「妖精が踊ったあとの草」

（画像はクリックされましたら拡大します。
某妖精シリーズの「光の精」です。）

某妖精シリーズとは別の少女向けの本でも、妖精に
ついて書かれた事がありました。
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＜妖精を見る薬の作り方＞

（用意するもの）
・バラとマリーゴールドのエッセンス
・上等のオリーブオイル
・タチアオイのつぼみ
・マリーゴールドの花
・野生のタチジャコウソウの花
・ハシバミの木の芽
・妖精が踊ったあとの草

①東の方角で摘んだバラとマリーゴールドのエッセンスを
上等のオリーブオイルに入れておく。
②それをよく混ぜて液体が澄んできたら、タチアオイの
つぼみとマリーゴールドの花、それに野生のタチジャコウ
ソウの花とハシバミの木の芽、更に「妖精が踊ったあとの
草」を加えて、日なたに置いておこう。
③三日ぐらいおいて、よくかき混ぜれば出来上がり。

この薬をまぶたに塗れば、妖精の姿を見る事が出来ると
伝えられているんだ。
もちろんこれは伝説の中のお話しだから、材料を揃えるのが
ちょっとムリ。
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「妖精が踊ったあとの草」というのが特に難しそうです。

またこうした事も書かれていました。
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アイルランドに行くと、今でも道路標識に、「妖精
出没注意」という看板が出ているそうです。

人間がピュアな気持ちを持っている時には、木の葉の
陰に、花の下に、小さな生命が生きているように
思えるのではないかな。
そしてそんな気持ちを大事に持っている限り、人間が
自然を破壊し尽くす事はないんじゃないだろうか。

「ピーターパン」の中にこんなセリフがあります。

「人間が『妖精なんか信じない』という度に、世界の
何処かで妖精が一人死ぬんだ。」
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某妖精シリーズはともかく、自然と心を通わせる
という事に向かうのは、特に現在とても大切な事に
思います。
特に自己宣伝や広報・集会活動が「エコロジー活動」と
思っているような向きには、こうした感性がまず必要
ではないかと感じます。

グリーンベルト運動

1日に1クリック＝1円の募金が可能です。
グリーンベルト運動では、1本の苗を植えるのにかかる
費用が約7円。
ということは、毎日クリックすれば1週間で苗1本が
植えられます。
クリックした人の代わりにスポンサーが募金します。


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「"黒"マスオ」

http://jp.youtube.com/watch?v=m_KuipPO9ds&mode=related&search=

普段善良なマスオさんのもう一面です。

妖精メルヘンⅡ

（画像はクリックされましたら拡大します。）

以前掲載させて頂きました某妖精本に掲載されている
話しです。
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ずいぶん前……バラの妖精ローザには、ロザリーという
お姉さんが居たのです。
ロザリーはバラの花の女王でした。
二人はとても仲の良い姉妹で、何処に行くにも二人一緒、
片時も離れず暮らしていました。

二人の役割は、妖精の国のバラの庭園を守り、美しい花を
咲かせたりする事でした。
この姉妹は国内でも大層人気があり、特にロザリーには
よその妖精王国の王子からも毎日のように妃に迎えたいと
願い入れがあったほどでした。

中でもイタリー国のアルビオ王子は、とりわけロザリーの
事を思い詰め、是非妃に迎えたい、腕ずくでもさらってしまい
たいと思っていたのです。
しかしロザリーは、強引で弱いものいじめをするアルビオ王子を
あまり好きになれず、反対にシベリア冬の女王の第一王子の
リューレイと愛し合っていました。

しかしこの二人の結婚は到底叶わない事でした。
何故なら雪と氷で覆われた国シベリアにはバラの精は住めない
約束があり、この約束を無視してシベリアに嫁いでも、その
寒さの中では到底生きていく事は出来ません。

思い詰めたロザリーがやがて花の手入れを怠るようになり、
日毎に暗く沈み痩せていくのを見て、妹のローザは姉の為に
手を尽くしましたが、ロザリーの気持ちは沈むばかりで、
とうとう全く口をきかなくなってしまいました。

そんな中でイタリーのアルビオ王子が妖精王のもとを訪れ、
ロザリーを妃に……と申し入れてきました。
王はロザリーの胸のうちを知っていましたから、その場で
アルビオ王子の申し入れを断り、直ちにイタリーに帰国する
ように命じました。

