この間、ずーーーーーーーーーーーーっと続いてきた、築地市場跡地の有償所管換をめぐる都議会でのアレコレ。
13日に、小池知事と一問一答で論戦できる場が必要だという共産党都議団の提起を皮切りにして、様々なステージでやりとりが行われてきました。
市場を所管する経済・港湾委員会に知事が出席して質疑を行うことが決定しました。具体的な質疑の方法等についてはこれからです。
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20日の0時5分(昼ではなく深夜)に財政委員会を招集するという、公明党(委員長)と都民ファーストの会の驚くべき暴挙で始まったこの日。
私は、こんな乱暴な委員会運営は認められないこと、正常化のために努力を積み重ねてきたのに一方的に反故にすることは認められないことを求め、こんなやり方で委員会を招集することは無効だと主張してきました。結果として招集された財政委員会は一度も開かれることなく、中止が宣言されることになるわけですが…。
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本会議の運営などを確認する議会運営委員会理事会が、10時30分開会。
しかし、議会運営委員会の理事は10人+オブザーバー3人(立憲・民主、みらい、維新・あたらしい)ですが、 出席したのは都民ファーストの委員長と自民党2人、共産党1人、オブザーバー3人で、都民ファースト副委員長と理事、公明党の副委員長と理事は全員欠席という前代未聞の事態が起こりました。
議運理事会は、都議会運営のコアな部分を決める場所です。この場に「知事与党」の第1会派と第2会派が出ないという責任は極めて重く、ボイコット戦術はあまりにもお粗末な対応です。
そこから、議事運営を行うために多くの時間が費やされ、断続的に協議が行われる中で、知事の委員会出席が決定するに至りました。
議会の中にいてもわからないことが多く、報道などを通じて出て行く情報だけではもっとわかりにくいと思います。
くり返しになりますが、今回の問題の起点は知事が補正予算で築地市場跡地の有償所管換を提案したことです。
その後、共産党都議団が予算特別委員会で知事と一問一答で質疑を行うことを主張し、財政委員会と経済・港湾委員会で知事出席と連合審査を求めてきました。
さらに6会派で議長などに申し入れを行い、最終的には知事が出席することが決まっていきました。
これでやっと論戦の場が決まりました。代表、一般質問と委員会質疑で、きっちり論戦していきたいと思います。
「都民」と公明の知事与党内でも議事進行に関する意見の相違が生じたという。両会派は議事進行を調整する議運理事会を欠席。都議会関係者によると、議運理事会を知事与党がボイコットするのは異例だ。
— 池川友一 (@u1_ikegawa) 2019年2月20日
都議会空転、あわや流会 与党・都民ファと公明が議運欠席 https://t.co/m445bMd2DT
結果として、知事が一問一答の場に出ることになった。
— 池川友一 (@u1_ikegawa) 2019年2月21日
最初は絶対に埋まらないと思えた溝も、どこなら一致できるのか押したり引いたり。積み重ねたものについてちゃぶ台返しのような対応もあったが、それでもあきらめず。
議会内外の世論と力を合わせ、地道に積み重ねていくことが大切。 pic.twitter.com/stU5UNfow5
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