今日は早起きして、だーりんと二人でドライブ。
まずは滋賀県の近江孤篷庵 (おうみこほうあん)へ。
駐車場からの道は、くねくねとした山道。
誰もいなくて、密を避けるにはもってこいのスポットです。
日本三大茶人としても名高い小堀遠州の菩提を弔うために作られたという、小堀家の菩提寺です。
遠州が京都大徳寺に建立した孤篷庵にちなんで、近江孤篷庵と名付けられたそうです。
到着。
建物の中はとても雰囲気があります。
明治維新後に荒廃していたものが、昭和に再建され、「遠州好み」の庭も同時に補修整備されたといいます。
庭園は滋賀県の名勝に指定されています。
この池は琵琶湖の形だそうです。
庭全体が自然の地形を活かした趣のある設計で、近江八景を模したといわれます。
花がとてもきれいに咲いています。
小堀遠州の辞世の句が掲げられていました。
「きのふといひけふとくらしてなすことも なき身の夢のさむるあけぼの」
昨日は、紅茶教室が終わった後、友人に誘ってもらって
先月オープンしたばかりの金沢港クルーズターミナルに行ってきました。
外はあいにくの雨でしたが、展望デッキから見る海の風景を楽しめました。
スカッと晴れていたら、きっと空の青と海の青、両方楽しめたんだろうけれど…
しかし、このどんよりした空と灰色の海というのが、いかにも北陸の空と日本海らしい景色かも。
広々としたロビー。
建物の中ではクルーズ船の操船シミュレーターがあって、体験ができます。
←これは一緒に行った友達の様子
友人は見事にターミナルに船を入れることができました。
さすが!!!
私は、途中で岸壁に衝突させてしまいました(;´Д`)。
2階にはレストランがあって、そこでランチを食べました。
オープン間もないこともあり、かなり人気のレストランで、順番待ちが1時間ちかくあったかも…
前菜。
港のレストランなので、メニューはお肉よりもお魚が中心。
ごろんごろん具が入ったブイヤベース。
これ、家でも一度作ったことがあるのですが、中に入れたお魚の身と野菜が、みごとなほどに煮崩れてしまい、
まるで吐しゃ物のような見た目になってしまったという苦い思い出があります。
それ以来、家では作っていないのですが、
ブイヤベースは大好き♡
ミニパフェ。
おいしかった!
自粛の期間、こうして友達とゆっくりお出かけというのもできなかったので、
久々にあちこちまわって楽しかったです。
そして「遊ぼ」と、気軽にランチに声をかけてもらえることが、
本当にうれしい。
友達は宝物です。
コロナの自粛でずっとお休みだった紅茶教室が再開して、
今日が2回目のレッスンでした。
今日のテーマは喫茶店文化。
昭和の懐かしい喫茶店の思い出や光景の話に花が咲きました。
リプトンのレストランブレンドの大きな缶。
この缶、素敵♡
で。
その頃の喫茶店で流行ったティーロワイヤルをみんなでやってみました。
カーテンを閉めて部屋を暗くすると、コニャックについた炎が青白く浮かび上がります。
お砂糖がぐつぐつ溶けて、炎が消えるのを待ってから紅茶に入れます。
おいしいー
でも、火をつけずにアルコール分が飛んでいにままのブランデーを紅茶に入れるほうが
私は個人的には好きかな(;^ω^)
隣の席の方は、お家にティーロワイヤル用のスプーンを持っていらっしゃるそうです。
それを使えばスプーンをずっと手で持っていなくてもいいみたい。
素敵ですね。
昨日のどしゃぶりの雨も少し落ち着いてきたので、
頃合いを見計らって、だーりんと散歩に出かけてきました。
ひがし茶屋街は、観光客でいっぱい!!
まあ、まっすぐ歩けないくらいの人出だった去年の今ごろに比べると半分以下くらいかなと思いますが、
それでも先月の自粛期間ゴーストタウンのような光景に比べるとうそのように人がたくさんいました。
茶屋街の中にあるお蕎麦屋さんで、ランチ。
白雪とろろ。創作のつけそばだそうです。
卵のふわふわメレンゲがそばつゆに浮かんでいます。
これに黄身をまぜて、お蕎麦をつけて食べます。
お蕎麦バージョンの卵かけご飯という感じ。
TKGラバーの私にはたまらなく美味な食べ方でした。
こういう食べ方があるなんて思いつかなかった~
楽しいお散歩。
おいしいランチ。
今日もいい一日。
温泉旅館の朝。
早朝から温泉に入ってきました。
温泉旅館では、いつも早朝の露天風呂が楽しみなのですが、
今回はコロナの影響で、外のお風呂はクローズとのことでした。残念!
