日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

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9条を持つ国だからやれること、やらないこと──元自衛官の泥憲和さんが語る

2015-02-23 | 活動のこと

 本日は、戦争はゴメン‼︎まちだ市民連絡会(準備会)主催の「元自衛官が語る──テロ対策 集団的自衛権 憲法9条の輝き」がおこなわれ、参加させていただきました。

 お話は、元陸上自衛官の泥憲和さん。告知のブログでも紹介しましたが、非常にストレートな表現でいかに憲法9条が重要かを語られました。

 1時間半ほどのお話は、日本のメディアでは「IS報道」がいかにおこなわれていないのか、アメリカの戦略に日本政府が深く組み込まれているのかなどほっとな話題ばかりでした。

 「国民の中には自衛隊に反対し、その存在を認めない意見もある。一朝事あらば、そういう意見を述べる国民をも、命を懸けて守るのが諸君の使命である。諸君の任務は国民が我々を否定することもできる、自由な社会を防衛することである。ゆえに、我々の任務は重く、崇高なのである」(少年工科学校の教育より)──元自衛官だからこその視点は、新しい見方を示してくれるものばかりでした。そして、「自衛隊は日本最大の反戦組織」だと、強調していました。

 いま、起こっていることの内容をしっかりと把握すると同時に、日本が憲法9条を持つ国として、9条を生かして活躍しているのかという話しはとても感動的でした。

 「日本が戦争する国になるだけではない。憲法9条を持つ日本だからこそ他の国にできないことができる。集団的自衛権は、それができなくなってしまう」──フィリピン、シエラレオネなどで日本が果たした役割の大きさ、日本にしかできない仕事の価値を、もっと知ることが必要だといいます。

 フィリピンバンサモロの「武装解除」の話しは、日本が教育と、農業と、平和教育を現地の人とともにとりくむことがいかに求められているのかを強く感じました。

 また、バンサモロの支援には5000万円が使われていると言いますが、イラク派兵は1180億円。どちらが日本の国益になるかは、明らかではないでしょうか。日本は、武器を持たずに国際貢献ができるのです。

 戦争許さない、憲法破壊は許さない、集団的自衛権許さない。希望と切実さを深く自覚しながら、一点共闘をすすめていきたいと思います。

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