宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「誕生日に妖精を呼び出す」

2008年11月27日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

画像の方は、少女雑誌「マイバースデイ」の昔の
「妖精シリーズ」の中の妖精、火の精「サラマンドラ」
です。

「サラマンドラ」はしばしばトカゲの姿で表されますが、
同シリーズの中では燃える火のような色の髪を持った
女の子の姿で描かれました。

以下そのシリーズの中で80年代に紹介された、「自分の
誕生日に妖精を呼んで祝福してもらう方法」です。

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【お誕生日に妖精さんを呼び出しましょう】

今日はあなたのお誕生日。
年に一度の楽しい日です。
エミールもお誕生日に妖精さんを呼んで、祝福してもらい
ました。
だって、お誕生日に妖精さんの祝福をもらえると、一年間の
幸せの予感があるんですもの。
あなたも是非来てもらわなくっちゃね。

では、妖精さんに来てもらうためにはどんな準備が必要か、
教えてあげましょうね。

まず、お誕生日の朝は、日頃お寝坊さんで通っているあなたも
ちょっぴり早起きして下さい。
そしてお部屋を綺麗に掃除します。

それから机の上でもいいし、どこかに一つ、妖精さんが居る
場所を作ってあげて下さい。
本当は花びらの座布団が一枚いいけれど、無ければ紙ナプキンや
レースのハンカチでもOKです。

用意が出来たら、「妖精さん、今日は私の誕生日。
どうか祝福を与えに、永遠(とわ)なる国から訪ね来給え。」と
呪文を唱えて下さい。
もちろん学校なんかさぼってはいけませんよ。
普通通りに出かけます。
帰ってくる時には、妖精さんのお土産に、綺麗な花を摘んできて
下さい。

さて夕方になったら、お部屋の妖精さんの座布団の近くに花を
飾ってあげて下さい。
それから、窓は閉めて風が入らないようにしてキャンドルを
一歩立てます。

5分間くらいキャンドルの灯が燃えるのを見つめます。
その時、心の中では一生懸命に妖精さんが来る事を願います。
どうですか?
この時にキャンドルの灯がかすかに揺れ始めましたか?
揺れ始めれば、妖精さんはもう近くまでやって来ています。

中々灯が揺れないなら、お母さんやお姉さんにパールの
ネックレスを借りて(本物でなくても構いません)、手の中で
音が出るようにすりあわせます。
パールのネックレスがないあなたは、ビーズの大粒の玉でも
代用出来ます。

こうしてしばらく心を落ち着かせていると、フッと妖精さんが
あなたの肩の上にチョコンと、とまるのです。

さて、5分間が過ぎてしまったら、右の肩を軽くトントンと3回
叩いて、「どうかこの一年も明るい心と、強い身体を私に
授けて下さい」と妖精さんにお願いしましょう。
そうすれば、必ず妖精さんは一年間あなたを守護してくれます。

ただし、ちょっぴりでもお友達を憎んだり、不正をしたりすれば、
妖精さんはスッと逃げてしまうのです。
この事だけは忘れないようにして下さいね。

さて、お誕生日の夜も更けてきたら、妖精さんを帰してあげ
なければなりません。

今度は部屋の窓を開けて、さっき消してしまったキャンドルに
再び灯をともします。
そして手を合わせたら、静かに目をつぶって、「妖精さん、
訪ねて来てくれてどうもありがとう。
どうか、道に迷わないように、まっすぐ帰って下さいね」と
言いながら、フッとキャンドルの灯を吹き消します。
すると、幸運の予感を残しながら、妖精さんはフェアリーランドに
帰って行きます。

妖精さんに一緒にお祝いしてもらう誕生日なんて、ステキ
でしょ?
あなたも自分の誕生日がやって来たら、是非やってみてね。
きっと妖精さんが祝ってくれますよ!

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