10日)
ナガサキアゲハ 5月2日
※アオスジアゲハのシャッタースピード(sec) : 上から1/1000, 1/2000, 1/1000
小刻みに震える翅の動きがシャッタースピード1/2000(sec)で止まる
※コミスジの露出バイアス : 上から-0.3, -0.7, -0.7
※カメラ : NIKON D7000
※レンズ : Tamron SP Di AF 180mm 1:3.5 MACRO 1:1
雨翌日の5月1日、近くの相模原公園に行く。
アオスジアゲハ
9時過ぎ、他には蝶の姿がまったく見られませんでしたが、花壇ではアオスジアゲハのパンジーでの吸蜜姿がいち早く見られました。今までパンジーで蝶が吸蜜しているのは見たことがないような気がします。今季初見です。
アオスジアゲハ(初見 9:14)
花には雨の滴が残っています。
同一個体
吸蜜しているのはパンジー・モルフォという品種。モルフォチョウのような鮮やかな花色の品種として命名されました。花壇には、黄色いパンジーが隣合わせで咲いていましたが、一度飛び立っても淡紫色のパンジー・モルフォを好んで訪花し、黄色の品種には一度も訪れませんでした。花色の選好性が明確だと感じました。
口吻を丸めて飛び立つところです。
コミスジ
林縁に行くと、コミスジが縄張りを争って絡んでいました。コミスジも今季初見です。
コミスジ♂(初見 11:18)
オオムラサキツツジの葉先に止まってテリ張り中です。
こちらでもテリ張りしていました。同一個体か別個体かはよくわかりません。
コミスジ♀?
近くで求愛飛翔も見られました。その後、地面に止まり、緩やかな行動を取っていたので、♀だろうと思います。前翅に深い緑色の構造色がきれいに出ていました。胴体背面は玉虫のような色合いです。
初見の蝶(括弧内は2013年)
ギンイチモンジセセリ 4月23日
ミヤマチャバネセセリ 4月23日 (5月4日)
ヒメウラナミジャノメ 4月23日 (4月16日)
ジャコウアゲハ 4月24日 (5月3日)
アオスジアゲハ 5月1日 (4月25日)
コミスジ 5月1日 (4月16日)
クロアゲハ 5月2日 (4月17日)
カラスアゲハ 5月2日 (4月26日)
モンキアゲハ 5月2日 (5月10日)
ナガサキアゲハ 5月2日
※アオスジアゲハのシャッタースピード(sec) : 上から1/1000, 1/2000, 1/1000
小刻みに震える翅の動きがシャッタースピード1/2000(sec)で止まる
※コミスジの露出バイアス : 上から-0.3, -0.7, -0.7
※カメラ : NIKON D7000
※レンズ : Tamron SP Di AF 180mm 1:3.5 MACRO 1:1
気分でしょうか。
我が家でも、アゲハチョウ科が空高く翔んでいて、
花もあるよと呼びかけているのですが、聞こえて
ないみたいです。
チョウの種類によって好む花色がありますが、ア
ゲハは紫外線まで見えるそうですから、見えてい
色じゃないのになぜと思います。
しかし、不思議なことに、アゲハはバラ近くを飛ぶのですが、アゲハなど庭に来る蝶がバラで吸蜜したのを見た記憶がありません。
蝶は、芳香成分の刺激には敏感のようですね。
蝶の色の選好性についての難しいご指摘ですね。
多くの蝶は、近紫外部から赤色の間の特定波長領域の光刺激に強く応答する3~5種の光受容細胞を持ち、色覚を持つことが知られている(本田計一、加藤義臣編、チョウの生物学、東京大学出版会、p228)そうですから、実際に見える花の色は人とは異なっているんでしょうね。
だから、単に人が見ている花の色で論じるよりも蝶の光受容体細胞の感じる波長の有無で論じるのが正しいのでしょう。
でも花の色で論じてもある程度の傾向はつかめるのではと思います。
花の選好性には芳香成分の影響も加わってくるはずなのでややこしいですね。