伊福部昭のサントラ・アルバムを買った日

 今から23年前の今頃、画像にある東宝特撮映画のサントラ・ アルバムを初めて購入した。  83年の10月にゴジラ復活オールナイトを見て以来、寝た子を 起こして怪獣モノに熱中し始めた。  83年11月に‘三大怪獣地球最大の決戦’を84年1月に‘地球 防衛軍’と‘空の大怪獣ラドン’などをレンタルして見ていた のだが、いずれも音楽が伊福部昭。  独特の伊福部ワールドに魅了されていたのだ。    84年暮れに復活版のゴジラを見たのだが、音楽が小六禮次郎。  悪くはないが、伊福部ミュージックに慣れた私にしては少し 物足りない。  そこでサントラ盤が頭に浮かんだ。 . . . 本文を読む
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大熊正二の執念 ソウルで実る

 今から28年前の今日80年5月18日は、元WBC世界フライ級 王者だった大熊正二が無敗の王者・朴賛希を敵地・ソウルで 9RにKOして5年4ヶ月ぶりに返り咲いた日である。  74年10月に曲者王者のベツリオ・ゴンサレスに挑戦し僅差 の判定で下し、初挑戦で王座を獲得したのが23歳。  前途は洋々と思われたが、意外にも75年1月の初防衛戦で ゴンサレスに完敗していたミゲール・カントに0-2の僅差の 判定負けで‘百日天下’に終わる。  74年当時は輪島功一や柴田国明、ガッツ石松といった華の ある名王者が林立していた頃で大熊は地味な存在だった。  その後76年4月、78年1月&4月、79年1月&7月と5度に渡り 王座返り咲きを目指して挑戦する。  78年1月はカントとの再戦で‘勝った’と思われた試合を 1-2の判定負けに、79年1月はWBA王者に返り咲いていたゴンサ レス相手に‘完勝’と思われた試合を引き分けにされる不運。  しかも次の試合で完敗と不運を絵に描いたような状態だ。 . . . 本文を読む
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