上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

「さくらカード」  障がい者は無料にすべきです!

2015-12-14 18:13:23 | 熊本市議会
12月9日に開かれた、熊本市議会・厚生委員会で「さくらカードの障がい者負担無料化」の問題を取り上げました。



障がい者の「1割負担」に道理なし
障がい者のさくらカードは「無料」にすべきです

「ICカードになったら、使えない」 不安の声がいっぱい
・視覚障害なので、車内での残額表示が見えない。
・カードの残額が確認できない。
・車内でチャージできる1000円のお金を持たない人も多い。
・利用者負担が10~20倍以上になると、外出ができなくなる。
・負担が増えないようにバスのルート等変えたいがなかなかできない。
・病院に行くことも減らすかもしれない。
・パス券廃止で、1割負担を求めることは「社会参加の促進」の趣旨に反する。

説明のつかない「1割負担」、ほとんどの政令市で「自己負担なし」
 障がい者が電車・バスなどの公共交通機関を利用するときは、障がい者手帳を見せれば、利用料は半額です。(利用者5割、事業者5割の負担)
他都市の障がい者公共交通助成制度では、障がい者手帳の利用による5割の自己負担を自治体が助成する形で、障がい者が無料となっています。
熊本市も、利用者負担5割分を自治体が負担しているので、利用者負担は無料になるはずです。ところが1割の自己負担が発生しています。
厚生委員会では、「市が5割の本人負担分を助成しているのに、なぜ1割の自己負担が発生するのか?」の質問に局長も答弁ができませんでした。
 公共交通費助成制度のある政令市で、自己負担があるのは横浜・熊本の2市です。横浜は年間1200円の負担で、一律1割の負担を求めているところはどこにもありません。
 熊本市でも、障がい者については利用者負担を無料にし、パス券方式で乗れるようにすべきです。

コメント
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