”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

今金男しゃくって?

2019-11-20 11:11:40 | 野菜

こんなポテトチップスを買いました。

  

   

コイケヤのポテトチップスなのですが、1袋298円。

他のポテトチップスが、1袋98円くらいで売られているのと比べると、

ちょっと高いですよね。

パッケージも金ピカで高級感を表しています。

  

  

中身は、こんな感じのポテトチップスです。

  

   

このポテトチップス、何がそんなにすごいのかと言うと、

「今金(いまかね)男しゃく」を使っているからなのです。

  

 

「今金男しゃく」は、北海道瀬棚郡今金町および

久遠郡せたな町で生産されています。

●白色で美しい外観と

●デンプン含有率が13.5%以上の安定した品質と

●ホクホクした自然にとける舌触りが

特徴の男爵品種のじゃがいも。



どうして、こんなにおいしいじゃがいもができるのかというと、

その気候と地形に理由があります。

今金町は、昼夜の寒暖差が大きく、じゃがいもの 生育に適しています。

また、町の中心には、後志利別川の豊かな水源があり、

肥沃な大地の シンボルとなっています。

一方、丘陵地が多く耕地面積を増やせないため、

今金 男しゃく」は流通量が大変少ないのです。

  

最初の写真のパッケージに、「幻の芋」と書かれているのは、

このためなのです。

  

男爵という品種は、その甘みゆえに、ポテトチップスにした時に焦げやすく、

揚げるのが難しいと言われていますが、

とても美しく揚がっています。

「今金男しゃく」の生産者の栽培技術と、

コイケヤの職人技が融合して出来上がったポテトチップス。

  

一度食べてみてもいいかも?(^-^)

 

 

コメント (4)
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