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「できる限り早い時期に条例化していきたい」
やっぱりこういうことになるのかというのが率直な感想です。
2014年9月議会、忠生市民センターの建て替えに合わせて条例改正がおこなわれました。その内容は、利用料金を定めると同時にこれまで他の施設では一律で設けてきた保育室規定せず、キッズコーナーで対応する内容でした。
日本共産党市議団は、保育室が規定から外されることは子育て支援から逆行する内容だとして、修正案を提案しました。その時の提案理由説明は次の通りです。(ブログ「これまで市民センターにあった保育室がなくなる?」)
提案者の1人として、第80号議案 町田市地域センター条例の一部を改正する条例案に対する修正案の説明をさせていただきます。
これまで町田市内の市民センターやコミュニティセンターでは、子育て中の人でも講座や会合に参加できるよう、保育室の利用を条例上保障してきました。一定の時間、専用区画としての保育室で保育することによってこそ、安全性も担保できると思います。その点で保育室の役割は非常に重要であると考えます。
今回、市長から提出された条例改正では、他の市民センターやコミュニティセンターに明記されている保育室の規定が忠生市民センターにはありません。これは政策的な連続性、継続性に欠けると同時に、忠生市民センターでは条例上、保育室が保障されないことになります。
また、条例の別表第2の1の備考にある「保育室として使用できる施設を他の施設と同時に保育室として使用する場合は、無料とする」という項目が適用されないことにもなります。条例に明記せず、運用で対応することは不正常な状態であると考えます。
町田市内の市民センターとコミュニティセンターでは、同一の使用が認められるべきであり、他のセンターとの整合性を図るべきであると考えます。
以上の趣旨により、別表第2の1の表町田市鶴川市民センターの項の前に忠生市民センターの項を加える改正規定中「多目的室C」を「多目的室C(保育室)」に改めます。
修正案をご可決していただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
この時、私たちの修正案は日本共産党とまちだ市民クラブが賛成しましたが、賛成少数で否決され、「保育室」なしの市長原案が可決されました。
それからわずか1年。冒頭に書いた「できる限り早い時期に条例化していきたい」(公明党議員に対する答弁)と発言があり、日本共産党市議団が条例修正案で求めていた「保育室」の規定を入れる方向性が出されたことは極めて重要です。
一方、自民党、公明党、保守連合の各会派は、「保育室」なしの条例に賛成した責任を感じてほしいと思います。
原点は、施設を利用する市民の声であり、そこに立脚して政策は考えることがとても重要だと感じたところです。早期に条例改正となるよう求めていきたいと思います。
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