しかし思い詰めて訪ねてきたアルビオ王子は、さんざしの木陰に
隠れて夜になるのを待ち、夜の闇にまぎれてロザリーをさらって
行ってしまいました。

アルビオ王子にさらわれたロザリーは逃れられない事を知ると、
冥府宮の精霊に、「わたくしは、バラの精ロザリーです。
どうか、わたくしを少しでも哀れと思うのなら、今すぐこの
光の精霊の生命を抜き取って下さい。」と願いました。

冥府宮の精霊はロザリーをかわいそうに思い、この願いを
聞き入れました。
そして彼女は一本の枯れたバラに姿を変えていきました。

その知らせを聞いたローザは嘆き悲しみ、そのバラの花びらを
風の妖精に託してシベリアのリューレイ王子のもとに送りました。
その後リューレイ王子はイタリーに渡り、正義の剣で同じ妖精を
刺してしまえば自分の生命も消えてしまう事を覚悟で、氷の剣で
アルビオ王子の胸を一突きに刺してしまいました。
リューレイ王子は露となって消えていきました。

ローザは今でも白いバラの手入れをする時に、少し悲しそうな
顔をする事があります。
なぜならロザリーは白いバラの妖精でしたから……

西洋の古い言い伝えに、ある日聖母マリアがバラのつぼみの
上にベールをかけたら、その下にあったバラは全て純白になり、
それ以後、そのバラの株からは白い花しか咲かなくなったという
お話しがあります。
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こちらの話しも、最近の商業目的の創作話しではなく、欧州の
伝承であるようで、示唆に富んでいるように感じました。

この本にはまた、筆者のこうした御約束の言葉があります。

「妖精さん達とお友達になれたらどんなにステキで毎日が
楽しいでしょう。
だけど残念ながら、今日からはい、お友達なんてわけには
いかないの。
第一いい子にならなくっちゃいけないし、なかなか大変よ。
でもちゃんといい子になる努力をしているあなたは大丈夫。」


努力します……。

「朝 屋外で行う施餓鬼法」

浄水に　米粒などを加えてから
器を右手で持って　呪を7遍誦します。

「ナマー・サルバ・タタガッタ・バロキテ
オン・サバラ・サバラ・フン。」

そして　聖号を1遍誦します。

「南無（なむ）
多宝如来（たほうにょらい）

南無（なむ）
妙色身如来（みょうしきしんにょらい）

南無（なむ）
広博身如来（こうはくしんにょらい）

南無（なむ）
離怖畏如来（りふいにょらい）

右手の親指と中指で　水を7回弾きます。

そして　両腕を広げて　椀の水を地上に注ぎます。

恐怖心の裏に潜むもの

（画像はクリックされましたら拡大します。）

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するとヒメはオレの手をとり、ニッコリと囁いた。

「好きなものは咒うか殺すか争うかしなければ
ならないのよ。
お前のミロクがダメなのもそのせいだし、お前の
バケモノが素晴らしいのもそのためなのよ。
いつも天井に蛇を吊して、いま私を殺したように
立派な仕事をして……」

ヒメの目が笑って、閉じた。
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坂口安吾の有名な「夜長姫と耳男」はこちらで読む事が
出来ますが、ネット上で掲載されているあらすじの紹介
にはこのようにあります。

「耳男は絶世の美少女・夜長姫のために弥勒菩薩を彫る
事になる。
しかし耳男の芸術は、姫の圧倒的な存在感の前では
無力に等しい。
人の死に様を見ては喜び、全ての人の死、世界の滅びを
望む夜長姫。
夜長姫のどこまでも無邪気な残酷さに触れるうち、
耳男は限りない恐れを感じるようになる。」


また現在「あなたの残酷度を知る心理テスト」なるものがあり、
早速挑戦してみました。
そちらでは「怖がりな人ほど、その裏に残酷な一面を
秘めている場合があります」と説明されており、その点を
興味深く感じました。

わたくしの結果は……

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「残酷度30％

あなたの残酷度は、どちらかと言えば低いでしょう。
あなたは基本的に、穏やかで優しい心の持ち主なので、
めったな事がない限り、誰かを攻撃したり、傷つける
事はないはずです。

