宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「王様とひばり」

2008年12月13日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

画像は、少女雑誌「マイバースデイ」系誌の91年の
付録の「魔法シール・アルナラのペンタクルス」です。

使用法の説明では、「これはユダヤに伝わる幸運の魔法陣で、
切実な願い事を一枚につき一つだけ叶えてくれる。
この魔法陣に願いをかけるには、夜の暗闇の中でロウソクに
火を灯し、願い事を唱えた後に『ヤーベ』と唱え、ロウソクの
火を吹き消す」とありました。

以下先日購入した、「ダビンチの童話」からです。

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【王様とひばり】

一人の仙人が、森の中でひばりと暮らしていました。
ある日、お城から御使いの者が来て、仙人にこう申しました。

「王様はひどい御病気。
お医者様はもう助からないだろうと言っております。」

仙人はひばりを連れて王様のお城へやって参りました。
お部屋に入るとひばりはぱっと舞い上がり、窓に留まって
王様の顔をじっと見つめました。

仙人はひばりを見て、ニッコリ笑って言いました。

「王様は間もなく御元気におなりでしょう。」

そうです、このひばりは病人を一目見ただけで、助かるか、
助からないか、わかったのです。

もし助からない時は、病人からぷいと目をそらして
しまうのです。
そればかりではありません。
このひばりには、人間の体から病気を抜き取ってしまう
素晴らしい力が備わっていました。

王様は、ひばりのお蔭で元気になりました。


愛の力も、このひばりと同じです。
愛は悪い事や汚い事を見つめません。
愛は正しい事や、美しい事を見つめるのです。

正しい、美しいものが、もし酷い仕打ちにあっている時は、
愛はますます燃える。
それは暗ければ暗いほど、明るく輝く灯火と同じなのです。

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