宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

ヒヤシンスの 精

2007年07月09日 | Weblog

写真の方は
80年代の作品ですが、こうしたタッチと色使いを見ると
個人的には心が落ち着きます。

星のイメージから今回この絵を連想しましたが、この絵の
裏面にはこの絵の解説があります。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
爽やかな朝の光の中で、ヒヤシンスの精アストリーナが
人間の姿になった所です。
アストリーナは金星のヴィーナスによく仕えたので、その
ごほうびに"晴れた日が5日続き、それから1日雨が降った
後の晴れた日"だけ、人間の姿になる事が出来るのです。

1年のうちでも中々そういう日は巡って来ないので、
アストリーナはこの日を本当に心待ちにしていたのです。

アストリーナはこれから町に、恋人に会いに出かけるのです。
白いドレスは彼女の純情を表し、花の首飾りは細やかな愛の
証です。
そして髪に飾った星の冠は愛の星、金星を表しています。

アストリーナとヴィーナスの間には一つの約束があります。
それはアストリーナが人間の姿でいる間に、誰か人間の
女の子に「あなたは綺麗ね」と言ってもらうこと。
そしてそう言ってくれた子を、そのお返しに今よりずっと
魅力的にしてあげること。
その約束を果たせば、アストリーナは永遠に美しいヒヤシンスの
精でいられるのです。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


コメント (2)