宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「月の夜に 匂いたちたる こぼれ花」

2007年07月28日 | Weblog
(画像は特に本文と関係がありませんが、クリックされ
ましたら拡大します。)


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「Hotel California」

http://jp.youtube.com/watch?v=wcdViSdoRuk


「暗く寂しいハイウェイ
涼しげな風に髪が揺れる
コリタス草の甘い香りがほのかに漂い
はるか前方には かすかな灯りが見える
頭は重く 視界はかすむ
どうやら今夜は休息が必要だ
礼拝の鐘が鳴り
戸口に女が現れた
僕はひそかに問いかける
ここは天国? それとも地獄?
すると女はローソクに灯を灯し
僕を部屋へと案内した
廊下の向こうから こう囁く声が聞こえる

ようこそホテル・カリフォルニアへ
ここは素敵なところ
お客様もいい人達ばかり
ホテル・カリフォルニアは
数多くのお部屋をご用意して
あなたの御越しを何時でも御待ちしています
ティファニーの宝石のように繊細で
高級車のように優雅なその曲線美
美しいボーイ達はみな
彼女達に心を奪われている
中庭では香しい汗を流して
ダンスを踊っている人々
思い出を心に刻もうとする者
全てを忘れるために踊る者

そこで僕は支配人に告げた
"ワインを持ってきてくれないか"
すると彼は
"そのようなスピリットは1969年以降一切ございません"
それでも人々が深い眠りについた真夜中でさえ
どこからともなく 声が聞こえてくる

ようこそホテル・カリフォルニアへ
ここは素敵なところ
お客様もいい人達ばかり
どなたもホテルでの人生を楽しんでいらっしゃいます
口実の許す限り せいぜいお楽しみ下さい
鏡を張り巡らせた天井
グラスにはピンクのシャンペン
誰もが自分の意思で囚われの身となった者ばかり
やがて大広間では祝宴の準備が整った
人々は鋭いナイフを突き立てるが
誰ひとり内なる獣を殺せない

気がつくと僕は出口を求めて走り回っていた
元の場所に戻る通路を何とかして見つけなければ・・・
すると夜警が言った
"落ち着いて自分の運命を受け入れるのです
チェック・アウトは自由ですが
ここを立ち去る事は永久に出来ません"」
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わたくし自身、この歌詞や込められた意味について当時色々と
思いを巡らせていました。

現在はネットがあるので色々な情報や見解を入手する事が
出来ます。
そうした中での非常に説得力のある説明としては、
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1969年とは『ウッドストック』があった年です。
アメリカにおいてRock産業が大きく変わった年なんです。
1969年以降は「ロック魂」をもったアーティストなんて居ないと
皮肉っています。
(確かに商業主義に走ったモノ達が多くなり)
「Rock=ビッグ・マネー(お金)」が稼げる!…
そんな風潮がありましたね。
彼らははっきりと言っています。
「1969年以後は本当の意味でのロッカーなんて居やしない」
と、ネ!

「イーグルスのメンバーは成功して金や名声を充分に手に
入れたけど、そんなものは結果として大した事がなくて、
残るのは虚しさだけだと気付いたんだよ。
欲しかった金も、沢山あり過ぎると無意味なものになってしまうし、
名声とひきかえに彼らを待っていたのは、朝から晩までスタジオに
こもってレコーディングするだけの日々だったんだ。
彼らが夢見ていた成功は、所詮、彼らの自由を奪ってしまった
だけだったんだよ。」

http://g-onion.hp.infoseek.co.jp/hotel%20california.html
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というものがあります。

この歌詞に込められた真意をイーグルスのメンバーは一切語ら
なかったとの事ですが、もしこうした見解が正しいならば、それも
わかる気がします。
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