”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

中国の紅茶とこれからのお茶

2021-11-05 00:11:54 | お茶

第25回かけがわ女性農業者の集いに参加しました。

テーマは「中国茶とこれからのお茶」。

講師は、ティータイムクリエイターの後藤暢先生。

  

  

会場は掛川市役所の会議室なのにもかかわらず、

これだけの茶器をご用意してくださいました。

  

  

今日は、中国の紅茶を飲ませていただきました。

 

こちらのパッケージは、すべて中国の紅茶です。

  

  

まず、インド ダージリン(中国種)から

  

 

こちらがダージリンと言われて驚かれるかもしれません。

この淡い色、そして淡い花の香り。

これは紅茶というよりも、まるで凍頂烏龍茶のようでした。

いわゆる飲み慣れたダージリンとは全く違っていました。

  

  

こちらは、今、中国で流行っている紅茶 金駿眉(きんしゅんび)

ダージリンよりも味も香りも力強いイメージ。

私は、このお茶が好き!!

  

  

茶葉を比べてみます。

左から金駿眉、ダージリン(中国種)、アッサム種×中国種

  

  

こちらは、掛川市役所農政課の方が淹れてくださった掛川深蒸し茶

飲み慣れた味、ホッとする味です。

  

  

こちらは、掛川のお茶農家さんが淹れてくださった水だしのお茶

左が静7132(桜の葉の香りがします)  右はさえみどり

  

 

中国は人口が多いので、お茶も売れる方向に柔軟に変えていきます。

変化を恐れないのが中国茶産業の特徴です。

同じ銘柄のお茶でも、味や香りががらりと変わることもあります。

  

日本のように、品質を維持し、伝統の製法を守ることも大切ですが、

これからのお茶は「その土地で、その人にしか作れないお茶」という形に

変えていくことも大切なのかもしれません。

  

後藤先生のおっしゃった「お茶も多様性の時代」という言葉が

今日の講座の中で一番印象に残りました。

   

掛川市民でもなく、農業者でもなく、お茶農家でもない私に

このような学びの場を与えてくださった

かけがわ女性農業者の集い実行委員会の皆さまに感謝申し上げます。

  

後藤先生、おいしいお茶と貴重なお話をありがとうございました。

 


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