グル・リンポチェの伝記を読誦する事で 功徳が得られるとされ、
また特に巳年生まれの人が 伝記を読誦する事で
吉祥が得られるとされますが、
以下の 埋蔵経典中に記されている聖文を誦す事で
グル・リンポチェの伝記読誦と等しい功徳が得られるとされます。
「衆生怙主ウゲン幻化身(しゅじょうこしゅうげんげんけしん)
無論今于何方聖刹土(むろんこんうかほうしょうせつど)
請以大悲速疾之鉄鉤(しょうにだいひそくしてつこう)
摂受我等所化弟子衆(しょうじゅがとうしょけでししゅ)
救度解脱輪回江河海(きゅうどげだつりんねこうがかい)
提携引至ウゲン空行刹(ていけいいんしうげんくうぎょうせつ)
オン・アー・ウン
ベンザ・グル・ペマ・シッディ・ウン。」
「自己の七魄(五毒)を除く眞言」
★「アーカン・ジョル・チュパイ・ナジョル
ジョルナ・マンガン・デンナ・ジョル
ジョルナ・ジヴァーン・マランナ・ジョル
ジョルナ・ラージ・マール(Lの発音)マン・ソル
ジョルナ・スルティ・ギアーン・ヴィチャール
ジョルナ・ジュグティー・チュッタイ・サンサール
ジス・ハトジョルカル・ヴェカイ・ソイ
ナーナク・ウタム・ニーチナ・コイ。」
「大方広円覚陀羅尼経」
「大方広円覚陀羅尼経」の経名を聞いたり
経文の4文字でも誦したり 聴いたり 信を起こす事で
三千大千世界を七宝で満たして供養するほどの功徳と
災や病 悪魔からの守護と 福徳が得られるとされます。
以下 「大方広円覚陀羅尼経」の「普眼菩薩章」です。
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「於是(のぜ)
普眼菩薩(ふげんぼさつ)
在大衆中(ざいたいしゅちゅう)
即従座起(そくじゅうざき)
頂礼仏足(ちょうらいぶっそく)
右繞三匝(うにょうさんそう)
長跪叉手而白仏言(ちょうきさしゅにびゃくぶつごん)
大悲世尊(だいひせそん)
願為此会(がんいしえ)
諸菩薩衆(しょぼさつしゅ)
及為末世一切衆生眼説(きゅういまっせいっさいしゅじょうげんせつ)
菩薩修行漸次(ぼさつしゅぎょうぜんじ)
云何思惟(うんかしゆい)
云何住持(うんかじゅうじ)
衆生未悟(しゅじょうみご)
作何方便普令開悟(さかほうべんふりょうかいご)
世尊(せそん)
若彼衆生無正方便及正思惟(にゃくひしゅじょうむしょうほうべんきゅうしょうしゆい)
聞仏如来説此三昧(もんぶつにょらいせつしざんまい)
心生迷悶(しんしょうめいもん)
即於円覚不能悟入(そくのえんがくふのうごにゅう)
願興慈悲(がんきょうひじ)
我我等輩(ががとうはい)
及末世衆生假説方便(きゅうまっせしゅじょうかせつほうべん)
作是語已(さぜごち)
五体投地(ごたいとうち)
如是三請(にょぜさんじょう)
終而復始(しゅうにぶし)
爾時(にじ)
世尊告普眼菩薩言(せそんごふげんぼさつごん)
善哉善哉(ぜんざいぜんざい)
善男子(ぜんなんし)
汝等乃能為諸菩薩及末世衆生(にょとうないのういしょぼさつきゅうまっせしゅじょう)
問於如来修行漸次(もんのにょらいしゅぎょうぜんじ)
思惟住持乃至假説種種方便(しゆいじゅうじないしかせつしゅじゅほうべん)
汝今諦聴(にょこんたいちょう)
当為汝説(とういにょせつ)
時(じ)
普眼菩薩奉教歓喜(ふげんぼさつぶきょうかんき)
