「主よ憐れみたまえ
▲キリスト 我らを憐れみたまえ
主よ憐れみたまえ
▲キリスト 我らの祈りを聴き入れたまえ
キリスト 慈悲深く我らの祈りを聴き入れたまえ
天の御父なる天主
▲我らを憐れみたまえ
世のあがない主(ぬし)なる御子(おんこ)
▲我らを憐れみたまえ
聖霊なる天主
▲我らを憐れみたまえ
唯一の天主なる聖三位(せいさんみ)
▲我らを憐れみたまえ
天使の元后(げんこう)聖マリア
▲我らのために祈りたまえ
聖なる天主の御母(みはは)
▲我らのために祈りたまえ
聖なる童貞中の童貞
▲我らのために祈りたまえ
天主の民を常に守る者なる聖ミカエル
▲我らのために祈りたまえ
我らの兄弟に罪を負わせる者を
地獄に堕としたまいし聖ミカエル
▲我らのために祈りたまえ
天国の映しをダニエルに解きたまいし聖ガブリエル
▲我らのために祈りたまえ
洗礼者聖ヨハネの誕生と聖務を
ザカリアに預言したまいし聖ガブリエル
▲我らのために祈りたまえ
祝せられしマリアに
御言葉(みことば)の御託身(ごたくしん)を
告知したまいし聖ガブリエル
▲我らのために祈りたまえ
トビトを旅路において
その帰還まで安全に導きたまいし聖ラファエル
▲我らのために祈りたまえ
老いたトビトの視力を回復させたまいし聖ラファエル
▲我らのために祈りたまえ
天主の王座に 高く崇高に囲みたちたる
すべての聖なる天使
▲我らのために祈りたまえ
聖なるかな 聖なるかな 聖なるかなと
絶えず主に叫ぶ者
▲我らのために祈りたまえ
我らの精神の闇を払い 光を与えたもう者
▲我らのために祈りたまえ
天の事を人に伝達する者
▲我らのために祈りたまえ
我らの守護者として天主に指名されし者
▲我らのために祈りたまえ
天にまします我らの御父の御面(みおも)を
常に見る者
▲我らのために祈りたまえ
一人の罪人(つみびと)が償(つぐの)うを喜びたまう者
▲我らのために祈りたまえ
ソドムの者たちを盲目によって打たれし者
▲我らのために祈りたまえ
不義の民の中から ロトを導き出したまいし者
▲我らのために祈りたまえ
ヤコブの梯子(はしご)を昇降する者
▲我らのために祈りたまえ
シナイ山にてモイゼに十戒をもたらしたまいし者
▲我らのために祈りたまえ
キリストの降誕において
善(よ)き知らせをもたらしたまいし者
▲我らのために祈りたまえ
荒れ野において種に仕えたまいし者
▲我らのために祈りたまえ
白い衣(ころも)をまといて墓に座したまいし者
▲我らのために祈りたまえ
主が天に昇りたまいし時に 使徒たちに現れたまいし者
▲我らのために祈りたまえ
主が来たれる 審判の日に
十字架の旗印を掲げて 主に先立ちて来たれる者
▲我らのために祈りたまえ
世の終わりに 選ばれし者を共に集める者
▲我らのために祈りたまえ
義人の中より 悪人を分かつ者
▲我らのために祈りたまえ
祈る者の祈りを 天主に捧ぐ者
▲我らのために祈りたまえ
臨終の時に 我らを支えたまう者
▲我らのために祈りたまえ
アブラハムの胸にラザロを運びたまいし者
▲我らのために祈りたまえ
義人の霊魂を天国へと連れ添いたまう者
▲我らのために祈りたまえ
天主の力によりて 不可思議をなす者
▲我らのために祈りたまえ
救霊の嗣業(しぎょう)を受くべき者たちに仕えるために
遣わさるる者
▲我らのために祈りたまえ
国や地方をしろしめす者
▲我らのために祈りたまえ
しばしば敵の軍勢を退けたまいし者
▲我らのために祈りたまえ
