だしソムリエ協会認定講師の研修で、北海道へ。
日高昆布漁の見学をさせていただきました。
日高昆布漁が行われるのは7月~9月。
日高昆布は、すべて天日干しのため、そこまでの天候を考慮し、
漁に出るかどうかが決められます。
ですから、出漁するのは3か月のうち20日くらいだそうです。
では、漁の様子をご覧ください。
サイレンが鳴り、白い旗が上がったら出漁の合図。
鍵竿を使って、昆布を採っています。
採れた昆布は、岸に停めてある軽トラで浜の干場(かんば)に運ばれ、
クレーンで降ろされます。
さあ、ここからがスピード勝負です。
おじいちゃん、おばあちゃん、おかあさん、お子さんたち、
一家総出で昆布を干します。
高校生のお嬢さんがやっているのは、
昆布を引きあげた時に、岩が付いてくることがあり、
それを切り離す作業をやっています。
昆布が根を張ると、岩がもろくなってしまい、
一緒にくっついて引き上げられてしまうのです。
昆布の根っこが、岩をがっと掴んでいますね。
昆布を抱えて干場を走り、昆布を並べていきます。
まるで新体操のリボンを扱うように、昆布を干していきます。
一面に並べられた昆布。
干すことにより、おいしいだし昆布となっていきます。
昆布も色や幅がずいぶん違います。
幅が広く、真っ黒でツヤがあるものが上質だそうです。
私も昆布干しをやらせていただきましたが、不格好ですね。
最後に昆布を持って喜んでいる私をご覧ください。
昆布レポートは、続きます。
昆布って、大きいんじゃね
生ワカメは、見る機会があるけど、生コンブは見ることないもんね〜
日高昆布は、昆布の中では一番細くて薄い・・・
というイメージでしたが、天日干しする前は、
意外と幅があり、驚きました。
わかめは海水温の高いところでも育つけど、
昆布は低いところじゃないと育たないから
北海道と東北だけだものね。
良い経験をさせてもらいました。(^-^)