及諸大衆黙然而聴(きゅうしょたいしゅもくねんにちょう)
善男子(ぜんなんし)
比新学菩薩及末世衆生(ひしんがくぼさつきゅうまっせしゅじょう)
欲求如来浄円覚心(よくぐにょらいじょうえんがくしん)
応当正念(おうとうしょうねん)
遠離諸幻(おんりしょげん)
先依如来奢摩他行(せんえにょらいじゃくまたぎょう)
堅持禁戒(けんじきんかい)
安処徒衆(あんしょとしゅ)
宴坐静室(えんざせいしつ)
恒作是念(こうさぜねん)
我今此身四大和合(がこんししんしだいわごう)
所謂髪毛爪歯(そいはつもうそうし)
皮肉筋骨(ひにくきんこつ)
髓脳垢色(ずいのうくしき)
皆帰於地(かいきのじ)
唾涕膿血(だていのうけつ)
津液涎沫(しんえきえんまつ)
痰涙精気(たんるいせいき)
大小便利(だいしょうべんり)
皆帰於水(かいきのすい)
暖気帰火(だんききか)
動転帰風(どうてんきふう)
四大各離(しだいかくり)
今者妄身当在何処(こんしゃもうしんとうざいかしょ)
即知此身畢竟無体(そくちししんひっきょうむたい)
和合為相(わごういそう)
実同幻化(じつどうげんか)
似縁假合忘有六根(にえんかごうぼううろっこん)
六根四大中外合成(ろっこんしだいちゅうげごうじょう)
妄有縁気於中積聚(もううえんきのちゅうじゃくじゅ)
似有縁相(にうえんそう)
假名為心(かみょういしん)
善男子(ぜんなんし)
此虚妄心(にきょもうしん)
若無六塵(にゃくむろくじん)
則不能有(そくふのうう)
四大分解(しだいぶんげ)
無塵可得(むじんかとく)
於中縁塵各帰散滅(之ちゅうえんじんかくきさんめつ)
畢竟無有縁心可見(ひっきょうむうえんしんかけん)
善男子(ぜんなんし)
彼之衆生(ひししゅじょう)
幻身滅故(げんしんめつこ)
幻心亦滅(げんしんやくめつ)
幻心滅故(げんしんめつこ)
幻塵亦滅(げんじんやくめつ)
幻塵滅故(げんじんめつこ)
換滅亦滅(かんめつやくめつ)
幻滅滅故(げんめつめつこ)
非幻不滅(ひげんふめつ)
譬如摩鏡(ひにょまきょう)
垢尽明現(くじんみょうげん)
善男子(ぜんなんし)
当知身心皆為幻垢(とうちしんしんかいいげんく)
垢相永滅(くそうえいめつ)
十方清浄(じっぽうしょうじょう)
善男子(ぜんなんし)
譬如清浄摩尼宝珠(ひにょしょうじょうまにほうじゅ)
映於五色(えいのごしき)
随方各現(ずいほうかくげん)
諸愚癡者(しょぐちしゃ)
見彼摩尼実有五色(けんひまにじつうごしき)
善男子(ぜんなんし)
円覚浄性現於身心(えんがくじょうしょうげんのしんしん)
随類各応(ずいるいかくのう)
彼愚癡者(ひぐちしゃ)
説浄円覚(せつじょうえんがく)
実有如是身心自相(じつうにょぜしんしんじそう)
亦復如是(やくぶにょぜ)
由此不能遠於幻化(ゆうしふのうおんのげんか)
是故我説身心幻垢(ぜこがせつしんしんげんく)
対離幻垢(たいりげんく)
説名菩薩(せつみょうぼさつ)
垢尽対除(くじんたいじょ)
即無対垢及説名者(そくむたいくきゅうせつみょうしゃ)
善男子(ぜんなんし)
此菩薩及末世衆生(しぼさつきゅうまっせしゅじょう)
証得諸幻滅影像故(しょうとくしょげんげんめつえいぞうこ)
爾時(にじ)
便得無方清浄(べんとくむほうしょうじょう)
無辺虚空覚所顕発(むへんこくうかくしょけんほつ)
覚円明故(かくえんみょうこ)
