「正法華経」の わずか16文字でも誦したり 書写したり 他人に教える事で
無上正眞の道が得られるとされます。
以下 「正法華経」の一部です。
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「爾時阿難羅云(にじあならうん)
倶白仏言(ぐびゃくぶつごん)
今我等見二千声聞(こんがとうけんにせんしょうもん)
学弟子戒心懐忻然(がくでしかいしんかいこんねん)
瞻戴尊顔(せんたいそんがん)
道法正典不可思議(どうほうしょうてんふかしぎ)
願及是時(がんきゅうぜじ)
仏告阿難羅云(ぶっごあなんらうん)
寧見二千声聞学弟子法戒者乎(ねいけんにせんしょうもんがくでしほうかいしゃこ)
阿難白仏言(あなんびゃくぶつごん)
唯然見之仏告阿難(ゆいねんけんしぶっごあなん)
斯黨同行等学大乗(しとうどうぎょうとうがくだいじょう)
当供養五百世界塵数如来執持正典(とうくようごひゃくせかいじんすうにょらいしつじしょうてん)
然於後世一時同集(ねんのこうせいちじどしゅう)
布於十方各各異土(ふのじっぽうかくかくいし)
逮成無上正眞道為最正覚(たいじょうむじょうしょうしんどういさいしょうがく)
号宝英如来至(ごうほうえいにょらいし)
眞等正覚明行成為(しんとうしょうがくみょうぎょうじょうい)
善逝世間解(ぜんぜいせけんげ)
無上士道法御(むじょうしどうほうぎょ)
天人師為仏衆祐(てんにんしいぶつしゅゆう)
其寿一劫(ごじゅいちごう)
覚慧平等(かくえびょうどう)
諸声聞同多少無差(しょしょうもんどうたしょうむさ)
諸菩薩衆亦復如是(しょぼさつしゅやくぶにょぜ)
滅度之後正法住立(めつどしごしょうほうじゅうりつ)
数亦無異(すうやくむい)
時仏頌曰(じぶつしょうわつ)
此諸声聞 (ししょしょうもん)
二千朋黨 (にせんほうとう)
今悉住立 (こんしつじゅうりつ)
於世尊前 (のせそんぜん)
斯等聖智 (しとうしょうち)
仏皆授決 (ぶっかいじゅけつ)
将来之世 (しょうらいしせ)
便当成仏(べんとうじょうぶつ)
而顕示現 (にけんじげん)
無量譬ゆ(むりょうひゆ)
覩見諸仏(とけんしょぶつ)
悉当供養 (しっとうくよう)
便当逮獲 (べんとうたいかく)
無上尊道 (むじょうそんどう)
住於道行 (じゅうのどうぎょう)
猶得自在 (ゆうとくじざい)
其名行異 (ごみょうぎょうい)
遊処十方 (ゆうしょじっぽう)
悉当忍辱 (しっとうにんにく)
須臾不変 (すゆふへん)
当復独処 (とうぶどくしょ)
坐叢樹下 (ざそうじゅか)
当得仏道 (とうとくぶつどう)
成就慧誼 (じょうじゅえぎ)
皆当成覚(かいとうじょうかく)
号同一等 (ごうどういっとう)
名曰宝英(みょうわつほうえい)
流聞世界 (るもんせかい)
其仏国土(ごぶつこくど)
平等殊特 (びょうどうしゅとく)
諸声聞衆(しょしょうもんしゅ)
等亦如是(とうやくにょぜ)
神足光明 (じんそくこうみょう)
皆遍世間 (かいへんせけん)
周流一切 (しゅうるいっさい)
十方国土(じっぽうこくど)
分別経法 (ふんべつきょうほう)
有所依猗 (うしょえき)
正法存立 (しょうほうそんりつ)
等無有異 (とうむうい)
於是諸学聞仏授決(のぜしょがくもんぶつじゅけつ)