むしろ外のほうが換気がされていていいような気もするのですが…(;´Д`)
でも、またあの濃いコーヒー色のお湯につかって、
お肌つるつる、ぴかぴかで一日の始まりを迎える…いいもんです♡
温泉旅館の朝ご飯。
お豆腐は自家製とのことでした。
いつもは、そんなにがっつり食べることのない朝ご飯なのに、
温泉の朝ご飯というのは、なぜかぱくぱく食べられるから不思議です。
あたり一面、山の風景で自然豊かなところなのに、
市の中心部から車で30分ほどの深谷温泉。
朝ご飯のあとは帰宅して、だーりんはいつも通りの平日の仕事に戻りました。
近いところの温泉だと、こんなふうな過ごし方もできるのだな。
県民限定宿泊割は期間限定で今だけのものですが、
こんな機会でもないとなかなか近場の温泉で泊まることはなかったと思いますし、
満喫させていただきました。(((o(*゚▽゚*)o)))
コロナの影響による観光需要の落ち込みに対応するため、県が独自に行う
県内での宿泊代金を割り引く、「県民限定の宿泊割」に申し込み、
金沢市内の温泉に夫婦で一泊してきました。
深谷温泉 元湯石屋さんへ。
だーりんも私も、深谷温泉に行くのは初めてです。
創業は寛政元年という、江戸時代から続く歴史のある温泉旅館です。
到着してすぐに温泉に入ったのですが、
濃いコーヒー色のお湯にびっくり!
深谷温泉はモール泉。お湯はとろりと感じるのに、お湯から出た後の肌はしっとりつるつる。
まさに美肌のお湯です。
温泉の楽しみは何といっても夕食。
石屋さんは能舞台があることで知られるのですが、夕食の席は、能舞台の真正面でした。
献立。
食事をしながら、外がだんだん暗くなっていく様子が楽しめます。
地酒を選んで飲み比べセットを作っていただきました。
でも、乾杯はビールね。
このとうもろこしのすり流しの美味しいこと!
お料理はどれも美味しくて驚きました。
治部煮。
このころからだんだん外が暗くなってきました。
ビーフシチューと能登ふぐ。
そして、能登牛。
ステーキでいただきました。
ものすごく冷えた加賀太きゅうりが運ばれてきたのですが、これが見てびっくり。
加賀太きゅうりの輪切りにしては小さいなと思ったら、
なんと、加賀太きゅうりのすべてを一度長い短冊のようにむいて、それをくるくる巻いて再度丸くしてあるという
とても手のかかったお料理でした。
蒸しものは紫黒米。
この中にゆり根がはいっていました。
このあと、ごはんとお味噌汁が運ばれてきたのですが、
もうおなかいっぱいになって、ごはんは食べきれませんでした。
デザートを別腹に入れて、
ごちそうさま。。。。
食べ終わるころは、外はもう暗くなっていました。
日が暮れた直後の青黒く見える空の色が、なぜか昔から好きです。
お部屋に帰っても、お腹いっぱいすぎてしばらく動けませんでした(;^_^A
でも、遅い時間に、もう一度温泉に入ってきましたけどね。
今日から7月。
新しい月の始まりです。
今年は、4月も、5月も、6月も、何もしないうちにいつの間にか過ぎ去っていったというような気がします。
氷室饅頭を買ってきました。
金沢では、7月1日に氷室まんじゅうを食べると、夏場を無病息災で乗り切れるといわれていて、数日前から、金沢市内外の和菓子店では氷室饅頭を買い求める多くの人でにぎわいます。
昨日、おとといと和菓子を扱うお店やデパートの中を歩いてきたんですが、
あちらこちらで「氷室まんじゅう」ののぼり旗がでていたり、カラフルなおまんじゅうが並べられている様子が見られました。
氷室饅頭のルーツは、加賀藩5代藩主の前田つなのりの時代に、金沢の菓子職人が将軍家の献上していた氷にヒントを得て考案したのがはじまりといわれています。
明治時代に売られてた氷室饅頭は、色のついていない白まんじゅうだったそうですが、
今ではピンクや緑色のものもおなじみになってきています。
金沢では、この時期に氷室饅頭を、娘の嫁ぎ先に届けたりする風習も残っています。
小麦粉で作った皮で餡を包み込み、蒸し上げる麦饅頭の、氷室饅頭。
金沢では、お店ごとにすこしずつ味や食感が違うことから、お気に入りのお店の氷室饅頭を選んで買うのを楽しみにされているかたも多いようです。
そういう私も、お気に入りのお店があって、
甘すぎない餡のそのお店の氷室饅頭を毎年買っています。
去年は、だーりんのお母様の入所する施設へ持って行って、施設内のカフェでお母様と一緒に食べたことを思い出します。
今年はコロナの関係で、面会ができず、お届けもできないのが残念です。
まずは仏壇にお供えして、残りは家族でいただきます。
季節のお菓子を家族みんなで仲良く笑顔で「おいしいね、おいしいね」と言いながら食べる。
そんな姿がきっとご先祖様にとっても一番うれしい光景なんだろうなと思います。
無病息災を願う季節のお菓子。
今年は、いつもの年以上に、無病を願って、じっくりあじわって食べたいなと思うのです。