顕心清浄(けんしんしょうじょう)
心清浄故(しんしょうじょうこ)
見塵清浄(けんじんしょうじょう)
見清浄故(けんしょうじょうこ)
眼根清浄(げんこんしょうじょう)
根清浄故(こんしょうじょうこ)
眼識清浄(げんしきしょうじょう)
識清浄故(しきしょうじょうこ)
聞塵清浄(もんじんしょうじょう)
聞清浄故(もんしょうじょうこ)
耳根清浄(にこんしょうじょう)
根清浄故(こんしょうじょうこ)
耳識清浄(にしきしょうじょう)
識清浄故(しきしょうじょうこ)
覚塵清浄(かくじんしょうじょう)
如是(にょぜ)
乃至鼻舌身意亦復如是(ないしびぜつしんいやくぶにょぜ)
善男子(ぜんなんし)
根清浄故(こんしょうじょうこ)
色塵清浄(しきじんしょうじょう)
色清浄故(しきしょうじょうこ)
声塵清浄(しょうじんしょうじょう)
香味触法亦復如是(こうみそくほうやくぶにょぜ)
善男子(ぜんなんし)
六塵清浄故(ろくじんしょうじょうこ)
地大清浄(じだいしょうじょう)
地清浄故(じしょうじょうこ)
水大清浄(すいだいしょうじょう)
火大風大亦復如是(かだいふうだいやくぶにょぜ)
善男子(ぜんなんし)
四大清浄故(しだいしょうじょうこ)
十二処(じゅうにしょ)
十八界(じゅうはちかい)
二十五有清浄(にじゅうごうしょうじょう)
彼清浄故(ひしょうじょうこ)
十力(じうりき)
四無所畏(しむそい)
四無礙智(しむげち)
仏十八不共法(ぶつじうはちふくほう)
三十七助道品清浄(さんじゅうしちじょどうぼんしょうじょう)
如是乃至八万四千陀羅尼門一切清浄(にょぜないしはちまんしせんだらにもんいっさいしょうじょう)
善男子(ぜんなんし)
一切実相性清浄故(いっさいじっそうしょうしょうじょうこ)
一身清浄(いっしんしょうじょう)
一身清浄故(いっしんしょうじょうこ)
多身清浄(たしんしょうじょう)
多身清浄故(たしんしょうじょうこ)
如是乃至十あん衆生円覚清浄(にょぜないしじうあんしゅじょうえんがくしょうじょう)
善男子(ぜんなんし)
一世界清浄故(いちせかいしょうじょうこ)
多世界清浄(たせかいしょうじょう)
多世界清浄故(たせかいしょうじょうこ)
如是乃至尽於虚空(にょぜないしじんのこくう)
円裏三世一切平等清浄不動(えんりさんぜいっさいびょうどうしょうじょうふどう)
善男子(ぜんなんし)
虚空如是平等不動(こくうにょぜびょうどうふどう)
当知覚性平等不動(とうちかくしょうびょうどうふどう)
四大不動故(しだいふどうこ)
当知覚性平等不動(とうちかくしょうびょうどうふどう)
如是乃至八万四千陀羅尼門平等不動(にょぜないしはちまんしせんだらにもんびょうどうふどう)
当知覚性平等不動(とうちかくしょうびょうどうふどう)
善男子(ぜんなんし)
覚性遍満(かくしょうへんまん)
清浄不動円無際故(しょうじょうふどうえんむさいこ)
当知六根(とうちろっこん)
遍満法界(へんまんほうかい)
根遍満故(こんへんまんこ)
当知六塵遍満法界(とうちろくじんへんまんほうかい)
塵遍満故(じんへんまんこ)
当知四大遍満法界(とうちしだいへんまんほうかい)
如是乃至陀羅尼門遍満法界(にょぜないしだらにもんへんまんほうかい)
善男子(ぜんなんし)
由彼妙覚性遍満故(ゆうひみょうかくしょうへんまんこ)