歓喜踊躍不能自勝(かんきとうやくふのうじしょう)
以頌讃仏(にしょうさんぶつ)
聞仏授我決 (もんぶつじゅがけつ)
世光見飽満(せこうけんほうまん)
如甘露見灌 (にょかんろけんかん)
已獲無極安 (ちかくむごくあん)。」
このように 十方の如来と諸聖を拝す事を 限りなく繰り返す事で
菩提と無上身が得られる。
「南無(なむ)
東方阿しゅく如来(とうほうあしゅくにょらい)
広及彼方無量世界一切如来(こうきゅうひほうむりょうせかいいっさいにょらい)
諸大法蔵(しょだいほうぞう)
並諸菩薩声聞縁覚一切賢聖(へいしょぼさつしょうもんえんがくいっさいけんせい)
南無(なむ)
南方宝相如来(なんぽうほうそうにょらい)
広及彼方無量世界一切如来(こうきゅうひほうむりょうせかいいっさいにょらい)
諸大法蔵(しょだいほうぞう)
並諸菩薩声聞縁覚一切賢聖(へいしょぼさつしょうもんえんがくいっさいけんせい)
南無(なむ)
西方無量寿如来(さいほうむりょうじゅにょらい)
広及彼方無量世界一切如来(こうきゅうひほうむりょうせかいいっさいにょらい)
諸大法蔵(しょだいほうぞう)
並諸菩薩声聞縁覚一切賢聖(へいしょぼさつしょうもんえんがくいっさいけんせい)
南無(なむ)
北方妙鼓声如来(ほっぽうこみょうしょうにょらい)
広及彼方無量世界一切如来(こうきゅうひほうむりょうせかいいっさいにょらい)
諸大法蔵(しょだいほうぞう)
並諸菩薩声聞縁覚一切賢聖(へいしょぼさつしょうもんえんがくいっさいけんせい)
南無(なむ)
東南方因陀羅鶏都幢王如来(とうなんほういんだらけいとどうおうにょらい)
広及彼方無量世界一切如来(こうきゅうひほうむりょうせかいいっさいにょらい)
諸大法蔵(しょだいほうぞう)
並諸菩薩声聞縁覚一切賢聖(へいしょぼさつしょうもんえんがくいっさいけんせい)
南無(なむ)
西南方宝遊歩如来(さいなんほうほうゆうほにょらい)
広及彼方無量世界一切如来(こうきゅうひほうむりょうせかいいっさいにょらい)
諸大法蔵(しょだいほうぞう)
並諸菩薩声聞縁覚一切賢聖(へいしょぼさつしょうもんえんがくいっさいけんせい)
南無(なむ)
西北方娑羅因陀羅王如来(さいほくほうさらいんだらおうにょらい)
広及彼方無量世界一切如来(こうきゅうひほうむりょうせかいいっさいにょらい)
諸大法蔵(しょだいほうぞう)
並諸菩薩声聞縁覚一切賢聖(へいしょぼさつしょうもんえんがくいっさいけんせい)
南無(なむ)
東北方無量幢王如来(とうほくほうむりょうどうおうにょらい)
広及彼方無量世界一切如来(こうきゅうひほうむりょうせかいいっさいにょらい)
諸大法蔵(しょだいほうぞう)
並諸菩薩声聞縁覚一切賢聖(へいしょぼさつしょうもんえんがくいっさいけんせい)
南無(なむ)
上方智光如来(じょうほうちこうにょらい)
広及彼方無量世界一切如来(こうきゅうひほうむりょうせかいいっさいにょらい)
諸大法蔵(しょだいほうぞう)
並諸菩薩声聞縁覚一切賢聖(へいしょぼさつしょうもんえんがくいっさいけんせい)
南無(なむ)
下方毘盧遮那如来(げほうびるしゃなにょらい)
広及彼方無量世界一切如来(こうきゅうひほうむりょうせかいいっさいにょらい)
諸大法蔵(しょだいほうぞう)
並諸菩薩声聞縁覚一切賢聖(へいしょぼさつしょうもんえんがくいっさいけんせい)
