１７日、橋下・大阪維新の会が掲げる大阪市「廃止・解体」構想（都構想）の住民投票がおこなわれ、反対多数という結果になりました。（１８日付「しんぶん赤旗」より）
「大阪市をなくすな」と、日夜たたかった方々に頭の下がる思いです。
東京にいると、橋下・維新の会がどれほどの力なのか、どのような影響が出ているのかについては、報道やインターネット、書物などでしか知ることができません。現地の肌で感じるものはどのようなものか、それにどのように噛み合わせていくのか。自民党から共産党までの「We say NO」の一致点にもとづく共同の前向きな面とむずかしさなどを乗り越えての勝利なのだと思います。
このツイートにも表れているように、どのピースが欠けても逆転された可能性があった結果だと思います。
結果は大雑把に見れば、賛成１／３、反対１／３、棄権１／３というものでした。これをどのように見ればいいのか、分析をおこなうことが重要ではないかと感じています。いずれにしても、「大阪をよくしたい」という一念で多くの人たちが投票したことは間違いありません。
大阪市「廃止・解体」を問う住民投票でしたが、橋下・維新の会を問う投票行動となった面もあります。橋下市長の政界引退ばかりが報道されていましたが、改めて橋下・維新の会とは何だったのかについて、私たちも学ぶ必要があると感じました。
同時に、これだけの歴史的な決戦に勝利したあと、どのような市政をつくりあげていくのか。対立と分断の構図から脱却して、「行き倒れよりも食い倒れの大阪に」！
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