(画像はクリックされましたら拡大します。)
有名な「森は生きている」の物語の中で、「12の月の
精に会う指輪」というものが登場しますが、それにちなんだ
トランプ占いが、少女雑誌「マイバースデイ」の83年末号で
紹介された事がありました。
設定では、妖精達の住まう「フェアリー・ランド」で教えられた
占いという事になっていますが……以下抄掲です。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【一年間のラブチャンスを占う 12の月の精の指輪占い】
年越しは一年の12の月の精達が一堂に集まる日。
「森は生きている」の物語のように、私達も自由にこの12の月の
精達に会える指輪を持っていたら……そう思うのは私だけでは
ないと思います。
そこでフェアリーランドで教えてもらった、クリスマスから1月6日までの
年越しの時だけ、私達にも12の月の精の言葉を受け止める事が
出来るという、とっておきの「12月(つき)の精の指輪占い」を皆さんに
教える事にしましょう。
◆
用意するのはトランプ一組。
裏向きにして丁寧にシャッフルします。
①そして裏を向けたまま、(画像向かって左のように)指輪の形に
12枚をレイアウトして下さい。
そして物語の中で指輪を投げる時と同じように呪文を唱えます。
「ころがれ ころがれ 指輪よ
春の玄関口へ
夏ののきばへ
秋のたかどのへ
冬のじゅうたんの上を
新しい年の焚き火をさして」
と、口の中で静かに唱えます。
②唱え終えたら、レイアウトしたカードの頂点の一枚目をオープンします。
そして頂点のカードと同じスートのカードが出るまで、右回りにオープン
していきます。
出てきたら、それが今占っている月とします。
③もしも12枚全部めくって同じスートがなければ、残りのカードを
上から一枚ずつオープンして探していきます。
④今占っている月のカードが決まったら、この指輪のカードが頂点に
くるように(画像向かって右のように)移動します。
その中で、「愛の炎」と呼ばれる◆Aがあるかどうかを見ます。
もしも12枚のうちにあれば、その◆Aがある月が、これからの
一年のうち、あなたの恋愛にとても大きなラッキーを運んできて
くれる月となります。
⑤もしも12枚の中に含まれてなければ、12枚の中の絵札以外の
カードの横に、残りのカードからカードを並べていき、既にあった
かーどよりも数が大きいカードが出れば、カードを入れ替えます。
その中に◆Aがあれば、その月が恋愛を運んできてくれる月と
なります。
⑥それでも◆Aが出なければ、指輪のレイアウトの1月の所から
順に、手元の残りのカードを上に一枚ずつ重ねていきます。
そしてこの時は、◆Aと◆Qが出るまでオープンしていって
下さい。
◆Aは向うからアプローチがある予感、◆Qはあなたが思っている
人にアタックするのに一年の中で最高の月となります。
これは◆Aが早く出れば出るほど強運で、はじめに12枚開いた
所の頂点の近くに◆Aがあれば、その年は華やかな恋の芽生えに
幾度も出あう事になるでしょう。
ただしこの占いは一度だけ。
やり直しは効かないので、憶えておいて下さいね。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++