安倍政権が、戦争する国づくり「戦争立法」の閣議決定をおこないました。
記者会見も、これまで大丈夫だったから大丈夫なんだ、時代の変化に対応するんだ、「戦争法案」という批判は当たらないというものの、戦闘地域に行って武力行使が可能になること、米国の先制攻撃の戦争に行くことを否定できないことなど核心部分についての説明は皆無だったと思います。
心の底から抗議するとともに、「戦争立法」を廃案へと追い込んでいくために、立場の違いを超えてたたかうことをここに宣言します。
「戦争とは何か」──この現実が、安倍政権にはわからないのではないかと思うのです。現実の議論に引きつけて考えないようにしようとしているのではないかとさえ思います。
ジャーナリストの高遠菜穂子さんが、「戦地では、相手が銃を撃つ前に自分が銃を撃たなければならない状況にある」と語られていたことに象徴されるような現実を、安倍政権の人びとは、自民党や公明党の人たちは見ようともしないのでしょうか。
日本共産党の志位和夫委員長が指摘するように、「後方支援」と言いながら実際には「Logistic」(=兵站・へいたん)と英訳されています。兵站活動は、次の軍事標的になるものであり、ことの本質が現れていると思います。
衆議院の代表質問で、「アメリカが先制攻撃の戦争を行った場合でも、『新3要件』に合致していると判断すれば、集団的自衛権を発動するんですか」と問われたのに対して、安倍首相は「個別具体的に判断する」と答えています。国際法違反の先制攻撃戦争について、「個別具体的」に何を判断するというのでしょうか。
「国際情勢の変化」などと言いますが、だから集団的自衛権の行使を認めることが必要だとはなりません。むしろ、日本が憲法9条を柱にして、国際紛争を外交の力で解決する先頭に立つことのほうがよっぽど国際貢献になるのではないでしょうか。
たたかいながら学び、学びながらたたかう──安倍政権のすすめる「戦争立法」ストップの一点で柔軟で大胆な共同を広げ、たたかうことを改めて宣言します。
※写真は、パートナーが12年前にデザインしたピース葉っぱ。
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