内和農園ドタバタ日記

夫婦で農業の備忘録てきなことを綴ります。

RTKのMy基準局作り その10 引退延長の巻

2018年06月25日 23時59分15秒 | おうちのこと!?
くうちゃんの会社から引退したPanasonicのLet's Note CF-W5を貰ってました。
Linuxマシンにする予定だったんですけ、RTKLIBのWindows版を使いたいから延命してみました。

参考にさせて頂きました。
XPリカバリー後windowsアップデートする2017年5月

不要アプリ削除と最終パッチとAvast入れてOS環境はそれなりとしました。
トラ技CDをコピーしてRTKLIB環境を作りました。


当然、u-center は WindowsXP対象外でした。w

適当に探したら、ネットにXPで動作しそうなドライバがありました。
Driver Scape」さんにありました。


XPに入れたら、インストーラがubloxusb.sysが無いよと怒りました。
確かに、ubloxusb64.sysしか入ってない。

探したら、Ubloxusb.sysが落ちてました。
書いてあった、SHA1: 310BC97992938985D8C8BA1F12103E85FBAED5DC
と現物は同じだから信じることにして、インストーラのフォルダへ入れてあげて、ドライバ更新したら、めでたくインストール完了しました。

測定試したら、無事に測定できました。
これで、臨時基準局環境はできそうです。

RTKのMy基準局作り その9 「が」と「同等」のマジック

2018年06月25日 23時32分50秒 | 電算機
質問したら、回答をいただきました。
以下が初期値になってるそうです。
Target 3-USB
Protocol in 0+1+5-UBX+NMEA+RTCM3
Protocol out 0+1+5-UBX+NMEA+RTCM3

では、なぜ、ぼくのはなってないのだろう?

u-center for Windows, v18.05を一度アンインストールしてから、再インストールしても解決できないでいたので、考えました。
1回目 u-centerをアンインストールする前に、ドライバをアンインストールしました。
その時、ドライバを完全に削除するチェックボックスがあったので、チェックを入れて完全に削除しました。
これで、u-center for Windows, v18.05に付属するドライバがちゃんと入るようになったみたい。

トラ技2018年1月号
P.81 「ユーブロックスのモジュールがシリアル・ポートにならないとき」
の説明通りになりました。
このページは10回以上熟読したんですけど。
蛍の写真撮りにきた通りすがりのくうちゃんと一緒に読んでわかりました。

書籍より抜粋
「USBシリアルデバイス(Comx)」となります。u-blox Virtual COM Portとは名前が違います、仮想シリアル・ポートと同等に扱えます。


上記、文章の読解力不足でした。
上記文章の正しい理解は、「USBシリアルデバイス(Comx)」と「u-blox Virtual COM Port」は似て非なるもで、同一ではないと理解するのが正解でした。
「USBシリアルデバイス(Comx)」≠「u-blox Virtual COM Port」この関係を理解できずに遠回りしたな。


トラ技2018年1月号から、初めてu-centerをインストールしていれば、こんなことにはならなかったんですけど。
AgriBus-NAVI環境構築 その5」の際、
u-center Ver.8.29をインストールしました。
そん時のドライバは、「u-blox Virtual COM Port(COM4)」が生成されてました。



u-center for Windows, v18.05インストールしても、ドライバは更新しないみたい。
今回は新規ドライバがインストールされ、めでたく、「u-blox GNSS Location Sensor」と認識された。


ので、教科書に従い、ドライバの更新


めでたく、「USBシリアルデバイス(COM3)」が生成されました。


無事、PRT問題は解決できました。

RTKのMy基準局作り その8

2018年06月25日 00時47分02秒 | 電算機
セネガル戦を観戦しながら、RaspberryPi3 ModelBとRTKLIBの組み合わせも作業を進めてます。

先人の方の作業手順に従い、Confファイルを必要最小限にして起動させたら無事にrtkrcvが起動できました。
BeagleBone(無印)でRTKLIB
BeagleBoneでRTKLIB:EVK-6TでRTKLIBのテスト

