宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

鈴の音が聞こえる

2007年09月05日 | Weblog



これは古い家に飾ってあった和紙製の女の子の前の持ち主
さえわからない、非常に古びた紙人形を、引越しを機に処分して
新居に移動した家族の話だそうです。
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「私がダンボールの一つを開けると、そこには何と、捨てた
はずの紙人形が、食器の間に挟まっていたのです。
私は思わず叫びました。

『お母さん!この人形捨てたんじゃないの?』
『え?前のアパートで捨てたわよ、確かに。』
『そうよね、お母さんが捨てるとこ、見たもん。』
『変ねえ……』

父が口を挟んできました。
『お前達、勘違いをしているんだよ。』
『そんな事ない!絶対捨てたんだから……』

そう言うと、父は人形をつかみ、ゴミ箱にポンと投げ捨てました。
そのとたん、どこからか『キャーッ』という悲鳴が聞こえたのです。
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この後は人形が苦しいと訴えだす、しまいに脅し出す、
父親の右手首が痛み出す、という話が続き、最後に
この紙人形で遊んだ猫が怪死を遂げた所で終わっています。

こうした話を全て頭から信じるのは危険ですが、基本的に
どんな材質であれ、人形を粗末にする事は時にまずいように
感じます。
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