根性塵性無壊無雜(こんしょうじんしょうむかいむぞう)
根塵無壊故(こんじんむかいこ)
如是乃至陀羅尼門無壊無雑(にょぜないしだらにもんむかいむぞう)
如百千灯光照一室(にょひゃくせんとうこうしょういっしつ)
其光遍満無壊無雑(ごこうへんまんむかいむぞう)
善男子(ぜんなんし)
覚成就故(かくじょうじゅこ)
当知菩薩不与法縛(とうちぼさつふよほうばく)
不求法脱(ふぐほうだつ)
不厭生死(ふえんしょうじ)
不愛涅槃(ふあいねはん)
不敬持戒(ふけいじかい)
不憎毀戒(ふぞうきかい)
不重久習(ふちょうくしゅう)
不軽初学(ふけいしょがく)
何以故(かにこ)
一切覚故(いっさいかくこ)
譬如眼光暁了前境(ひにょげんこうぎょうりょうぜんきょう)
其光円満(ごこうえんまん)
得無憎愛(とくむぞうあい)
何以故(かにこ)
光体無二(こうたいむに)
無憎愛故(むぞうあいこ)
善男子(ぜんなんし)
此菩薩及末世衆生(しぼさつきゅうまっせしゅじょう)
修習此心得成就者(しゅしゅうししんとくじょうじゅしゃ)
於此無修亦無成就(のしむしゅやくむじょうじゅ)
円覚普照(えんがくふしょう)
寂滅無二(じゃくめつむに)
於中百千万億(のちゅうひゃくせんまんおく)
阿僧祇不可説(あそうぎふかせつ)
恒河沙諸仏世界(ごうがしゃしょぶつせかい)
猶如空華(ゆうにょくうげ)
乱起乱滅(らんきらんめつ)
不即不離(ふそくふり)
無縛解脱(むばくげだつ)
始知衆生本来成仏(しちしゅじょうほんらいじょうぶつ)
生死涅槃猶如昨夢(しょうじねはんゆうにょさくむ)
善男子(ぜんなんし)
如昨夢故(にょさくむこ)
当知生死及与涅槃(とうちしょうじきゅうよねはん)
無起無滅(むきむめつ)
無来無去(むらいむきょ)
其所証者(ごしょしょうしゃ)
無得無失無取無捨(むとくむしつむしゅむしゃ)
其能証者(ごのうしょうしゃ)
無作無止(むさむし)
無任無滅(むにんむめつ)
於此証中(のししょうちゅう)
無能無所(むのうむしょ)
畢竟無証(ひっきょうむしょう)
亦無証者(やくむしょうしゃ)
一切法性平等不壊(いっさいほうしょうびょうどうふかい)
善男子(ぜんなんし)
彼諸菩薩如是修行
如是漸次(にょぜぜんじ)
如是思惟(にょぜしゆい)
如是住持(にょぜじゅうじ)
如是方便(にょぜほうべん)
如是開悟(にょぜかいご)
求如是法(ぐにょぜほう)
亦不迷悶(やくふめいもん)
爾時(にじ)
世尊欲重宣此義(せそんよくじゅうせんしぎ)
而説偈言(にせつげごん)
普眼汝当知(ふげんにょとうち)
一切諸衆生(いっさいしょしゅじょう)
身心皆如幻(しんしんかいにょげん)
身相属四大(しんそうぞくしだい)
心性帰六塵(しんしょうきろくじん)
四大体各離(しだいたいかくり)
誰為和合者(すいいわごうしゃ)
如是漸修行(にょぜぜんしゅぎょう)
一切悉清浄(いっさいしつしょうじょう)
不動遍法界(ふどうへんほうかい)
無作止任滅(むさしにんめつ)
亦無能証者(やくむのうしょうしゃ)
一切模世界(いっさいもせかい)
猶如虚空花(ゆうにょこくうげ)
三世悉平等(さんぜしつびょうどう)
畢竟無来去(ひっきょうむらいきょ)
出発心菩薩(しゅつほっしんぼさつ)
及末世衆生(きゅうまっせしゅじょう)
欲求入仏道(よくぐにゅうぶつどう)
応如是修習(のうにょぜしゅしゅう)。」