しばしば天主のしもべらを救い出したまいし者
▲我らのために祈りたまえ
しばしば 慰めたまう者
▲我らのために祈りたまえ
公教会の司祭や総帥を 特別に大切にして世話をする者
▲我らのために祈りたまえ
御身らすべての 祝せられし霊の聖役(せいえき)にある者
▲我らのために祈りたまえ
一切の危うきより
▲ああ主よ 我らを救いたまえ
悪魔の罠(わな)より
▲ああ主よ 我らを救いたまえ
一切の異端と分裂主義より
▲ああ主よ 我らを救いたまえ
疫病、飢餓、戦争より
▲ああ主よ 我らを救いたまえ
突然にして 予期せざる死より
▲ああ主よ 我らを救いたまえ
永久の死より
▲ああ主よ 我らを救いたまえ
我ら罪人(つみびと)なれば
▲我らの祈りを聴きいれたまえと こい願いたてまつる
御身の聖なる天使たちによりて
▲我らの祈りを聴きいれたまえと こい願いたてまつる
御身が我らの命を救いたまうゆえに
▲我らの祈りを聴きいれたまえと こい願いたてまつる
御身が我らを赦(ゆる)したまうゆえに
▲我らの祈りを聴きいれたまえと こい願いたてまつる
御身の聖なる公教会をしろしめし 保ちたまうゆえに
▲我らの祈りを聴きいれたまえと こい願いたてまつる
我らの使徒座の聖職者を守りたまうゆえに
▲我らの祈りを聴きいれたまえと こい願いたてまつる
御身が平安と安全を与えたまうゆえに
▲我らの祈りを聴きいれたまえと こい願いたてまつる
御身が地の百穀(ひゃっこく)を与え 保ちたまうゆえに
▲我らの祈りを聴きいれたまえと こい願いたてまつる
御身が永遠の憩(いこい)を与えたまうゆえに
▲我らの祈りを聴きいれたまえと こい願いたてまつる
天主の子羊
世の罪を除きたもう主よ
▲我らを赦したまえ
天主の子羊
世の罪を除きたもう主よ
▲慈しみ深く我らの祈りを聴きいれたまえ
天主の子羊
世の罪を除きたもう主よ
▲我らを あわれみたまえ
主よ あわれみたまえ
▲キリスト あわれみたまえ
主よ あわれみたまえ
「天にまします 我らの父よ、
願わくは御名(みな)の尊(とうと)まれんことを、
御国(みくに)の来たらんことを、
御旨(みむね)の天に行わるる如く
地にも行われんことを。
われらの日用(にちよう)の糧(かて)を
今日(こんにち) 我らに与えたまえ。
我らが人に赦す如く、
我らの罪を赦し給え。
我らを試みに引き給わざれ、
我らを悪より救い給え。」
主と 御身のすべての天使たちは祝せられん事を
力強く 主の御戒(おんいましめ)を全うし
主の御言葉(みことば)に耳を傾ける者たちのために
汝らの すべての道において 汝を守るために
主は 天使たちに 汝(なんじ)らの事を命(めい)じたまいき
ああ 天主
奇(く)しき秩序にて
天使と人間の仕えを手配したまいて、
天において いつも御身に仕える者によりて
我らの一生が 地上において あわれみ深く守られんことを
天主と聖霊と共に 世々に生き かつ しろしめしたもう
御子(おんこ)イエズス・キリストによりて アーメン
ああ 天主
御身の語る事あたわざる御摂理(みせつり)によりて
御身の天使たちに 我らを守らしめるために
遣わしたまいし者よ
彼らの守護によりて
御身を支持する者に 我らがいつも守られ
彼らの共同体において
我らに永福(えいふく)を被(こうむ)らしめたまわんことを
天主と聖霊と共に 世々に生き かつ しろしめしたもう
御子(おんこ)イエズス・キリストによりて アーメン。」