画像は、91年のマヤの付録の「タリズマン・アート」で、
「目的に応じて無意識の力、潜在意識に働きかけて、
運命を変えるパワーを発揮するように描かれている」というもので、この画像は
「金星」に照応し、「アフロディーテのエネルギーを呼び起こすようにして描かれ、
恋愛や芸術や美容などの、金星が司ることに関して効果がある」と説明されています。
90年代初頭までは、オカルト誌上でしばしばスウェデンボルグの霊界観について
判りやすくまとめて紹介される機会がありましたが、以後はまず見かけなくなりました。
わたくしの手元に、マヤ誌の90年の特集がありますので、今回はこちらを抄掲させて
頂きます。
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キリスト教のいう来世の中心にある考えが、「最後の審判」である。
この「最後の審判」では、世界の終わりに生前の行いが神の前で裁かれ、
天国へ行くか地獄へ行くのかを決められるのである。
そこでは、いかなる嘘も通用しない。
この教えは、人間社会が腐敗と堕落に包まれ、神を敬うことを忘れ、信仰を失った時に、
世界の終末がやって来て、人々は裁きを受けるというものだ。
そして、自然環境の危機が深刻化する現在、再び「最後の審判」が見え隠れしているのである。
どんな人間にも、必ず死は訪れる。
それは、生前の名誉も関係なく、全ての人間が経験せざるを得ない、平等で神聖な関門なのだ。
それだけに、「死」に対する興味は、常に大きな疑問として、我々につきまとった。
「死んだらどうなるか………」
「死後の世界はあるのか………」
その疑問に一つの解答をもたらす人物が、二百年以上前に存在した。
彼の名は、スウェデンボルグ。
18世紀の天才科学者であり、神秘思想家である。
彼は、自らの目で、死後の世界を見、体験してきたという。
彼はその経験を、「霊界著述」として、様々な書物に残した。
人が死んでまず行くのが、「精霊界」である。
そして、そこから天界へ行くか、地獄へ行くか決まる。
それぞれの国は、上から第三、第二、第一層に分けられ、霊的に高度(純化)なものほど、
上に位置するのだ。
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精霊界に入ってしばらくの間は、人間であった時と、顔つきも殆ど変わらず、全ての感覚を
そのまま備えている。
それが、時を経るに従い、しきたりや価値観、しがらみなどといった外面的な知識が
そぎ落とされる為、本来の霊的性格が現れる。
「純化」とは、偽りのない本当の霊の姿に戻る事にある。
人間社会で取り繕った生活が、例え仲の良い夫婦だったとしても、その根底にある本人も
気づかない霊的性格の部分に、「憎しみ」があれば、それもさらけ出す。
それは、自分の本性を知り、自分に合った霊の国を探すために、必要な作業である。
精霊界には、天界と霊国と地獄に通じる門があるが、その門は普段見えない。
各々の精霊の準備が整った段階で、初めて見えるものである。
精霊は、自分が天界か霊国か地獄に行くかを選択する。
この選択は霊の一生の大事であり、一旦選択したものを変えるのは、容易ではない。
そのため、検査役の霊が、手助けもしてくれる。
その過程で精霊は、死ぬまでに体験した全ての事柄、その人生前行った事だけでなく、
本人さえも忘れていた、心の隅に湧き上がった小さな感情までも、正確に再現される。
死ぬ時に、現世に対する執着を強く持っていると、精霊界にも入れずに、地上に留まって
「憑依霊」や「地縛霊」となる。
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ほとんどの人が行くことを選ぶ「霊国」は、天国と地獄の中間層にあり、こちらも三つの
階層に分かれていながら、現界に最も似た生活形態で、それぞれの町は統一された様式で
家が建てられ、似ている者達が住み、親近感の極地による男女の結婚もある。
愛情、徳を強く持つ霊は団体の中の東に住み、理性・知性に勝った者は、南に住む。
霊国の太陽は、いつも天の同じ所にあり、そして霊人たちが顔を向ける方向にいつも現れ、
霊国では、霊人の背後に回ると、前の霊人が霊界の太陽から受ける内流が阻害されて
苦痛を受けるので、霊人の背後に誰かが回るのは、霊国では最も非礼な行為である。
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天国に行けるのは、ごく限られた、稀な霊にすぎないのだ。
天国に行くには、それなりの本人の準備が必要なのである。
人間界にいる時から、よほど意識が開け、愛に満ちていなければ、天国は望めない。
また、もし運良く天国に行けたとしても、ほとんどの場合、第二天国か、第一天国である。
「天国に行きたい」という意思だけでなく、本当の意味で「行きたい」と自分で感じる、
規定ラインの「悟り」が必要なのである。
スウェデンボルグの報告した天国は、どの宗教の教える天国よりも、狭き門なのである。
第三天国は、言語に絶するほどの素晴らしい世界であり、荘厳な大宮殿を中心に、
美しい庭園が取り巻き、銀の樹木、黄金の果実、美しい花々が咲き誇っている。
そこに住む霊たちは皆、至福に輝いて、高い理性と悟りに満ちた表情をして、永遠の生を
送っている。
