(画像はクリックされましたら拡大します。)
「ノーシス」の続きです。
ノーシスを日々実践するには、とにかく「肉身・心理共に
貞潔であれ」という事が特に求められ、具体的に言えば、
不特定多数の異性と性的関係を持ったり、婚前・婚外交渉も
禁止、更に男子21歳、女性18歳までの性的交渉も不可と
されています。
この18歳以上~の事については、興味深い事に、大陸の
气功家でも同じ事を言われている方がいて、年齢が早過ぎるうちに
そうした経験をしてしまうと、早い老化や身体の故障を招くという事で、
この点については、別の日に書かせて頂きたく思います。
また「性エネルギー」を昇華させる事が中心ですので、性エネルギーを
漏らすあらゆる行為は、結局「エネルギーを捨てる」という事であり、
エネルギーが放出され過ぎてしまうと、「穴の開いたバケツに水を注ぐ
状態」になってしまうので、注意が必要です。
「性エネルギーを漏らす」というのは、もう少し具体的に言えば、
男女共にピークに至らない、という事です。
性エネルギーの昇華の技法に関しては、一人で行うものと、夫婦で
行うものの二種類がありますが、夫婦で行うものでも、この体系の中では、
仙道のように「相手から气をもらう」というようなものはありません。
「性エネルギー」は下半身から放出されるか、頭頂に向かって上昇するかの
二つの方向性しかなく、下腹に貯まって動かない場合はエネルギーの
渋滞を起こし、女性のヒステリーなどはそうした事が原因になっていると
説明されました。
また女性の場合は月経で機械的に性エネルギーが失われてしまうので、
月経・妊娠期間中は休まなければならず、月経が終わって24時間が過ぎてから
再開する事が出来ます。
男性も同様に、エネルギーを放出してしまった場合、24時間経過してから
再開出来るとの事です。
この「性エネルギーを漏らさない」という所で挫折した男性の話しを
かなり以前に聞いた事がありますが……しかし「黄金の霊体」の結成までに
至らなくても、性エネルギーを身体にフィードバックさせていく事で、
疲労感が減ったり、頭の回転が良くなったり、自分の最も強い超常感覚機能が
開かれたりなどの恩恵があると言われます。
また食後最低2時間を経過してからでなければいけません。
以下、この体系における最も容易な性エネルギーの昇華方法です。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【脳の血液循環とチャンネル洗浄】
このエクササイズは、脳の血液循環を促進して頭の働きをよくし、同時に
7万2000の神経チャンネルを洗浄するものである。
このチャンネルというのは气の通り道で、このチャンネルに汚れがなく、
流れがスムーズになる事で、幽体離脱が大変し易くなる。
①(画像のように)
両足を壁に向け、その前にあおむけに寝る。
②そして両脚を高く上げて、壁と床で直角を形作る。
脚は壁で支えられているので、楽に出来るはずだ。
③そのままの状態で、心身をリラックスさせる。
ここでも想像力を使って、頭や両目、口や下やあごを完全に
ゆるめる。
肩、腕、指など、次々に体中に意識を駆け巡らせながら、リラックス
していく。
その際、自分なりに各部に意識を向ける順番を決めておき、いつも
その順番通りにやっていくと、効果が早く現れるだろう。
④この練習は能動ではなく、リラックスした体の中を、自由に流れる
エネルギーが感じられるように、受動的な气分で行うとよい、
脚を高く上げているので、足から頭に向かって流れるエネルギーが、
松果腺まで流れていくのがわかると思う。
⑤この練習は比較的楽なので、30分まで行っても良い。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
*******
「贈る言葉:海援隊」
http://jp.youtube.com/watch?v=49JUZ2MzlGA&feature=related
この映像を最初見た時、アジアという事はわかりましたが、
どこの国であるかわかりませんでした。
そして風鈴や踊りや日本語が映し出されて、昔の東京であるという
事がわかりました。
当時も社会問題は沢山あったのでしょうが、それでも今のような
世知辛い雰囲気はなく、またメタボな人もあまりいなかったようで、
21世紀の現在よりものどかで健康的な印象を受けました。