帰命(きみょう)
娑婆世界本師釈迦牟尼如来(しゃばせかいほんししゃかむににょらい)
広及彼方無量世界一切如来(こうきゅうひほうむりょうせかいいっさいにょらい)
諸大法蔵(しょだいほうぞう)
並諸菩薩声聞縁覚一切賢聖(へいしょぼさつしょうもんえんがくいっさいけんせい)
「吉祥天の加持を受ける」
「自前ジェ字顱蓋堡(じぜんじぇじろかいほう)
四隅広大寛広里(しぐうこうだいかんこうり)
居住吉祥天母尊(きょじゅうきっしょうてんもそん)
藍黒騎驢持宝剣(らんこくきろじほうけん)
巨鯨臉面七天母(きょげいけんめんしちてんも)
三母四妹眷属衆(さんもしまいけんぞくしゅ)
如是観想其心間(にょぜかんそうごしんかん)
光芒照射密厳境(こうぼうしょうしゃみつごんきょう)
穆理藍海之境域(もくりらんかいしきょういき)
マジ眷衆請降臨(間じけんしゅじょうこうりん)。」
吉祥天が上方に出現される様子を観じ
降臨されるように 以下のように祈願する。
「ジェー
マジ天母吉祥母(まじてんもきっしょうも)
天母具信誓言尊(てんもぐしんせいごんそん)
迎請マジ天母尊(ごうじょうまじてんもそん)
母従東北隅降臨(もじゅうとうほくぐうこうりん)
マジ天母吉祥母(まじてんもきっしょうも)
不満不空盤繞住(ふまんふくうばんにょうじゅう)
猶如劫火熾然焼(ゆうにょごうかしねんしょう)
如紅風般遍満母(にょこうふうはんへんまんも)
身之庄厳勝安住(しんししょうごんしょうあんじゅう)
猛暴遍行閃電驢(もうぼうへんぎょうせんでんろ)
儀為念及即已臨(ぎいねんきゅうそくいりん)
母尊如是請降臨(もそんにょぜじょうこうりん)。」
「オン・レレロレ・ゼビパラ・アスメイ・ウンジェ・ウウ・ザン・ウン・バン・ホー・」
「ジー
金剛黒母飲血発弁者(こんごうこくもおんけつほつべんしゃ)
大権金剛雷与降氷雹(だいけんこんごうらいよこうひょうはく)
解脱三界断除三有苦(げだつさんがいだんじょさんうく)
盤結発弁周遍三千界(ばんけつほつべんしゅうへんさんぜんかい)
鋒利牙歯咬住敵魔衆(ほうりがしこうじゅうてきましゅ)
無余自在懐摂前頂礼(むよじざいかいしょうぜんちょうらい)。」
ここで 供物を捧げて誦す。
「マジ天母吉祥母(まじてんもきっしょうも)
母尊請受諸献供(もそんじょうじゅしょけんく)
鮮花塗香明遍布(せんげずこうみょうへんぷ)
香水飲食妙音楽(こうすいおんじきみょうおんがく)
色声香味触法等(しきしょうこうみそくほうとう)
薬物鮮血トルマ等(やくもつせんけつとるまとう)
外内秘密供養雲(がいないひみつくよううん)
実物意幻無量数(じつもついげんむりょうすう)
奉献吉祥天母汝(ぶけんきっしょうてんもにょ)
歓喜善妙納受已(かんきぜんみょうのうじゅい)
祈請賜予諸悉地(きじょうしよしょしっち)。」
「オン・レレロレ・ゼビパラ・アーシュメイ・ウンジェ・ザザ。」
「アガカンパ・ドゥンヤ・ボペ・ダペ・
アラゲイ・ギャナ・ダニェヴァディ・シャパラ・パシャ・パギャ
ニェンダラ・サパシャ
マハ・サルバ・パザ・アミダラタヴァレイタカーヘ。」
「ウン・ジェー
普賢仏母発弁幻(ふげんぶつもほつべんげん)
天母噴母装束者(てんもふんもしょうぞくしゃ)
輪涅一切本自母(りんねいっさいほんじも)
吉祥天母衆前賛(きっしょうてんもしゅぜんさん)。