「だが、彼らの楽しみ方は、人間社会における、欲を満たすだけのものとは異なっている。
彼らはこれらの美しい事物によって表象される、霊の心を楽しんでいるのである。」
このように美しい世界もまた、ここに住む霊たちの美しい心の現われに他ならない。
天国の霊の中でも、特に高い悟りの境地い達した霊は、天人という事で祝福され、「天人の舞」が
許される。
それは、千年に一度あるかないかの、極めて稀な行事で、霊界の太陽の周りを、天人たちが
輪になって踊り始め、その時には霊界の太陽がいつもより数百倍に明るく輝き、この時は
全界の霊たちにもしばしの幸福が分け与えられ、全ての世界が幸福の輝きの中に浸される。
だが、一度の「天人の舞」で許される、「新天人」は、せいぜい数十人程度しかいない。
最上の国、天国の緩慢な生活にあっても、更に魂の向上を目指す「天霊たち」、またそういう霊でなければ、
天国には行けないのかもしれない。
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スウェデンボルグによれば、地獄は刑罰の場ではなく、彼らは地獄に合った「霊的性格」の
持ち主だったのだ。
天上の霊が他の霊に対する愛情(他愛)を持っているのに対し、凶霊は自分に対しての
愛情(自愛)を強く露出している。
その為、結果として地獄は闘争の場にならざるを得ないのである。
つまり凶霊は、霊的性格が、わがままな方向に「純化」した霊たちと言えるだろう。
「暗い洞窟のような通路を通って中に入ると、道はやがて斜めに折れ、下へ降りる階段に
通じていた。
見通しは悪く、せいぜい二、三十段先が見えるだけで、あたかもこの階段が無限に続くのでは
ないかという恐怖さえ感じた。
辺りは暗闇に包まれていたが、ほんの少しだけ薄明かりが、私の周囲を照らしているのに
気づいた。
だが、その光がどこから発しているのかは判らなかった。
更に階段を降りると、同じような階段が幾つも分かれていて、私はそのうちの一つの
階段を選んで降りていった。
しばらく行くと、いつの間にか私も階段も、黒い霧のようなものに包まれた。
次第に目が慣れてくると、遠くに小さな赤みを帯びた明かりが見え、黒い霧の下に地面の
ようなものが見えてきた。
そこはもう、広大な地獄の世界の一部だった。
赤みを帯びた小さな光は、ほのかに見えていたが、霊界の太陽とは比べ物にならないほど
弱い光だった。」
「凶霊たちの顔つきは、醜悪そのものである。
凶霊たちの住居はバラック建てのようで、街はスラム街のようで、見るに耐えられないほど
汚らしく、奇怪な姿をして、全体に不快な臭気が漂っている。
醜悪な風貌の凶霊たちは、犠牲者になる一人の凶霊を定めると、容赦なく全員で襲いかかった。
石をぶつけたり、目や耳に棒を突っ込んだり、際限なく痛めつけるのだ。
犠牲者のあげる苦痛の叫びは、凶霊たちの凶暴性を更に駆り立て、一層残虐な行為に
走らせていくようだ。」
この世界は、下に行くほどますます醜悪になっていき、最下層の地獄は、「その恐ろしさは、
身の毛もよだつばかりだ」と語っている。
地獄には常に、憎悪、軽蔑、報仇といった念と争いに満ちている。
ある場所は汚物の地獄であり、また淫房だけの地獄もある。
火事の焼け跡のような地獄もあれば、不気味な森林を夜行する凶霊の地獄もある。
そして、地獄の凶霊たちに共通した特徴があると言えば、彼らがいかに凶悪さに満ち、
凶悪な行動を好む者でも、すべてどこか生気に欠け、屍のような「死」の印象を拭い去れない
所にある。
これは、彼らが霊界の真の生命の根元である、「霊界の太陽」につながりを持っていない
為に他ならない。
また、地獄の凶霊たちの風貌が、一様に醜悪な姿である事について、スウェデンボルグは
「霊的性格の反映」であると語っている。
スウェデンボルグは、地獄があるのは、天界とのバランスを取るためであり、この二つの
力の均衡が、霊界全体のバランスを保っていると結論している。
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ネットなどでも見られますが、八つ当たりでとにかく他者に言いがかりをつけて、罵り言葉を吐いたり、
金銭を受け取って、罪の無い人を罵るような仕事をしたり、穏やかな言葉に侮蔑の言葉で
返す事が習慣となっている人などは、地獄の性格・性質に、自ら好んで自分を近づけているという事に
なりそうです。
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「日本人必見 - 菅首相に隠し子 韓国人ホステスと」
http://www.youtube.com/watch?v=JxtecxwfK94
「菅首相に隠し子 宇野総理を叩いたマスコミは民主党をかばうのか?」
http://www.youtube.com/watch?v=J5aRDXapIjo
「日本人必見 - 日本を売ったの!?中井国家公安委員長」
http://www.youtube.com/watch?v=scvJutyjSYo&feature=related
これも香港ニュースが先で、まだ日本では全く報道されていませんので、報道規制を
敷かれた疑いが強いです。
議員宿舎にホステスを自由に出入りさせていた事にもなりますが、その子供は現在
2歳か3歳かという事で、比較的最近の事になります。