ただしあなたの場合、『これだけは許せない』という事が
はっきりしているので、一度、怒りのスイッチが入ると
鬼か般若かと見まごうくらいの非情な仕打ちをする事が
ありそう。
また、一度敵と見なした相手には、徹底的に報復する
冷徹さも持ち合わせているでしょう。

※仕返しのために掘る落とし穴は1mまでと決めておき
ましょう。」
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当たっているでしょうか……？

妖精の国の門は……

（画像はクリックされましたら拡大します。）

先日掲載させて頂きました某妖精本にこうした事が
書かれています。
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「あなたは自分自身を粗末にしていませんか？

私の所には、時々読者から"死にたい"という手紙が
届いて、とっても悲しく思ったりしています。
そこで死ねばいいんじゃない、とつっぱねるわけにも
いかないので、一度死んだフリをして生きている事の
素晴らしさを確かめる方法を御教えします。

まず布団を敷いて、その上にまっすぐ横になります。
そして手足を動かさず、寝返りもうたず、ただ黙って
目をつぶり、じっとしています。
始めの一時間ぐらいは何とか我慢出来ますが、だんだん
寝返りをうちたくなったりしてくるでしょう。
（中略）

だから、辛い事があるとスグ死にたくなってしまう弱虫
さんは、一度この仮死の方法で徹底的に死と対面して
御覧なさい。
そうすれば自分を粗末にする事が、どんなに愚かな事か
確認出来るでしょう。」
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この本のシリーズは小学生から高校生ぐらいまでの女子
学生を対象としていたので、"死にたい"という相談を
持ちかけたと言っても、生きる事に徹底的に絶望したとか、
社会的な責任による心理的重圧によるといったものではなく、
「危険な十七歳」といったそういった精神状態からの
ものであったのでは、と思われました。

現在は「頑張らなくていい」とか「今のあなたのままで
いい」という言葉が安易に使用されていますが、「自分を
粗末にするな」という言葉は昔は聞きましたが、現在はあまり
聞かなくなったように思います。

個人的には「頑張らなくていい」という信条が「スピリ
チュアル」であると言われてもあまり共感出来ず、それが
「癒し、気づき」などと言われても、ただの傷の舐め合いに
なっているような場合さえあるように感じます。
そしてそれらと「自分を粗末にしない」という事はまた
別物であるように思いますし、「自分を粗末にしない」と
いう事から何かに気づく事の方が本当の「気づき」ではないかと
思ったりしました。

「閻魔王を歓喜させ 地獄の有情を一時的に救い出す」

左右の　中指と薬指を曲げて合掌し
残りの指を立てて　指先同士の間を少し離して誦す。


「ノウマク・ラトナ・トラヤーヤー
ノウマク・アリヤ・ボリョキーチー
シフラーヤー
ボジサットバヤ・マカサットバヤ
マカキャルニキャヤ
タドヤター
オン・タリタリ・シッタリ・シッシッタリ
シッリ・ソワカ。」


そのようにして　地獄の門が一時的に開き
地獄の有情が一時的に解放され
閻魔王が歓喜を感じられるとされる。

「魔法のワイン」

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某妖精シリーズの、昭和58年発行の本です。
このシリーズの中では初期の方に分類されますが、
個人的にはこの頃の絵や内容が一番好きです。

この本の中で、欧州で伝えられている妖精の伝承が
掲載されており、一つは「ぶどうの妖精の魔法の
ワイン」という話しです。
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シェリーは、とってもオテンバなぶどうの妖精。
朝から晩までぶどう畑でイタズラをしては、他の妖精さん達に
叱られていました。
でもシェリーはとっても元気が良くて、周りにいる人の
気持ちを明るくする事が大の得意でしたから、
「しょうがない子！」
「いたずらっ子！」
とは言われましたが、人気もありました。

あるとても天気の良い日に、シェリーはいつも通り
ぶどう畑を歩き、畑の真ん中までくると寝転ぶと、いつの間にか
眠り込んでしまいました。

ゆっくり体を起こすと、隣にジッと目を覗き込んでいる
小人がいる事に気づきました。
辺りはもう真っ暗。
すると小人は言いました。
「シェリーさん、夜になったのではありません。
ここは小人族の洞穴の中なのです。」

