日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

体験を語り継ぎ、平和をつくる

2009-12-12 | 日々思うこと、考えたこと

 昨日、学生主催の憲法集会「Peace Night 9」に参加しました

 女優で劇作家の渡辺えりさんと学生のトークは、かなり刺激的で文化、平和について非常に考えさせられました

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 学生たちが手づくりの集会をもち、9条を発信していくということは、本当に大きいものがあります

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 少し話は変わりますが、私も広島と長崎の被爆体験、沖縄戦の体験、東京大空襲の体験、731部隊の加害体験など、これまでにたくさんの証言を聞いてきました。

 「平和な社会をつくりたい」──これは私の原点の一つでもあります。少し長いですが、広島で聞いた被爆者の方の話を紹介したいと思います。

 その被爆者の方は「本当は被爆体験を話すのはいや。でも、いま語らないと…若いみなさんがわざわざ広島に来て、学びたいというから話そうかなと思えた」

 「市内の病院で被爆した。大きい病院だったので、窓ガラスは割れたが建物は倒れなかった。机の下にもぐっていてしばらくして外に出てみると、人間とは思えない人たちが山積みになっていた。みんな皮膚は垂れ下がり、ものすごいやけどを負っている。当時、爆弾を受けた人には水をあげてはいけないというのが病院の中では通説となっていて、患者さんが『水をくれ~。助けてくれ~。』と叫んでいるが、ただ声をかけることしかできなかった。大きな総合病院だったので薬のストックやガーゼなど医薬品はたくさんあったのだが、助けを求めて大量に流れ込んでくる被爆者の人たちの治療で医薬品も底をついた。看護士なのに何もできない自分は情けないと思ったが何もできなかった。私自身は直接熱風や爆風を受けたわけではないが、被爆した人たちと毎日のように触れていたことや、ずっと市内にいたことから、体に大量の放射能をあびた。その後、毎日頭痛に襲われた。幼い頃からの看護士になりたいという夢を実現させ、その後も看護士を続けた。しかし、あの日ヒロシマで起こったことを話したり、考えたりすると多くの被爆者の『水をくれ~。助けてくれ~。』という声を思い出す」

 これまで聞いた証言をしっかりと継承し、伝えていく役割が若い世代にはあると思います

 渡辺えりさんの話のなかでも「戦争は病気。しかしその病気を治すには原因を知らなければならない」「生活を知らないといけない。生活を見るとよくわかる」という話がありました

 好きな言葉のなかに、「現在とは、過去と未来のせめぎあい」というものがあります。過去の歴史を学び、未来に理想を持って平和を希求し、いまを生きていく──。

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 町田市も非核平和都市宣言をした自治体として、平和を発信し、平和を構築していく役割を発展させていくために力をつくしていきます

┏┓池川友一(日本共産党 市議会議員予定候補)
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