この数日間、障がい者分野の集まりに出席をさせていただいています。
◆町田市社会福祉法人施設等連絡会との懇談
18日は、町田市議会健康福祉常任委員会と町田市社会福祉法人施設等連絡会(法人連)のみなさんとの懇談会。
各法人から現状と課題について報告があり、意見交換をおこないました。
法人連は、障がい者施設などで構成されており、各法人ごとにどのような努力をされているのか、行政に期待することは何かについてとても勉強させていただきました。
とりわけ、どのようにニーズを把握し、具体的な施策にしていくのか。障がい者のグループホームのニーズが高いこと、放課後活動の課題、障がい者分野の職員の研修や育成、障がい者とその保護者の高齢化…。こうしたところに、しっかりとネットを張り巡らせていくことが重要だと感じました。
◆町田サファイアクラブ5周年
19日は、町田サファイアクラブの5周年記念式典へ。
「SOSボード」をはじめ、市内で各団体とも連携をして障がい者を支える活動をしています。障がい者団体は、横のつながりが強く、記念式典にも市内の各団体が参加されていました。
日本障害者協議会常務理事の藤井克徳さんが「地域で共に生きていくために─本当の安全・安心とは、私たち一人ひとりに問われるもの─」と題して記念講演。
「私たちを抜きに、私たちのことを決めないで」(Nothing About Us Without Us)。とことん政策から入り、運動をする──最後にサファイアクラブの代表の田中さんが「『運動は裏切らない』という言葉に感動した」とお話をされていましたが、障がい者運動の原点ともいうべき「私たちを抜きに、私たちのことを決めないで」という言葉の意味を深く考える機会となりました。
いくらいい支援をやっても、それを認めてくれる社会でなければならない──社会的障壁を取り除くこと、政策的に練り上げ実践をしていくことを強調された藤井さん。
「運動は自分を変えていく」「変えられるのは、未来と自分」──実践者として、切り開かれてきた体験が語られる言葉を、非常に重たく受け止めました。
┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
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