こうして小人達がどうして彼女を洞穴の中に呼び寄せたのかを
話し始めました。

「シェリーさん、僕達にはとても大切にしているぶどう畑が
あるのです。
でも毎年春になると、黒い妖精の命令で、子鬼のような妖精が
やって来て、せっかく出かかった新芽を全部食べてしまう
のです。
どんなに夜通し見張っていてもやって来るのでどうしようも
なくて……今年はもうぶどうを育てるのは止めようかと話し
合っていたんです。
でも山奥のカワセミさんに聞いたら、シェリーさんならきっと
追い払えるだろうと教えてくれて……こうしてお願いしている
わけなんです。」

「うん！そんな事ならおやすい御用よ、私に任せておいて！」
とすぐに承知しました。

そして小人達には夜が来る前に小さなピンク色の小石を集める事、
なるべく強いお酒を用意するように言って、ニッコリ笑いました。

そうして彼女はぶどう畑に行くと、新芽を紙に包んで見えない
ようにし、その代わりにピンク色の小石をつけました。
次にぶどう棚の下の方には強い酒の入った樽を置き、夜を
待ちました。

夜になって子鬼達がやってくると、まず甘い酒の匂いに惹かれて
酔いつぶれるほど飲み干しました。
それから新芽を食べようとしましたが、泥酔しているので区別が
つかず、ピンク色の小石を新芽と思って食べ尽くしました。
それから子鬼達は引き上げようとしましたが、腹中には小石が
詰まっているので、重くて立ち上がる事が出来ません。
夜明けを迎え、朝になると目が見えなくなる子鬼達は捕らえられ、
ぶどうの芽を摘み取った罪で山奥の洞穴の中に永遠に閉じ込められ
ました。

小人達は何度もシェリーにお礼を言い、どんな悩みや疲れでも
取り去ってしまうという「魔法のワイン」の作り方を教えました。
教えられてから勧められてシェリーが一杯飲み干すと、突然気を
失ってしまいました。

気がつくと彼女は先ほど寝転んだぶどう畑の中にいて、時間にして
30分も経過していない事に気づきました。
他の妖精達には、小人の事やワインの事を説明しましたが、誰も
信じてくれませんでした。

しかしその後、魔法のワインの作り方を思い出して作って
みると、確かにそれは出来ました。
そのワインの噂はぶどうの妖精達の間に広まり、いつしか
いたずらっ子シェリーは、「シェリー女王」と呼ばれるように
なりました。
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この本の中には筆者の創作の話しとこうした伝承の話しとが
ありますが、特にこの話しを興味深く感じました。
「占い」の部分はともかく、こうした話を紹介する
児童書は、現在少ないように感じます。

「星の人々」

（写真はクリックされましたら拡大します。）

90年代初頭まではUFOブームがあったという事もあり、
児童書を含めてUFO関連本の出版や雑誌での特集が
比較的多く見られたように記憶しています。

現在手元にありませんが、80年代の女子小学生を対象にした
本で、その中に「UFOを呼び出す」方法なるものがあり、
それは確か夕刻に屋外で西の方向に向かって、数人が互いに
手をつないで輪になって回り、「ベントラー」と唱え続ける
というものだったと思います。
実際に試した子供がいましたかは不明ですが、今思いますと
随分コアな時代だったと思います。

写真の方は、家にある唯一のUFO本です。
手元にありながら殆ど読んでいなかったのですが、
UFOに関して受身であるのではなく、こちらから積極的に
呼びかけてしまおうという、珍しい本ではないかと
思います。

中を見ると、UFOに呼びかける方法として、まずイメージ法や
呼吸法やリラックス法の練習から始まり、実際に呼び出す
際には夕方から夜間の時刻を選ぶ事、そして場所や呼び
かけの言葉を決める事、気持ちを安定させる事、そして
一定期間持続する事といったやり方が順に解説されています。
また複数の人間で行う場合、やはり互いに手をつないで
輪になって呼びかけるべきであるとしていました。

この本ではUFOに呼びかける動機について、自分の心の中に
良い変化を起こす事、また彼らが非常に友好的な存在で
人間と接触する事を望んでいる事などが挙げられていますが、
こちらに関して、わたくしはわかりません。

