上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

熊本市電の運賃値上げに反対しましょう!

2022-11-27 17:07:35 | 熊本市政
12月議会に提案された議案の一つに「市電の運賃値上げ」があります。
2023年6月から、170円が「180円」に値上げ
2023年6月から、現行170円を180円に引き上げる内容です。1回の乗車で10円の負担増ですが、年間での負担増総額は6500万円です。
新型コロナ禍、物価の高騰が続き、暮らしはたいへんです。
12月議会には、コロナ・物価高騰対策として、一般会計で8億3,585万円の補正予算が計上され、福祉施設等・中小企業・農業者などへのさまざまな支援が提案されています。
そういう中で、市民が日々利用する市電運賃の引上げは、暮らし応援に逆行します。

交通事業に影響を及ぼしている要因は、
⑴ 2019年10月からの消費税10%への増税による影響額が、2022年度予算ベースで年間約2,500万円です。
⑵ 動力費(電気代)が昨年比で40%増加。今年度約4,500万円の支出増の見込みです。
⑶ コロナの影響で乗車人員は3割減少、一般会計のコロナ分補てんを差し引いても、2021年度3,400万円の純損失を計上しました。

消費税増税と物価高騰を市民に押し付けるべきではありません
6,500万円の負担増は、消費税増税分・約2,500万円、電気代高騰分・約4,500万円に相当します。
要するに、物価高騰に苦しむ市民に、交通局の消費税増税分や電気代高騰分を押し付けるもので、絶対に許されません。
コロナや物価高騰で交通事業の経営が厳しいのならば、影響分は一般会計から支援を行い、値上げは回避すべきです。

「市電運賃の値上げはやめて!」の声を上げていきましょう。
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