
「寂調音所問経」の一部でも
誦したり聴いたり 他者に教えたりする事によって
無量の福聚が得られるとされます。
以下 「寂調音所問経」の一部です。
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「寂調音天子(じゃくちょうのんてんし)
復謂文殊師利法王子言(ぶいもんじゅしりほうおうしごん)
文殊師利(もんじゅしり)
彼宝相如来世界(ひほうそうにょらいせかい)
諸声聞衆徳行云何(しょしょうもんしゅとくぎょううんか)
仁能与其倶共楽彼(にんのうよごぐくらくひ)
文殊師利言(もんじゅしりごん)
彼声聞衆非堅信(ひしょうもんしゅひけんしん)
非不随他信(ひふずいたしん)
非堅法(ひけんほう)
非異法界(ひいほうかい)
非八人而度八邪(ひはちにんにどはちじゃ)
非須陀おん而離一切悪道畏(ひすだおんにりいっさいあくどうい)
非斯陀含為化衆生示有去来(ひしだがんいかしゅじょうじうきょらい)
非阿那含去至過去一切法中(ひあながんきょしかこいっさいほうちゅう)
非阿羅漢応受三千世界利養実(ひあらかんのうじゅさんぜんせかいりようじつ)
非声聞而能解了諸仏所説(ひしょうもんにのうげりょうしょぶしょせつ)
不離欲染然復不為欲火所熱(ふりよくせんねんぶふいよくかしょねつ)
於取著処離諸希望(のしゅじゃくしょりしょきぼう)
不離瞋恚不為恚悩所悩(ふりじんいふいいのうしょのう)
於一切衆生不起恚礙(のいっさいしゅじょうふきいげ)
不離愚癡不為愚癡所蔽(ふりぐちふいぐちしょへい)
於一切法離諸暗冥(のいっさいほうりしょあんみょう)
不離煩悩勤為衆生断諸煩悩(ふりぼんのうごんいしゅじょうだんしょぼんのう)
未昇決定而不受生(みしょうけつじょうにふじゅしょう)
化度衆生而無我相(かどしゅじょうにむがそう)
無所受取而畢報施恩(むしょじゅしゅにひつほうせおん)
無恩無念而修諸念処(むおんむねんにしゅしょねんしょ)
無生無滅而修諸正勤(むしょうむめつにしゅしょしょうごん)
離於身心而起諸神足(りのしんしんにきしょじんそく)
為満足一切衆生神通故而修諸通(いまんぞくいっさいしゅじょうじんつうこにしゅしょつう)
為増長一切衆生根故而修諸根(いぞうちょういっさいしゅじょうこんこにしゅしょこん)
為摧滅一切煩悩故而修諸力(いさいめついっさいぼんのうこにしゅしょりき)
為覚了平等智故而修諸覚(いかくりょうびょうどうちこにしゅしょかく)
為度一切邪径故而修諸道(いといっさいじゃけいこにしゅしょどう)
為得道故而証無為(いとくどうこにしょうむい)
為入実際故而修於通(いじゅじつっさいこにしゅのつう)
為入法界故而起知見(いじゅほうかいこにきちけん)
為尽無明故而起於明(いじんむみょうこにきのみょう)
為離二返故而修解脱(いりにへんこにしゅげだつ)
能以肉眼悉見諸仏(のうににくげんしつけんしょぶつ)
及世界世界衆生(きゅうせかいせかいしゅじょう)
以天眼見一切衆生生死(にてんげんけんいっさいしゅじょうしょうじ)
以慧眼領知一切衆生心行(にえげんりょうちいっさいしゅじょうしんぎょう)
以法眼見諸法平等(にほうげんけんしょほうびょうどう)
観三世一切衆生平等(かんさんぜいっさいしゅじょうびょうどう)
以仏眼照明仏法(にぶつげんしょうみょうぶっぽう)
以天耳解一切仏所説(にてんにげいっさいぶっしょせつ)
以一心知一切衆生心行(にいっしんちいっさいしゅじょうしんぎょう)
以憶念智念過去劫際(におくねんちえんかこごうさい)
以神足過無返仏刹(にじんそくかむへんぶっせつ)
諸漏已尽而於無生心得解脱(しょろういじんにのむしょうしんとくげだつ)
雖復可見而不成就色身(すいぶかけんにふじょうじゅしきしん)
雖有文字而無言説(すいうもじにむごんせつ)
心不思議言辞無礙(しんふしぎごんじむげ)
顔色端厳善可楽見(がんしきたんごんぜんからくけん)
具諸相好功徳荘厳(ぐしょそうこうくどくそうごん)
威徳難視名聞高遠(いとくなんしみょうもんこうおん)
体具称誉(たいぐしょうよ)
世法不染(せほうふせん)
不為衆悩所悩(ふいしゅのうしょのう)
不為悪言所汚(ふいあくごんしょお)
遊戯諸通多聞応辞(ゆうぎしょつうたもんのうじ)
智見誦悦滅暗冥黒(ちけんしょうえつめつあんめいこく)
熾然智慧説法無礙(しねんちえせっぽうむげ)
深入総持諸仏顧念(じんにゅうそうじしょぶつこねん)
非声聞辟支仏所見念如大海(ひしょうもんへきしぶつしょけんねんにょたいかい)
定如須弥(じょうにょすみ)
堪任如地(たんにんにょじ)
神足変現如因陀羅(じんそくへんげんにょいんだら)
心得自在ゆ如梵王(しんとくじざいゆにょぼんのう)。」