
「浄業障経」の一部でも
誦したり聞いたり 書写したり礼拝を捧げる事によって
業障が清められ 諸法無障礙慧に入るとされます。
以下 「浄業障経」の一部です。
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「諸法同鏡像(しょほうどうきょうぞう)
亦如水中月(やくにょすいちゅうがつ)
凡夫愚惑心 (ぼんぷぐこくしん)
分別癡恚愛(ふんべつちいあい)
法無作無処(ほうむさむしょ)
如虚空清浄(にょこくうしょうじょう)
亦無有覚知(やくむうかくち)
虚誑不牢固(きょおうふろうご)
於内求恚愛(のないぐいあい)
未嘗有得者(みしょううとくしゃ)
凡夫生染愛(ぼんぷしょうせんあい)
実無有染著(じつむうせんじゃく)
如於眠夢中(にょのがんむちゅう)
染著於諸色(せんじゃくのしょしき)
亦如刀割物(やくにょとうかつぶつ)
而刀無所知(にとうむしょち)
凡夫亦如是(ぼんぷやくにょぜ)
愚惑妄分別(ぐこくもうふんべつ)
於愛生染著(のあいしょうせんじゃく)
於恚増諍訟(のいぞうそうしょう)
世間猶如夢(せけんゆうにょむ)
空無不牢固(くうむふろうご)
如焔空中雲(にょえんくうちゅううん)
癡愛寂無相(ちあいじゃくむそう)
諸法如草木(しょほうにょそうもく)
心不在内外(しんふざいないがい)
愛非寿命人(あいひじゅみょうにん)
自性無所有(じしょうむしょう)
凡夫見諸法(ぼんぷけんしょほう)
計従因縁生(けいじゅういんねんしょう)
無作不可取(むさふかしゅ)
性離常寂静(しょうりじょうじゃくせい)
諸法猶如幻(しょほうゆうにょげん)
凡夫生取著(ぼんぷしょうしゅじゃく)
幻性無堅固(げんしょうむけんご)
貪瞋癡亦然(ちんじんちやくねん)
諸法常無相(しょほうじょうむそう)
寂静無根本(じゃくせいむこんぽん)
無辺不可取(むへんふかしゅ)
欲性亦如是(よくしょうやくにょぜ)
衆生如鏡像(しゅじょうにょきょうぞう)
計著於我所(けいじゃくのがしょ)
離如妄分別(りにょもうふんべつ)
無堅固可取(むけんごかしゅ)
諸法如影響(しょほうにょえいきょう)
欲恚無処所(よおくいむしょしょ)
如幻夢水月(にょげんむすいがつ)
実無染恚者(じつむせんいしゃ)
境界不眞実(きょうかいふしんじつ)
空無不可取(くうむふかしゅ)
分別法無主(ふんべつほうむしゅ)
根本常寂静(こんぽんじょうじゃくせい)
譬如幻化人(ひにょげんかにん)
無有貪恚癡(むうとんいち)
幻夢等諸法(げんむとうしょほう)
其返不可得(ごへんふかとく)
如月現於水(にょがつげんのすい)
而不在水中(にふざいすいちゅう)
凡夫染癡恚(ぼんぷせんちい)
癡愛恚無性(ちあいいむしょう)
貪瞋恚愚癡(とんじんいぐち)
諸縁常空無(しょえんじょうくうむ)
無衆生寿命(むしゅじょうじゅみょう)
虚無常寂静(こむじょうじゃくせい)
無眼亦無耳(むげんやくむに)
鼻舌亦復然(びぜつやくぶねん)
凡夫癡無智(ぼんぷちむち)
虚妄生牢固(こもうしょうろうご)
如虚空無返(にょこくうむへん)
無尽無去来(むじんむきょらい)
諸法亦如是(しょほうやくにょぜ)
如手摸虚空(にょしゅもこくう)
種種分別法(しゅじゅふんべつほう)
実無分別者(じつむふんべつしゃ)
凡愚計諸陰(ぼんぐけいしょいん)
而実無有生(にじつむうしょう)
我観一切法(がかんいっさいほう)
性相無所有(しょうそうむしょう)
無生亦無滅(むしょうやくむめつ)
未曾有聚散(みぞうじゅさん)
諸法性解脱(しょほうしょうげだつ)
寂静無処所(じゃくせいむしょしょ)
無能き取者(むのうきしゅしゃ)
解此名為智(げしみょういち)。」