UTF-8 改行コード LFで以下を保存しました。
# rtkrcv options for single point positioning (2010/08/07, v.2.4.0)
console-passwd =admin
console-timetype =gpst # (0:gpst,1:utc,2:jst,3:tow)
console-soltype =dms # (0:dms,1:deg,2:xyz,3:enu,4:pyl)
console-solflag =1 # (0:off,1:std+2:age/ratio/ns)
inpstr1-type =serial # (0:off,1:serial,2:file,3:tcpsvr,4:tcpcli,7:ntripcli,8:ftp,9:http)
inpstr2-type =off # (0:off,1:serial,2:file,3:tcpsvr,4:tcpcli,7:ntripcli,8:ftp,9:http)
inpstr3-type =off # (0:off,1:serial,2:file,3:tcpsvr,4:tcpcli,7:ntripcli,8:ftp,9:http)
inpstr1-path =ttyACM0:115200:8:n:1:off
inpstr2-path =
inpstr3-path =
inpstr1-format =ubx # (0:rtcm2,1:rtcm3,2:oem4,3:oem3,4:ubx,5:ss2,6:hemis,7:skytraq,8:sp3)
inpstr2-format =rtcm3 # (0:rtcm2,1:rtcm3,2:oem4,3:oem3,4:ubx,5:ss2,6:hemis,7:skytraq,8:sp3)
inpstr3-format =rtcm3 # (0:rtcm2,1:rtcm3,2:oem4,3:oem3,4:ubx,5:ss2,6:hemis,7:skytraq,8:sp3)
inpstr2-nmeareq =off # (0:off,1:latlon,2:single)
inpstr2-nmealat =0 # (deg)
inpstr2-nmealon =0 # (deg)
outstr1-type =tcpsvr # (0:off,1:serial,2:file,3:tcpsvr,4:tcpcli,6:ntripsvr)
outstr2-type =off # (0:off,1:serial,2:file,3:tcpsvr,4:tcpcli,6:ntripsvr)
outstr1-path =localhost:52001
outstr2-path =sol2_%Y%m%d%h%M.pos
outstr1-format =llh # (0:llh,1:xyz,2:enu,3:nmea)
outstr2-format =nmea # (0:llh,1:xyz,2:enu,3:nmea)

rtkrcv>observの結果
TIME(GPST) SAT R P1(m) P2(m) L1(cyc) L2(cyc) D1(Hz) D2(Hz) S1 S2 LLI
15:32:19.0 G05 1 22501445.00 0.00 118245889.68 0.00 -2961.5 0.0 51 0 0 0
15:32:19.0 G13 1 21159672.24 0.00 111194739.03 0.00 -1890.9 0.0 37 0 0 0
15:32:19.0 G15 1 20316624.43 0.00 106764608.67 0.00 73.8 0.0 47 0 0 0
15:32:19.0 G20 1 23235053.43 0.00 122101222.47 0.00 3129.7 0.0 39 0 0 0
15:32:19.0 G21 1 22898715.65 0.00 120333588.78 0.00 521.5 0.0 43 0 0 0
15:32:19.0 G24 1 21062076.80 0.00 110681926.08 0.00 2353.2 0.0 47 0 0 0
15:32:19.0 G28 1 24205739.64 0.00 127201907.97 0.00 -676.5 0.0 33 0 0 0

rtkrcv> statusの結果
Parameter : Value
rtklib version : 2.4.2
rtk server thread : 1993708656
rtk server state : run
processing cycle (ms) : 10
positioning mode : single
frequencies : L1+L2
accumulated time to run : 00:18:01.7
cpu time for a cycle (ms) : 3
missing obs data count : 0
bytes in input buffer : 0,0
# of input data rover : obs(1081),nav(19),gnav(0),ion(271),sbs(0),pos(0),dgps(0),ssr(0),err(0)
# of input data base : obs(0),nav(0),gnav(0),ion(0),sbs(0),pos(0),dgps(0),ssr(0),err(0)
# of input data corr : obs(0),nav(0),gnav(0),ion(0),sbs(0),pos(0),dgps(0),ssr(0),err(0)
# of rtcm messages rover :
# of rtcm messages base :
# of rtcm messages corr :
solution status : single
time of receiver clock rover: 2018/06/24 15:44:59.000310560
time sys offset (glo-gps)(s): 0.000000000
solution interval (s) : 1.000
age of differential (s) : 0.000
ratio for ar validation : 0.000
# of satellites rover : 6
# of satellites base : 0
# of valid satellites : 6
GDOP/PDOP/HDOP/VDOP : 3.0,2.6,1.3,2.3
# of real estimated states : 3
# of all estimated states : 3
pos xyz single (m) rover : -3863741.971,3236465.337,3896142.499
pos llh single (deg,m) rover: 37.89109237,140.04875875,376.561
vel enu (m/s) rover : 0.014,0.018,-0.002
pos xyz float (m) rover : 0.000,0.000,0.000
pos xyz float std (m) rover : 0.000,0.000,0.000
pos xyz fixed (m) rover : 0.000,0.000,0.000
pos xyz fixed std (m) rover : 0.000,0.000,0.000
pos xyz (m) base : 6378137.000,0.000,0.000
ant type rover :
ant delta rover : 0.000 0.000 0.000
ant type base :
ant delta base : 0.000 0.000 0.000
pos llh (deg,m) base : 0.00000000,0.00000000,0.000
vel enu (m/s) base : 0.000,0.000,0.000
baseline length float (m) : 0.000
baseline length fixed (m) : 0.000
monitor port : 0

Windowsのrtkplot.exeを実行して軌跡をプロットできました。


少し先進できました。