
(八種の吉祥物:宝傘・双魚・法螺・蓮華・幡・吉祥結・法輪・宝瓶)
三宝や 諸仏に八種の吉祥物を捧げる事で
8種の功徳が得られるとされ、
八種の吉祥物を捧げる1つの方法として
生米を8粒用意して それぞれの米粒が 各吉祥物に変じると観じて誦します。
「怙主大悲而加被(こしゅだいひにかじ)
由福徳徳因生輪宝(ゆうふくとくとくいんしょうりんほう)
随奉彼於刹那頃(ずいぶひのせつなけい)
願転正妙之法輪(がんてんしょうにょうしほうりん)
怙主大悲而加被(こしゅだいひにかじ)
無垢美妙吉祥結(むくみみょうきっしょうけつ)
随奉彼於刹那頃(ずいぶひのせつなけい)
願具遍一切智慧(がんぐへんいっさいちえ)
怙主大悲而加被(こしゅだいひにかじ)
珍宝精華満宝瓶(ちんほうしょうげまんほうへい)
随奉彼於刹那頃(ずいぶひのせつなけい)
願福徳円為荘厳(がんふくとくえんいそうごん)
怙主大悲而加被(こしゅだいひにかじ)
無染清浄此蓮華(むせんしょうじょうしれんげ)
随奉彼於刹那頃(ずいぶひのせつなけい)
願輪迴過無染著(がんりんねかむせんじゃく)
怙主大悲而加被(こしゅだいひにかじ)
無垢潔白大法螺(むくけっぱくだいほら)
随奉彼於刹那頃(ずいぶひのせつなけい)
願闘争敗法音揚(がんとうそうはいほうおんよう)
怙主大悲而加被(こしゅだいひにかじ)
無染清浄此金きゅう(むせんしょうじょうしこんきゅう)
随奉彼於刹那頃(ずいぶひのせつなけい)
願度脱大輪迴海(がんどだつだいりんねかい)
怙主大悲而加被(こしゅだいひにかじ)
聖救護端厳宝傘(しょうきゅうごたんずいほうさん)
随奉彼於刹那頃(ずいぶひのせつなけい)
願為一切聖救護(がんいいっさいしょうきゅうご)
怙主大悲而加被(こしゅだいひにかじ)
正法不衰聖幢幡(しょうほうふすいしょうどうばん)
随奉彼於刹那頃(ずいぶひのせつなけい)
願豎不衰正法幢(がんじゅふすいしょうほうどう)。」
そして 三宝や諸尊に八種の吉祥物を捧げると観じつつ
米粒を撒きます。