何度も、何度もこのブログでも書き、市議会の質問でも取り上げてきた町田市民病院の新生児科と小児科の体制拡充問題。
15日に開かれた市議会健康福祉常任委員会で、大きく前進する報告がありました。
これまで、小児科は常勤医師3名で対応していきましたが、新たに常勤医師4名が着任されることになります。さらに、2016年度は、東京都地域医療支援ドクター事業により派遣医師2名を加え、合計で9名が市民病院で仕事をしていただくことになりました。
現在、通常の受け入れが困難な状態になっているNICU(新生児集中治療室)、GCU(継続保育室)についても、小児科医師のなかでしっかりと対応していける体制構築を行うということです。
妊娠期のあらゆるリスクに対応することができる後方支援──妊娠と出産を支える体制がしっかりしていることは、大きな安心感になります。
同時に、子育てをしている一人の親として感じるのは、「お医者(小児科医)さんは地域の財産であり、みんなで守っていかなければならない」ということです。地域で安心して子育てをしていくには、小児科医がいることが前提です。この小児科医を浪費するような受診をくり返せば、その地域から小児科医はいなくなってしまいます。そして、本当に必要な時に、小児科医がいないということにつながります。
なので、保健所や市民病院、医師会の先生たちと連携しながら、子どもによくある症状について親も勉強して初期対応を身につけておくことがとても大事になると思います。
小児科医と親は子育ての共同パートナーであり、相互に信頼関係をつくってことでその地域で安心して子育てしていくことができると思います。
今後、休日夜間を含めた24時間体制の小児救急を確立していくためにも、相互の信頼関係、各機関の連携は必須です。この問題は、私自身ライフワークとして今後ともとりくんでいきたいと思います。
にほんブログ村←池川友一のつながるブログを見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。
┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【事務所】
〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
電話・FAX/042(734)1116
メール/up1@shore.ocn.ne.jp
※無料の生活相談、法律相談をおこなっています。お困りごとはなんでもお気軽にご連絡ください。