2015年度学校教育予算(再配当予算)が大幅に削減された問題で、16年度予算では一定の復活をすることができました。
2015年度と2016年度を比較すると、備品費と消耗品費を合わせて15年度は2億4373万9千円なのに対して、16年度は3億5302万8千円とプラス44・83%の予算計上となっています。
一方、2014年度を起点にして2016年度と比較すると、14年度が4億588万1千円なので、マイナス13・03%となっています。
改めて精査してみると、2014年度から2015年度は、備品費はゼロになり、備品費と消耗品費を合わせてマイナス40%(前年度の6割)の予算でした。昨年3月の予算の説明では、約1億1500万円の減額だということでしたが、今回「除く」と注釈が入っている教師用教科書指導書の分も入っていたので実際のインパクトとしては金額にして1億6214万円の減額となったもので、単純に62校で割ると備品費と消耗品費だけで1校あたり261万5千円の削減が行われていたというのが実態です。
教育委員会は「大きな支障はない」と答弁してきましたが、現場ではさまざまな支障が出ていました。しかも、教育委員会自らが行った検証結果でも、学校現場で支障が出ていたことがはっきりしました。
昨年12月議会では「学校教育予算の充実についての決議」を全会一致で可決しました。16年度予算で、一定復活したことは重要ですが、引き続き教育予算充実のために力を尽くしていきたいと思います。
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