宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

雨雲の中の親子虹

2007年09月07日 | Weblog

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先月の中国のニュースです。

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2007年8月23日、中国の環境汚染の一因となっている外資系
企業名が公表され大きな反響を呼んでいるとの報道があった。

北京市にある「公衆と環境研究センター」が発表した「環境
破壊企業ブラックリスト」の中に、外資系企業が90社に上る事が
判明。
その中には、日本企業を含む世界の一流企業も含まれている。

ある欧州の有名飲料メーカーは甘粛省の飲料メーカーと合弁で
工場を設立。
汚水処理施設は造られず、すでに10年間工場排水はたれ流しの
ままだという。
環境破壊に関与している外資系企業の多くが日本や米国、欧州の
一流企業で、自国では厳格な環境基準を守っているにも関わらず、
中国に進出したとたんに環境保護理念は忘れ去られていると指摘。

中国の環境保護レベルの低さは認めるが「郷に入れば郷に従え」
とばかりに、世界的大企業が環境汚染について何の対策も取らない
のは、中国を巨大な「ゴミ処理場」だと考えているに等しいとして、
これら外資系企業の道徳心の欠如を批判している。

http://www.recordchina.co.jp/group/g10759.html
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中国政府の環境保護意識、認識の甘さに乗じる各国の大企業
姿がこうして実名入りで明示されるのは、今回が初めてでは
ないかと思います。

リンク先の煙を無制限に排出する巨大煙突の写真などを見ると、
一部の権力者や大企業の経済利益のために犠牲にされている
大勢の人々を気の毒に感じます。

監視のある自国では環境基準を厳格に守る一方で、規制の少ない
中国では全く環境や人々の健康に配慮していない実態を見ると、
その企業の体質や実質というものが感じられてしまいます。




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