ローマ神話の中の一つの話しですが、特に心に
残っているものです…。
…………………………………………………………
四季の女神達は各季節の間、オリンポス山頂の神々の
住居の入り口を守る役目がありました。
春の女神であるプランタンは役目を終えて夏の女神
エテと交代すべき時に、必ず何か役立つ物を置いて
去りました。
「これからの3ヶ月、無事に役目が果たせますように。
青い16個の玉と暑さをしのげる冠を編んでおきました。」
エテは彼女の思いやりに感謝しながら、青い玉を神々の
通行証として用いて、それはまた神々を喜ばせました。
やがて秋が近づき、春の女神が自分にしてくれたように
自分も秋の女神に何かしたいと考え、ツユクサの花びらで
作った髪飾りと、16個の琥珀色の玉を作りました。
髪飾りは秋の女神ロートーヌの髪にとても似合うものでした。
夏の女神は春の女神のおかげでとても素晴らしい時を過ごし、
役目を終えて自身の夏の森に帰還しました。
秋の女神も素晴らしい時を過ごし、同様にして冬の女神へと
役目が引き継がれていきました。
女神達を見てきた門の守護神はすっかり感心してしまいましたが、
冬の女神は「私達はこの役目に誇りを持っていますし、
それぞれの役割の違いを知っているからこそ互いを尊重する
事が出来るのです。」と言いました。
…………………………………………………………
すっかり有名になった「ペイフォワード」を思わず連想して
しまいましたが、小さな親切、思いやりの心は相手に伝わり、
更にそれは連鎖していくという事でしょうか…。
また最後の冬の女神の言葉にも考えさせられました。役割の
違いを認識し、そして互いに尊重するという事、わたくしは
しばしば忘れがちです。
残っているものです…。
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四季の女神達は各季節の間、オリンポス山頂の神々の
住居の入り口を守る役目がありました。
春の女神であるプランタンは役目を終えて夏の女神
エテと交代すべき時に、必ず何か役立つ物を置いて
去りました。
「これからの3ヶ月、無事に役目が果たせますように。
青い16個の玉と暑さをしのげる冠を編んでおきました。」
エテは彼女の思いやりに感謝しながら、青い玉を神々の
通行証として用いて、それはまた神々を喜ばせました。
やがて秋が近づき、春の女神が自分にしてくれたように
自分も秋の女神に何かしたいと考え、ツユクサの花びらで
作った髪飾りと、16個の琥珀色の玉を作りました。
髪飾りは秋の女神ロートーヌの髪にとても似合うものでした。
夏の女神は春の女神のおかげでとても素晴らしい時を過ごし、
役目を終えて自身の夏の森に帰還しました。
秋の女神も素晴らしい時を過ごし、同様にして冬の女神へと
役目が引き継がれていきました。
女神達を見てきた門の守護神はすっかり感心してしまいましたが、
冬の女神は「私達はこの役目に誇りを持っていますし、
それぞれの役割の違いを知っているからこそ互いを尊重する
事が出来るのです。」と言いました。
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すっかり有名になった「ペイフォワード」を思わず連想して
しまいましたが、小さな親切、思いやりの心は相手に伝わり、
更にそれは連鎖していくという事でしょうか…。
また最後の冬の女神の言葉にも考えさせられました。役割の
違いを認識し、そして互いに尊重するという事、わたくしは
しばしば忘れがちです。