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果樹園の女神として知られるパモナは、初めての子である
クピトを可愛がり、片時もそばを離れませんでした。
クピトの方も母親から決して離れず、いたずらをしたり、
外に出るような事はありませんでした。
クピトが5歳を迎えた歳、パモナに国の安泰を願うために聖火を
灯す役目が回ってきました。
その仕事は6人の女神達がそれぞれ一年ずつ交代で務める
事になっており、そのためその一年間は母と子が別れて
暮らさねばなりません。
いくら辛くても、それは女神として避ける事の出来ない仕事です。
彼女は息子クピトを、出産の女神ルキナに預けました。
最初は泣いてばかりしたクピトでしたが、いくら泣いても母親が
戻って来ない事を知ると、今度はルキナから離れなくなってしまい
ました。
ルキナはこの子がこのまま育っては大変な事になると考え、
まず最初にクピトを森に連れていきました。
彼は喜ぶどころか、虫が跳ねたと言っては恐れおののき、
小鳥が自分の肩に留まったと言っては泣き叫ぶ有様です。
実はその小鳥は母のパモナが息子の所に花の小枝をくわえて
運ばせたものですが、クピトは知りません。
しかし何回か森に通わせられるうちに、クピトから次第に
臆病な心が消えていきました。
森で遊ぶ事の楽しさを知り、そうすると少々の怪我をする事も
恐れなくなり、これまで知らなかった事を知るようになりました。
一年後、息子の所に戻ったパモナは、子供の変わりように
驚いたそうです。
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この話しは現在一部でも問題になっている、母親の子供に対する
過保護に対する教訓的な意味も備えているように感じますが、
現在ネット上で、成人したにも関わらず母親の過干渉に
悩む人達が互いに話し合っているのを見る事が出来ます。
そうしたものに対する、説得力のある意見を見つけました。
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「子離れ出来ない親」の子供は「親離れ出来ていない」事が多い。
子供から先に親離れすれば、親は最初は泣いたり騒いだりしたとしても
そのうち子供への執着を諦める。
親が泣いたり騒いだりした時に子供が それを「可哀想だな」と思って
親離れを諦めてしまうと親はそれを 敏感に察知してますます子供に
寄りかかってくる。共依存というんだっけ。
親に子離れさせるためには子供の親離れが先&必須な気がしまつ。
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「依存しない事」というのは、どんな場面でも重要であると感じます。
果樹園の女神として知られるパモナは、初めての子である
クピトを可愛がり、片時もそばを離れませんでした。
クピトの方も母親から決して離れず、いたずらをしたり、
外に出るような事はありませんでした。
クピトが5歳を迎えた歳、パモナに国の安泰を願うために聖火を
灯す役目が回ってきました。
その仕事は6人の女神達がそれぞれ一年ずつ交代で務める
事になっており、そのためその一年間は母と子が別れて
暮らさねばなりません。
いくら辛くても、それは女神として避ける事の出来ない仕事です。
彼女は息子クピトを、出産の女神ルキナに預けました。
最初は泣いてばかりしたクピトでしたが、いくら泣いても母親が
戻って来ない事を知ると、今度はルキナから離れなくなってしまい
ました。
ルキナはこの子がこのまま育っては大変な事になると考え、
まず最初にクピトを森に連れていきました。
彼は喜ぶどころか、虫が跳ねたと言っては恐れおののき、
小鳥が自分の肩に留まったと言っては泣き叫ぶ有様です。
実はその小鳥は母のパモナが息子の所に花の小枝をくわえて
運ばせたものですが、クピトは知りません。
しかし何回か森に通わせられるうちに、クピトから次第に
臆病な心が消えていきました。
森で遊ぶ事の楽しさを知り、そうすると少々の怪我をする事も
恐れなくなり、これまで知らなかった事を知るようになりました。
一年後、息子の所に戻ったパモナは、子供の変わりように
驚いたそうです。
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この話しは現在一部でも問題になっている、母親の子供に対する
過保護に対する教訓的な意味も備えているように感じますが、
現在ネット上で、成人したにも関わらず母親の過干渉に
悩む人達が互いに話し合っているのを見る事が出来ます。
そうしたものに対する、説得力のある意見を見つけました。
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「子離れ出来ない親」の子供は「親離れ出来ていない」事が多い。
子供から先に親離れすれば、親は最初は泣いたり騒いだりしたとしても
そのうち子供への執着を諦める。
親が泣いたり騒いだりした時に子供が それを「可哀想だな」と思って
親離れを諦めてしまうと親はそれを 敏感に察知してますます子供に
寄りかかってくる。共依存というんだっけ。
親に子離れさせるためには子供の親離れが先&必須な気がしまつ。
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「依存しない事」というのは、どんな場面でも重要であると感じます。