６月議会が告示に・・・・補正予算や議案が提案されました

5月7日、熊本市議会が告示になり、議案や補正予算が提案されました。
補正予算の主な内容は、新型コロナ対策です。補正額全体約30億円のうち、半分以上の15億4119万円が新型コロナ対策です。
その大部分が、ワクチン接種費用の体制確保の経費で、12億6100万円です。
混乱でスタートしたワクチン接種ですが、かかりつけ医での接種に加え、大きな会場での集団接種も始まり、少しずつ進んできています。
提案されている予算の主なものは、以下のとおりです。

【6月議会に提案された補正予算の主なもの】
新型コロナ対策に、7事業15億4,119万円
⑴ 新型コロナワクチン接種経費　12億6,117万円
⑵ 自宅療養者等フォローアップ体制強化経費　1億600万円
　2月設置のコールセンターを8月から2022年3月まで延長
⑶ 戦略的モニタリング検査　1億3,500万円
（熊本駅・サクラマチのPCR検査キット無料配布を7～9月も実施）
⑷ 保健福祉系システム改修経費　2,800万円
（マイナポータルでの健診結果通知ができるシステムへ改修）
⑸ 児童相談所システム改修経費　600万円
（要保護児童の情報を各自治体間で共有するためのシステム改修）
⑹ 新しい生活様式に向けたビジネス支援拠点進出支援経費　300万円
（森都心プラザに入居する首都圏ベンチャー企業への進出支援：3企業）
⑺ 感染防止対策経費　202万円（消防団の避難所運営支援の感染防止）　

その他の補正予算
・環境総合センターの検査機器更新　200万円
・競輪場再建の詳細設計経費　9,000万円
・鳥獣被害対策（ミヤマカラスの調査と追い払い経費）400万円
・公園施設の長寿命化経費　600万円　（老朽化した公園施設の更新）
・「防災基本条例（仮称）」制定に向けた検討経費　200万円
　　　　　　（審議会4回、シンポジウム1回）
・子ども文化会館の2022年3月再開の指定管理料（1カ月分）480万円
　（2022～2026年の5年間の指定管理料は、債務負担で9億9,000万円）　　
・「地域再可能エネルギー導入戦略」策定経費　1,000万円
・市立高校・ビジネス専門学校の改革計画に基づく開校準備費　390万円
・「金峰山少年自然の家」再建のアドバイザリ―業務委託経費　1,100万円
・小中学校の一人1台端末の整備（不足分の追加分300台）　960万円
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　など
＊この他、コミセン・はあもにい・健軍文化ホール・森都心プラザなど、33施設の指定管理料61億2,240万円の債務負担行為が予算化されています。