これらの方法を試す事によって、本当に望む結果となるかも
わたくしにはわかりませんが、特にこの時期の夕刻から夜間に
かけて人気の少ない暗い場所に出かけようとする場合、
先ず事故や不審者の遭遇によって「逆お盆」とならならいように
配慮する事が必要であると感じます。

「アラーより智徳の増長の加持を受ける」

コーランの「至高者 (アル・アアラー) 」を読誦する事で
自己の記憶力が増長される。


＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋

○至高者
http://www.way-to-allah.com/jp/quran/87.htm



至高の御方　あなたの主の御名を讃えなさい。

彼は創造し　整え　調和させる御方

また彼は　法を定めて導き

牧野を現わされる御方。

それから　浅黒く枯れた　刈り株になされる。

我は　あなたに読誦させるようにした。それであなたは忘れないであろう。

アッラーの御望みが無い限りは。
本当に彼は　表われたものと　隠れたものを知っておられる。

我はあなたに（道を）平坦で　安易にするであろう。

だから訓戒しなさい。　訓戒は（聞く者に）役立つ。

訓戒は　主を畏れる者に受け入れられよう。

だが　最も不幸な者は　それを避けるであろう。

彼は　巨大な炎で焼かれよう。

その中で　死にも　生きもしない。

だが　自ら清めた者は　必ず栄え

彼の主の御名を唱念し　礼拝を守る。

いや　あなた方は　現世の生活の方を好む。

来世がもっと優（すぐ）れ　また　もっと永遠なものであるのに。

これは本当に　昔の啓典にあり

イブラーヒームや　ムーサーの啓典にもある。」

劇の効用

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心理劇の創始者モレノ(Moreno.J.L.1889-1974)は、
フロイトの時代にウイ－ンで精神医学を学び、後に
アメリカに移住し、ニューヨーク州ハドソンリバーの
北部のビーコンを拠点に心理劇を発展させていきました。

当初彼は即興劇を開催していましたが、途中でパフォー
マンス部分は捨て去り、集団療法にしぼっていきました。
やがて、3番目の配偶者のザーカ・モレノがこの心理劇を
体系化し、現在、ニュ－ヨーク州・ボートンプレイスに
モレノ研究所を開設しています。
日本では1950年代に松村康平・外林大作らによって紹介
されました。

サイコドラマ(Psychodrama)とは、アクションメソッドを
使った集団精神療法です。
サイコドラマの邦訳は「心理劇」です。
そして個人焦点型の古典的心理劇を意味します。
日本での「心理劇」とは、サイコドラマ・ソシオドラマ・
ロールプレイングの3領域を総称した呼び方になっています。

http://www.phoenixplan.com/sub10.htm
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この「心理劇」と普通の劇との違いとは、役者と観客という
関係があるのではなく、年齢や性別の違いに関係なく
誰でも役者として舞台に飛び込めるという事、舞台装置や道具が
あるわけでなく、物の役も人間がこなす事、経験と指導力の
充分な監督役のリーダーがいる以外は脚本があるわけでもなく、
状況や台詞も自由であり、参加者が全員で自発的・創造的に
進めていくという事であるそうです。

「心理劇」は「療法」と呼ばれていますが、心理的な
治療に留まらず、自分を生かし、他人を生かし、
自分によって、他人によって互いが生かされていると
いう事を、積極的に、そして自然的に理解していく方法と
しても発達してきたそうです。

手元には約20年前の、中学生を対象にした会場のレポートが
あります。
そこでの劇の内容も、ハワイの新婚旅行中の夫婦から、
離れ島に取り残された子と救出に向かう母など様々な
ものがありました。

家庭に問題のある人であれば、いわゆる「役割交換」で
夫が妻の役になったり、子供が親の役になる事で新しい
発見が出来たりするそうですが、個人的に興味深かった
のは、一部の少年院でもこの「心理劇」が採用され、
そこで彼らがこれまで親との充分な関係が得られていな
かった事や、自分の気持ちを一生懸命に相手に伝えようと
する経験が不足していた事に気づくそうです。

わたくし自身はこの劇に参加した体験はありませんが、
バーチャルなコミュニケーションの機会が増大している今、
リアルで「相手の立場に立ってものを考える」という
事を考え、体験させるのに、良い機会を提供するものの
ように思いました。